すみません、なんか辛くなった。
 毒吐きます。いまさらどうにもならないこと知っていても。
 
 はるか昔の学生時代の傷が後引くな……私の父は私がなにをしようが、「そんなことやってなんになる!」「他にすべきことがあるだろ!」が口癖だった。
 要は学校の成績、それも普通の進学に使われる教科以外は認めない偏差値人間。……それが昔でいう国立一期校大学出の父。
 
 あらゆる趣味、遊び否定する。漫画否定する。アニメ否定する。音楽否定する。芸術否定する。ゲーム否定する。がんじがらめだった。

 当時はなにがなんでも私を一流校に進学させて、大学を出て大企業のホワイトカラーになることだけが、許された進路とされた。

 それが精神障害となり、学歴も職場もエンジニアスキルも未来もすべてを失った。何年もずっと闇の中さ迷っていた。
 
 
 いまバイト始めなんとか一カ月過ぎた。しかし私が子供の頃なら、就職先にそんなバイトを選択するなんて、私は認められなかったろう。
 当時の学校教師だって、「誰にでもできるような単純労働につくな!」「調理師や運転手なんて誰にでもなれるからなるな!」と生徒に押し付けていた。
 
 こんな歳になって、学歴経歴職歴資格技術……一切不問のバイトなんて、過去なら許されるはずはなかった。これが苦しくてしかたない。