天地のことわりとは理不尽なもの

祝福と同時に災厄を授ける

人はそんな気まぐれな

自然の狭間に生きていく

ことわりの前にはすべては脆く

昨日は無価値明日も見えない

いまこの刹那を願うだけ

壊れやすいのはあたりまえ

割れない素材は他にあるのに

ガラスのグラスを使いたがる

なぜか哀しき人の性かな

夜素敵な夢を見て、朝忘れたとしても

いつでも探しに旅立てるよ

意志がある限り

世界が滅ぶとしても希望の歌さえずんで