空に夢を賭け
届かぬ手を伸ばし
大地蹴って彼方
少年時代の見果てぬ夢だけが
足を明日へと運ぶ
いまでは思い出せない昨日

叶わぬ誓いに
削れ行く想い
いつか希望果てて
道失ったとき夢を見上げる
大地はいつも時の揺りかご
だけど
天を目指すは眠るときでいいさ
見果てぬ世界を胸に抱いて
光へ歩き続ける
翼無きものの空

旅人の使命と
あの人の約束
想い引き裂かれ
誇りと命を天秤にかけ
願い貫くものか
砕け散った空のかけらを
振り向きもせず走り抜けて
やがて
疲れ果ててなにもかも投げ出し
安らぎ求め世界に抱かれ
闇に身を委ね眠る
明日の飛翔のために