まだ帰省の余韻。

持たせてくれた手料理が

ひとつひとつ減っていく寂しさ。

 

あちらを発つとき。

『荷物の忘れ物がないか見てくるね』と2階へ行き、

急いで小さな手紙を書く。

こんな事を始めて何年になるかな。

母が様子を見に来ないうちに

小さい紙の面積と、時間的猶予が許す限り

感謝を走り書く。

取るに足らない一片でも

必ず気付いてほしいから

今回も鏡台に置いていくね。