忘れもしない、2014年11月20日。

このブログのスタートもこの日

病状が快方へ向かい希望が持てたことをきっかけに書き始め、初めの方は後から遡って書きました。


肋骨の痛みから病院へ

肺のレントゲンには大きな白い影

7月の健康診断では特に問題なかったのに…

心臓の上に8cmの腫瘤


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この日、以前から一人で行く予定だったライブがあって

私はこの先どうなるんだろ?

って思いながら、会場へ行きました。


この時まだ病名は不明。

披露宴で流そうかなぁと思っていた曲をライブで聴きながら、4月の結婚式、それから6月の披露宴は確実に延期だなぁって。

延期云々の前に4月の結婚式まで生きていないかもしれない。

もっと言うと、年を越せないかもしれない。

当たり前に来ると思っていた2015年は、もしかしたら来ないかもしれない。

「死」というものは、こんなにも突然やってくるものなのかと。


1997年に病死した母はどんな想いでこの世を去ったのか。

私は母の気持ちを何にも解っていなかったんじゃないだろうか。

やっと身をもって少し解ったような気がする。


一年前の今日、そんなことを思いながら。


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幸せは何気ない日常に溢れていて
でもその日常が幸せの存在を見えにくくしているように思います。


生きるとは何か

幸せとは何か


病気という非日常が、私にそれらを考える時間を与えたような、とても貴重な一年でした。


そう思えるのも今、生きているからで。


私は今日も幸せに生きています。

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