貴方は「現在およそ地球で何秒につき一人の人間が生まれているか?」、なんて質問に答えられるだろうか?
これは「答えを知らないから無理!」との意見が過半だろう。あるいは「過去統計で見たけれどいまは解らない、忘れた」という方もいるかな。答えさえ知れば誰だって解るし単なる知識問題なんてくだらない。それは私も同感だが。
しかしこれを最低限の常識情報から計算で解く方法があるのだ! まあ答えはあまり正確ではないが、±1ケタまでは狂わないはず。
計算法は。現在世界人口は五十億人超えるが百億人まではいない常識。これを単純にすべての人が結婚し出生率が1カップル(つまり二人)当たり生涯子供二人と考えると、人口と出生率で概算できる。あとは寿命。人生五十年かな。
つまり100億(人口)を人生50(年)、365(日)、24(時)、60(分)、60(秒)で割った逆数がおおまかな答えとなるのだ。
ようするに人口の推移が無いなら人口割る寿命が一年当たりで死亡した人数となり、それがそのまま一年当たりの出生人口となる理屈だ。(雑多な問題からのさまざまな異論は認めるが、それは概算には誤差の範囲だ)
あとは一人当たりの出生率を知りたいなら日にちと時間で割る結果の逆数を出すだけだ。これは簡単だ。小学生にも解ける。
力技だな。かなり大雑把だが、単に憶測や曖昧な記憶でものを言うなら、±2ケタ3ケタは狂った答えを出す人がいることを考えると、概算は馬鹿に出来ない。
お気づきと思うがこの計算は、何秒につき一人の人間が亡くなっているか、と答えは同じだ。あとは人生節目などの特定の年齢に達した人や、初体験をした人……おっと失礼。
何秒につき一人の人間が結婚しているか、とかの計算にも応用できる……しかし全世界は望まれた結婚をするカップルばかりではないし、そうして生まれた子は少ないし、一妻一夫制はむしろ少数派だから……との社会的要因で狂うだろうが、当てずっぽうよりは正確だ。
無論離婚とかに踏み込むと、この概算はかなり怪しくなる。ましてや浮気や不倫など……あ、すみません。
余談だが、この問題は高校教師が出していた。はっと私はこの計算に閃きノートに筆算を始めたのだが、それを見たクラスメートたちが私を馬鹿と侮蔑したので怒り、答えに達しなかった。しかし教師はほぼ同じ計算法を出してくれた。
さらにその高校教師は、「音は空気振動として遅れて伝わる。私の言葉は発したときよりどれだけ遅れて届くだろう」とか「光も速度がある。私の光景はどのくらいの時間で生徒に届くだろう」とか話していた。
ガチガチ理系人間だった私は計算すればいいだろ、と思ったが。生徒のだれもしなかったのがボンクラ高の証拠だな。これで理系クラスなのだから……
これは「答えを知らないから無理!」との意見が過半だろう。あるいは「過去統計で見たけれどいまは解らない、忘れた」という方もいるかな。答えさえ知れば誰だって解るし単なる知識問題なんてくだらない。それは私も同感だが。
しかしこれを最低限の常識情報から計算で解く方法があるのだ! まあ答えはあまり正確ではないが、±1ケタまでは狂わないはず。
計算法は。現在世界人口は五十億人超えるが百億人まではいない常識。これを単純にすべての人が結婚し出生率が1カップル(つまり二人)当たり生涯子供二人と考えると、人口と出生率で概算できる。あとは寿命。人生五十年かな。
つまり100億(人口)を人生50(年)、365(日)、24(時)、60(分)、60(秒)で割った逆数がおおまかな答えとなるのだ。
ようするに人口の推移が無いなら人口割る寿命が一年当たりで死亡した人数となり、それがそのまま一年当たりの出生人口となる理屈だ。(雑多な問題からのさまざまな異論は認めるが、それは概算には誤差の範囲だ)
あとは一人当たりの出生率を知りたいなら日にちと時間で割る結果の逆数を出すだけだ。これは簡単だ。小学生にも解ける。
力技だな。かなり大雑把だが、単に憶測や曖昧な記憶でものを言うなら、±2ケタ3ケタは狂った答えを出す人がいることを考えると、概算は馬鹿に出来ない。
お気づきと思うがこの計算は、何秒につき一人の人間が亡くなっているか、と答えは同じだ。あとは人生節目などの特定の年齢に達した人や、初体験をした人……おっと失礼。
何秒につき一人の人間が結婚しているか、とかの計算にも応用できる……しかし全世界は望まれた結婚をするカップルばかりではないし、そうして生まれた子は少ないし、一妻一夫制はむしろ少数派だから……との社会的要因で狂うだろうが、当てずっぽうよりは正確だ。
無論離婚とかに踏み込むと、この概算はかなり怪しくなる。ましてや浮気や不倫など……あ、すみません。
余談だが、この問題は高校教師が出していた。はっと私はこの計算に閃きノートに筆算を始めたのだが、それを見たクラスメートたちが私を馬鹿と侮蔑したので怒り、答えに達しなかった。しかし教師はほぼ同じ計算法を出してくれた。
さらにその高校教師は、「音は空気振動として遅れて伝わる。私の言葉は発したときよりどれだけ遅れて届くだろう」とか「光も速度がある。私の光景はどのくらいの時間で生徒に届くだろう」とか話していた。
ガチガチ理系人間だった私は計算すればいいだろ、と思ったが。生徒のだれもしなかったのがボンクラ高の証拠だな。これで理系クラスなのだから……