以前にこのブログの登録をしたものの、なかなか書き込む機会がなかった。
ライブに行ったので、そのレポートを初回の書き込みとすることにする。
本当は、たまや柳原陽一郎のライブも行ったのだが、次の機会にする。


原マスミ真夏の夜の弾き語り(2008・08・16南青山マンダラ)

1.ムー
2.悲しい夢
3.stereo
4.血と皿
5.人間の秘密
6.千年に一人
7.ずっと君が好きだった
8.五月のバラ
9.教室

10.海で暮らす
11.砂山
12.光の日にち
13.夜の幸
14.ブレーメン
15.フトンメイキン(一番のみ)
16.イナフ
17.海のふた

18.アイスアイスアイス

19.夜行


聞き馴染みのない前奏から始まる。比較的似たセットリストの多いライブであるが、今日は期待ができると感じた。
始まったのは「ムー」。何年か前に同じ場所で一度聴いたことがある。何でも、この曲があったということ自体を忘れていたとのことである。3rdアルバムの中では、個人的にこの曲が一番好きなのだが、大変もったいない。
前奏と後奏がとても長く本編がやたら短い「悲しい夢」に続く。原マスミギターテクニックの集大成とも言える曲で、耳コピが一番困難な曲である。だが、クラシックギターを長年引き続けた人間には、あの後奏のハーモニクスの使い方は大変魅力的に感じる。時間のあるときにでも研究してみたい。
「stereo」もソロで演奏することは少ない曲である。バンドのときの楠均のドラムが入るバージョンの派手な印象とは違い、「飛龍頭」のソロバージョンと近い印象を受ける。
その後数曲、馴染みの曲が続く。
思うところはあるが、またの機会に改めることにする。
5月のバラは稲生座かどこかで聴いたことがある気がする。Emで収束するところをEで収束させているところに上品さを感じさせる。
教室はソロのほうが間奏のギターテクを味わえ、お勧めである。原マスミのギターの聴かせどころは、間合いの取り方ではなく、間合いを詰めて流れていくような連続性を感じさせるところであると思う。バッハのフーガや津軽三味線のような、息を継ぐ間も与えないような張り詰めた緊張感がこの間奏にはある。

「海で暮らす」も比較的演奏機会の少ない曲。稲生座では亡きマスターが必ずアンコールをしていたが。「海のふた」を作ってから、海で被るのでやる機会が減ったとのこと。7対6も引っかかるらしい。
「光の日にち」は幻想的な歌詞と曲調がマッチしており、音源化されていない曲の中では一番気に入っている。
「フトンメイキン」は原マスミを知り、のめり込むきっかけとなった曲である。バンドで昔のままのアレンジで聴けるのは嬉しいが、まさか、ソロでワンコーラス聞けるとは思わなかった。ソロライブの楽しみが一つ増えた。

全体として、意欲的なセットリストで、夏の一夜の中で充実した時間を過ごすことができた。
思うことはまだまだあるが、とりあえず初回はこれぐらいにしておくことにする。