ようやく新劇場版を観に行けました。
一度くらいはアニメ作品について書いてみたかったので丁度良い機会ですが、何しろアニメの作法について、およそ明るくないもんで、結構テキトーかもしれません。


【概要】
TVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」の新劇場版である。リメイクでもセルフカヴァーでもなく、リビルド(REBUILD)なのだという。
全4部作の第1作め。
中盤でTV版のようなアイキャッチが入る。
アイキャッチの前は基本的にTVシリーズと同様の内容なのだが、アイキャッチの後はTVシリーズとは異なる展開が始まる。


【映像に関する簡単な所見】
大幅に刷新された映像は、旧作をよく知る者にも新鮮な驚きを与えるに足ると感じた。
やはり、クオリティが跳ね上がっている気がするし、精緻さと美しさが兼ね備わってると思う。
昔好きだった物は大抵、記憶の中で美化されているものだが、美化された記憶に勝る現実をちゃんと提示してくれているのが何気にスゴイなと。
なお、このように記憶の中で美化が発生するのは、旧作の完成度が高かったからこそでもある。12年の経時があっても依然、記憶を喚起させるだけの完成度が旧作にはあるのだと思う。


【アニメーション】
当然のことだが、アニメは、実写とは違う表現である。アニメにしか出来ない表現がなされなければ、アニメ作品を作る意味など全くない。
アニメの特徴の一つは、「省略と強調の芸術」と言われる事である。
やや正確でないかもしれないが、「省略」とはスピード感を出すために中間の絵の枚数を減らす事であり、「強調」はその逆だ(無論、実写でもこれは可能だが、やり過ぎると不自然になる)。
エヴァは、この「省略と強調」が絶妙であり、観ていてスカッとする上に、心に残る点が魅力なのだと思う。


【総評】
どのようにしてこの新劇場版の映像が創られたのかが、公式サイトや劇場用パンフにはやたら詳しく載っているんだが、アニメーションの用語が多過ぎて半分程度しか理解できなかった。
結局、旧作のファンを納得させつつ、新規の観客にも訴求していくという無理難題をクリアするために、通常考えられないほどの手間ひまを掛けたという事らしい。
で、結果として上記無理難題はクリアされてるのかというと、自分はクリアされてるように思う。
理由は単純。
「続きが観たいから」である。