今日は職業訓練について書いていく。
私は、現在4教室を管理し自分でも授業を行う事がたまにある。
訓練に参加している人達は私が選考し参加を認めてはいるのだが正直、就職できる人は少ないと思う。
10月から基金訓練の制度も変わり参画企業には一定の就職率が求められてくる。
こうなると今までの人材は職業訓練に参加すること自体が困難になってくると思われる。
なぜなら・・・ある程度選考の段階で就職できるできないの区別をつけて参加させないといけないからである。
そもそも職業訓練に参加してる人ってどんな人?と職業訓練に興味を持つ人達から聞かれることがある。
その時に私は普段、2通りの言い方をしている。
給付金を受けている人 → 現状の社会生活に対応できていない人材 根本的な生活が成り立っておらず自己管理ができず自分本位な考え方の人が圧倒的に多い。全てを他人の責任にして生きる事が生きがい。まずは人格形成から必要と思われるが固定概念が強くほとんどの人材が変わる事ができずに終わる人が多い。
その他の人 → 比較的主婦などのある程度生活基盤、社会的常識のある方が多い。こちらの割合が多いクラスは調和が取れている。ただし出席率は悪い。特に会社としては問題は無いがせっかく無料で受けれる訓練なのにもったいない事をしていると思う。
以上の2通りの答え方をする様にしている。
なぜなら・・・まともな人が訓練に参加して必要以上にギャップを感じて欲しくないからだ
基金訓練の給付が受けられる条件として
1.前年度の年収が200万円以下
2.世帯全体の年収が300万円以下
3.雇用保険を受給していない方
4.保有する金融資産が800万円以下の方
5.現在の家の他に土地や建物を所有していない方
とその他の条件もあるが金銭に関する項目のに書き出した。
仮に30歳の人が受給を受けていたらこの時点ですでにヤバい
前年度の年収が200万円以下=ワーキングプアー=企業が求める仕事ができない人orスキル不足
世帯全体の年収が300万円以下=単身者なら上記と同様 家族持ちなら嫁も上記同様
雇用保険を貰えていない人=雇用保険受給中に就職できなかった人=常識・スキル不足、人間力が低い
保有する金融資産が800万円以下の方=計画性の無さが覗える=自己管理ができない人、浪費家
現在の家以外に土地や建物を所有していない方=これはかなりの確率で該当するので特に問題ない
たった5項目で今までの生活環境が明るみに出てしまう程の人格の壊れっぷりは半端ない
稀に偉そうに
「今まで沢山の税金を払ってきたから返してもらっていると思っています。」
と自己擁護をする人がいるが大変聞いているこっちが恥ずかしいw
他には就職ができない理由を
「仕事が無い」
と言ってしまう人までいるから本当に怖いw
そんな人達にこう言う
私 「この仕事募集してるから面接行ってみたら?」
受講生 「いや その内容の仕事はちょっと興味がないです」
私 「仕事選んでない?仕事がないじゃなくて仕事をする気がないでしょ?」
受講生 「自分の仕事は~な事をしたいのです」
私 「その仕事をする為に君は何かしてるの?」
受講生 「いえ 特になにもしていません」
私 「それで就職できるの?・・・」
と長いので省略
結局は大半の求職者達は言い訳ばかり言い何もしていない人が多い
仕事がないではなく自分がしたい仕事に自分が就職できないと何故認められないのだろうか?
私の管理しているクラスではまず希望の仕事を一生懸命追う事。
訓練終了までに希望の就職が決まらなかった場合は希望以外の仕事に就職する事をルールとしている。
今まで散々口だけの生活をしてきたのだからこれからは口だけにならぬ様、自己管理を優先させている。
そんな中、最近大変うれしい報告を受けた。
小・中学校をイジメにより不登校 高校はもちろん行っていない。親が生活保護の為、そのまま本人もエスカレーター式に生活保護で20代なかばまで自宅に引きこもりの受講生が居た。
私も選考時に「ヤバイ」と思って初めて選考落ちを考えた人材がこの度、訓練期間中にみごとに就職をしてくれた。
その人はあまりにも社会を知らな過ぎた。だがその分あまりにも純粋だった。
全てを受け止め真剣に学び、6ヶ月と言う期間で全くの別人に生まれ変わった。
その人も自分がこんなに変わる事ができたのが不思議と自分の変化に気づく事が出来ない程の急成長を成し遂げた。おそらく今後もその様な急成長をできる人材は少ないと思う。
この人はたった一つだけの事に興味を持ち自分で調べ学ぶ事で様々な事を学び吸収した。
もちろん、親身になって相談にのっていた講師もいたが変われたのは本人の力だ。
私はそれが本当に嬉しく就労支援をしてきて始めて嬉し涙が出そうになった。
訓練を修了した後でも私はその人のブログだけは毎日チェックしている。
こんな人材が増えてくれるともっと日本も良くなるだろうに・・・