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特にコレクションの趣味は無いつもりだ。子供のころ、なにかを集める癖は言っては悪いが変質者扱いされていた。ようするに、『ヲタク』を非難する時代だったから。これはいまの秋葉文化に浸った若者には信じられないだろう。
AKB48なんて、そんなにユニットそろえることそのものが病的、偏執狂的だ。私は芸能人に興味ないので、まるで知らないが。全員同じに見えるし。テレビで、スポーツ・バラエティ・歌番組観ないし。
しかしまあ、本だけはたくさんある。数える気にもならないが、自室内なら中退した大学のテキストと辞書類(名門大学出の歴史教師からは、辞書は引くものではない、読むものだと教わったが私は決定的に不勉強だった)を省けば、たいていはすべて読んだ本だ。漫画より活字本が多い。小説より学術・趣味の雑学系統をぎっしり数百冊に上る。
多すぎて場所取りすぎるのは重々承知なのだが、雑誌でなければあまり捨てないから、たまる一方。生涯通して捨てた雑誌以外の本は五割に届かないだろう。
これをリア友はなかなか信じない。たいていの人間はそんなに読書しないのだよな。私の部屋に初めて来たリア友はたいてい驚く。そして、集めているだけで中身読んでいないと決めつける。
これ見よがしに、いちばん易しい入門だよ、といってプログラミング入門の本を見せるが、まずみんなそれをほんとうはいちばん難しい本と信じるありさまだ。まあ人のことは言えないが。私も英語や歴史、哲学などの入門を借りて悶絶したことは何回もある。
いまになって認めるが、これを収集癖と呼ぶのだな。私もなかなかのコレクターだ。と、してみると。
兵器の雑学、戦記ノンフィクション数十冊。自然科学の本は裕に百冊超え。小説はSFとファンタジーに傾倒し数百冊、その他ファンタジーとゲーム雑学も百に手が届く。
これが理由で女に振られる経験(「部屋に本棚を置くなんて信じられない」と言われた)もあったが、結ばれなくて正解。家庭内に本を置かない女なんかと付き合えるか!
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