帰って覗きこむポスト。

不動産チラシにまぎれて、ぷっくら封筒一つ。

ココだけに届けられた物、嬉しい。

 

多忙の姉から。

チクチク、やってくれたみたい。

添え文の言葉、とても素朴でいつもより少な目。

編んでくれた小物入れ、両手先で引き寄せる。

何を言おうとしてるのか、心に刺さって温める。

文字のどこにも見当たらないけど、

網目の本心が伝導してくる。

話してなくとも分かってる、今の私がどうなのか。

聞いてこなくても。

じんわりにじむ、そっと。