※09年06月30日現在のレポは、以下、
http://ameblo.jp/sprawlworld/entry-10290814253.html
個人的には、「インド料理屋」より「カレー屋」の方が好きである。
「インド料理」には決まったゴールがあり、「カレー屋」にはスタートラインだけが決まっている感があるからである。
10件のインド料理屋に行っても違いを論じられる自信はないが、カレー屋は20件でも論じられると思う。
似たスパイスを使えば同じような味になってしまうのではないか、そう思い入らなかったインド料理店は数多くある。
御茶ノ水や高円寺で、カレー屋とインド料理屋が隣り合っていても、まずカレー屋に入っていた。
だが、美味しいインド料理屋は本当に美味しい何も食べられ、通いたくなるところはある。
インド料理屋で有名なところは、新宿の「ボンベイ」あたりであろうか。
ちなみに、今は亡き柏の「ボンベイ」はカレー屋である。
こちらも、そのうち書きたい。
インド料理では他に、銀座のインド大使館がからんだ店で食したことがある。
「美味しいは美味しいが高級」というのが、そのときの感想であった。
そう思うと、安値でランチバイキングをやるインド料理屋もある。
決して不味いわけでなく、焼きたてのナンは美味しいのだが、味が画一化されている印象を受ける。
何度か足を運んだ後、気が進まなくなることも多かった。
ネットの情報で、近所に美味しいインド料理屋ができたことを知った。
評判があまりにもよく、自転車で簡単に行ける場所であったこともあり、「行ってみよう」ということになった。
最初に行ったのは、夜のことである。
大きくはない店であるのに、メニューが3つもあり、どれにしようか悩んだ。
結局、味の予想が付く「コルマ」を辛くし、オリジナルの「豆のスープカレー」と2品にした。
せっかくなので、ナンもシンプルなものではなく、2品ともナッツやジャガイモなどが入った調理ナンにした。
ネットで一番評判のよかったタンドリーチキンを含む、肉の盛り合わせも注文した。
結果は、想像以上であった。
インド料理屋のタンドリーチキンは、「これがインド料理か」と関心を引かれることはあるが、感心することは少ない。
西原理恵子の『恨ミシュラン』で「石のように硬い」と評されたのが、端的に本質を表している。
だが、この店のタンドリーチキンは「美味しい」という感想だった。
インド料理という本分を守りながら、日本人の味覚に美味しいと感じる調理が施されていた。
スパイシーで味がしっかりと中まで染み込んでいたにも拘らず、柔らかくて肉のジューシーさが失われていなかった。
シシカバブーも美味しい(「美味しい」という陳腐な表現の連続で申し訳ないが、本当に「美味しい」だったのである)。
だが、一番美味しかったのはチキンティッカで、骨なしの味付け肉料理であった。
これは「インド風の美味しい唐揚」といった感じで、毎日でも食べたい食感と後味があった。
評判のよかった肉料理以外も素晴らしく、美味しいだろうと予想の付いたコルマよりも、スープカレーの味に驚かされた。
この味は、他のどこの店でも味わったことがない。
獅子唐など、いろいろな野菜が入り、普通のスープカレーとはまったく違うジャンルの味に仕上がっていた。
調理ナンも美味しかったが、正直この豆のスープカレーとチキンティッカの印象が強すぎた。
その日は、大量に料理を頼んだので金額も高くなったが満足であった。
だが、ランチ時には料金の安さにも驚かされることとなる。
Aセット650円、Bセット750円。
CやDは肉料理が付くが、AやBで十分な充実度である。
Aのマトンカレーは肉が大変柔らかく、他の店のマトン系をためらってしまう人もお勧めである。
Bのキーマはマトン肉でこれも美味しい。同じBはチキンをよく食べるが、両方食べるとこの店はマトン系の方が上である。
メニューが変わったのか、2種類のメニューを平日と休日で分けているのかは知らないが、ドリンクやC・Dの内容が異なった。
直近で行ったときのドリンクは、チャイやラッシーが選べて、この値段でこの内容かと驚かされる。
昼間は、値段の面でもお勧めしやすい。
だが、夜の「豆のスープカレー」は絶品なので、これは夜に行ったら一度注文するべきである。
あと、関係ないが、夜に行ったとき既にメニューからは消えていた肉料理の盛り合わせをお願いしたら出してくれた。
この店の店主(マスター)もよい人である。
決して有利とはいえない立地条件であるが、この店があれば他のインド料理屋にそれほど行こうと思わない素晴らしい店である。
潰れてしまわないように、毎月何度かはここを利用することに決めている。
新京成線沿線の人は、ぜひ一度足を運んでほしい。
場所を案内しておくと、二和向台駅を出て改札の反対側へ線路を越える。
そのまま商店街をまっすぐ歩き(右側を歩いた方がよい)、信号を渡ったCEOサイクルと新聞販売所の間の道を入ってすぐである。
第1と第2の月曜日が休みだったように記憶しているが、営業時間は覚えていない。
看板に電話番号が書いてあったので、記しておく。
「インド料理 ニューデリー 047-449-4211」
カレーとはまったく関係ないが、近場のお店も紹介しておく。
先ほどの信号を渡る前の角地に、「アントレ」というケーキ屋がある。
京成海神にも本店があるが、ここも安くて美味しい。
3つ買うと1500円ぐらいしそうなレベルのケーキが、1000円程度で買える。
その道をマルエツ側に曲がり、シダックスの角をそのまま入り直進して5分ぐらい歩くと「スーパてらお(てらおストア)」がある。
アドマチック天国で「千葉県一安いスーパー」と呼称された店の本店である(テレビは西船橋店を取り上げた)。
ここは暴力的に野菜も何も安く、開店前からパチンコ屋のような行列ができる。
閉店前に行くと、野菜も魚も何も残っていない、売りつくしてしまうタイプの店である。
珍しい掘り出し物も、次に行くとまず買えないのが難点である。
さらに少し行ったところに、「ハイジ」というパン屋がある。
ここのフランスパンも美味しいが、最近窯を変えて美味しくなりすぎ、すぐ売切れてしまうのは残念である。
フランスパン以外も手ごろな値段で、やはり美味しい。
今回は、度を越えたローカルな話題で申し訳ない。
インド料理「ニューデリー」の続編はこちら
http://ameblo.jp/sprawlworld/entry-10212573533.html