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 スタジオジブリ作でいちばんはぼく的には決まりです『紅の豚』。これを失敗作だ、駄作だ、戦争賛美だなどと抜かす批評家もいるらしいですが。

 劇場版ドラえもんでのび太が拳銃で戦うのすらを自称リベラル派の平和主義者たちは非難するのですか?

 戦争は絶対悪であり、決して行ってはいけないことですが、人間には闘争本能があり、どこかでそれを発散しなくてはいけないのです。それを間違えると、いわゆる弱いものいじめに繋がります。

 理想としてはスポーツや勉強、それに娯楽で心を満たす必要があります。それこそ昇華というものです。

   

 さて、紅の豚の主人公ポルコは第一次世界大戦時の撃墜王らしいですが、イタリア空軍とはマイナーな……。アドリア海のエースとは感慨深い。

 ライト兄弟による初の有人飛行が1993年時だったそうで、(故に鉄腕アトムは2003年が誕生日とされた)第一次では初フライトからまだ十数年しか経過していない時代ですよね。作中の中年豚のポルコも人間時のマルコでは二十歳そこそこの青年だった。

 そこからサーカス芸のような、超人的飛行テクニックが次々と編み出され(ようするに宙返りとか、作中のひねりこみとか)、ロマンと名誉に生きた大空の騎士たちの伝説が語り継がれています。

 フライトシューティングは一線を画したマニアックなシミュレーターとなっています。私もこれらを参考に、多々空が舞台の小説を書いてきました。

 ただ、飛行機に乗ると空って狭いのですよね。地球を取り巻く薄っぺらい皮膜に過ぎないのです。やはり好奇心は永遠の彼方へと向かいます。