ひくつ系音楽会vol.2/西荻窪サンジャック(10/02/17)


(青葉市子)

1.不和リン
2.ココロノセカイ
3.光蜥蜴
4.ポシェットのおうた
5.氷の手錠
6.日時計
7.絵のない額
8.いつも通り
9.黒のクレール
10.重たい睫毛
11.腸髪のサーカス


(山田庵巳)

1.模範的な黒 
2.つきあかりほしあかり
3.消えないきずあと
4.やぎでした
5.寒がりな羊をみかけたら。。。
6.水辺の妖精
7.弾き物語り”大きなカラスと白猫”より「夕暮れと夜の境目」
8.高速バナナに飛び乗って
9.命の傍らに
10.ぱぷりかーな


・模範的な黒
・命の傍らに
・水辺の妖精
・高速バナナにとびのって
・ぱぷりかぁな


(双葉双一)
1.お高く止まった季節
2.マスク
3.あそぼうよ
4.くらいはなし
5.瞬き分の夜
6.のっぽ
7.よるべのないうた
8.カミングアウト
9.旅に出なさい
10.追走曲
11.レベル5
12.あたしのハート


13.ミルクミー
14.お嬢さんよろこんで


まだまだ前のレポも上がっていないが、とりあえずリストを上げる。


以下、取り急ぎのメモ・雑感を記す。


・結局、本来の主催者である日比谷カタンは出演しなかった。最後の最後まで山田庵巳と双葉双一のホームページには日比谷カタンの名が記されたままだった。双葉双一にも連絡はなく、出演キャンセルを知ったのは直前(数日前?)だったらしい。


・青葉市子は、大貫妙子以上に大貫妙子的であった。シュガーベイブ時代の大貫妙子は、あそこまで陰色を用いた水彩画のようではなかった。
・青葉市子のギターは、意外とよかった。ダイナミックレンジを付けるタイプの弾き方ではなかったが、伴奏に特化した弾き方としては歌をよく引き出すよさがあった。
・MCは、NHKに出てくる「どーもくん」を思い出した。
・尊敬する大貫妙子の曲は、さすがに素晴らしい。「黒のクレール」を聴きたい気分だったので、それもよかった。「愛の行方占っては~」からの部分は、ピアノ伴奏の歌い手だともう少しアッチェルをかけるところであろうか。これはこれでよい。
・機会があれば(できれば山田庵巳との共演のときに)、また観てみたいとも感じた。


・山田庵巳は、やはり8弦ギターも歌も、ダイナミックレンジが大きく、プロフェッショナルである。音楽的な素材のバリエーションが大きく、飽きることなく引き込ませる。
・今回、長時間演奏した曲は、「家出をすることになった猫」と「カラス(半蔵)」たちとが出てくる物語であった。山田庵巳の物語は、あまりハッピーエンドがない。現在順風満帆とは言えない山田庵巳の生活のようであるが、「猫」の心情や境遇には自己を投影しているところがあるのかもしれない。
・やはり、今回も圧巻であり、本当に演奏機会が少ないのが惜しまれる。次回は3/31らしい。
・書きたいことはたくさんあるが、曲ごとに改めてゆっくり記したい。
・なお、双葉双一が共演する男性は、「足が非常に細く」「ギターが上手い」という共通点は今回も当てはまっている(大御所系は除く)。


・双葉双一は、普段聴かない曲も多く演奏していた。新しいアルバムへの準備の意味も、おそらくあるのであろう。
・本人のtwitterにもあったが、「くらいはなし」「追走曲」の出来がよいと自覚があるらしく、よい演奏は分かるものらしい。この日唯一のスティール弦のギターの響きが、澄んだ文学的非日常をよく浮彫にさせていた。