VB学ぶためにいろいろ検索していたら、いささか変わった視点からの新作を思いついた。それは物理学の法則をそのまんまストーリーに反映させること! 目下分野は物理だ。
 それで「科学的(特にエネルギー交換則における熱力学的)に」魔法を使ってみたら?という無謀な案(ただし過去と学会に叩かれた、『空想科学読本』みたいになるのは避けたいが)。ドタバタパニックの確信犯的馬鹿作品になる予定。草稿5000字超えた。
 とはいえ科学をそのまま生かすのは前例がとっくにある。古典ハインライン『宇宙の孤児』は有名なはず。過去感想書いた。マイナーかも知れないがルーディー・ラッカー『ホワイトライト』なんかまんま。
 
 元ネタは某TRPGの矛盾への対処だったが。それより高校の物理テキストを手に。とりあえずwiki検索だ。
 熱力学からアインシュタインのブラウン運動。そこから惑星の大気圏に飛びさらに宇宙論に。相対性理論を解釈し、初めてビッグ・バン理論を提唱したジョルジュ・ルメートル博士カトリック司祭……すごい。
 終にはコンピュータの科学史にまで検索範囲は広まった。世界初のプログラマ、エイダ・ラブレス伯爵夫人も知った。計算機はアナログだと紀元前になるな。それにコンピュータって語源は「計算する人」を意味していたのか。
 つ~かwiki辞典って大学数学レベルに踏み行っている。高校レベルがやっとの私にはすべて理解するのは無理、まったく難解。
 
 軽視していた歴史、それもマイナーな科学史なんかも、創作には魅力的な要素となることが解った。これを引用するのは趣がある。
 大真面目な科目学びながら創作に打ち込める。理想だな。新作では科学法則を反則技=マンチキン的に活用し、とんでもない結論を導き出してやる。