今回は、ミニシアター系のフランス映画「エコール」について。
前回のキル・ビルが長すぎたので、今回は手短に済ませます。
【コメント】
原題は「イノセンス」。
まず、訳の分からん改題が失当である(エコールはフランス語で、学校の意)。
この改題のせいで、全く不要な印象操作が生じてしまっている。
【概要】
外界から完全に遮断された森の中、どこからかやって来た少女達は、女子しかいない学校で勉強とダンスを教わる。
優しい環境の中で不自由なく少女達は育っていくが、「森の外に出てはならない」という絶対の規則が存在する。
何のためにその学校があるのか、なぜ外界との接触が許されないのか、少女達の日常が描かれる中で、それらが徐々に明らかにされてゆく。
【映像】
今回は映像についてはパス。大変美しいが、ちょっと狙い過ぎ。
【シナリオ】
お話の流れを、序破急とか起承転結と呼ぶ事は周知であろう。
序や起においては、天・地・人を明示せよ、というセオリーがある。
天は時代設定、地は場所や世界観、人は人物像を指す。
本作は、天・地・人のいずれも明かされぬまま、少女達の日常生活が美しい映像で描かれていく。
そのため、えもいわれぬ不気味さを孕みつつ、耽美な情景の映画は進行する。
かかるシナリオが本作の最大の特徴である。
【総評】
本作は、少女らのイノセンス(無垢)がテーマである。それ自体は、十二分に、痛々しい程に表現されていると言ってよい。
だが、どうしても納得し難い点がある。
イノセンスって、作るものなのか?
少女らを見えない牢獄に置いて得るものか?
鳥カゴの鳥はイノセンスなのか?
イノセンスは作るものじゃない、発見するものだ。
前回のキル・ビルが長すぎたので、今回は手短に済ませます。
【コメント】
原題は「イノセンス」。
まず、訳の分からん改題が失当である(エコールはフランス語で、学校の意)。
この改題のせいで、全く不要な印象操作が生じてしまっている。
【概要】
外界から完全に遮断された森の中、どこからかやって来た少女達は、女子しかいない学校で勉強とダンスを教わる。
優しい環境の中で不自由なく少女達は育っていくが、「森の外に出てはならない」という絶対の規則が存在する。
何のためにその学校があるのか、なぜ外界との接触が許されないのか、少女達の日常が描かれる中で、それらが徐々に明らかにされてゆく。
【映像】
今回は映像についてはパス。大変美しいが、ちょっと狙い過ぎ。
【シナリオ】
お話の流れを、序破急とか起承転結と呼ぶ事は周知であろう。
序や起においては、天・地・人を明示せよ、というセオリーがある。
天は時代設定、地は場所や世界観、人は人物像を指す。
本作は、天・地・人のいずれも明かされぬまま、少女達の日常生活が美しい映像で描かれていく。
そのため、えもいわれぬ不気味さを孕みつつ、耽美な情景の映画は進行する。
かかるシナリオが本作の最大の特徴である。
【総評】
本作は、少女らのイノセンス(無垢)がテーマである。それ自体は、十二分に、痛々しい程に表現されていると言ってよい。
だが、どうしても納得し難い点がある。
イノセンスって、作るものなのか?
少女らを見えない牢獄に置いて得るものか?
鳥カゴの鳥はイノセンスなのか?
イノセンスは作るものじゃない、発見するものだ。