血液内科の院内紹介で婦人科を受診してきました。

5月末に最後(6回目)のリュープリン注射を打ち、約5ヶ月半。
まだ生理が戻る気配がないので。

卵巣にも悪性リンパ腫があったので、入院中にも2回ほど診てもらった部長先生を指名しました。


まずは基本的な事から…

視床下部

脳下垂体

卵巣

という流れで、指令が伝わっていくようなのですが

リュープリン注射は脳下垂体に作用して、女性ホルモンを一時的にストップ。

退院後、ホットフラッシュ(リュープリンの副作用)はあまり感じないことを伝えると、おそらく視床下部から上手く指令が出ていない可能性があるとのこと。

薬で生理が来るようにし、次回は採血結果と合わせて今後を検討することになりました。

服用をきっかけに、体が自然とリズムを取り戻すことがあるとのこと。



・エコー検査

卵巣は特に問題ない。

閉経すると卵巣が萎んでエコーで見えなくなるけど、ちゃんと見えている。



・薬は二種類

プレマリン 朝夜1錠ずつ 20日間

プレマリン服用11日目から
ルトラール 朝夜1錠ずつ 10日間


これらの薬を飲み終わったら生理がほぼ必ず来るらしい。



・採血

女性ホルモンの値を測定するために診察後に採血して帰りました。
結果は1ヶ月後の次回外来で。



・QA

Q1:卵巣は悪性リンパ腫の残骸のせいで、一般よりやや大きいと言われましたが…

A1:いや、そんなにおかしくはない。


Q2:生理が戻らないのは抗がん剤の影響でしょうか?

A2:リュープリンも打っていたから抗がん剤だけとは限らない。
視床下部は特にストレスで上手く機能しないことが多い。


血液内科からは、リュープリン注射をしてもしなくても多分普通に生理は戻ってくるだろうと治療前に言われたのですが

標準治療(R-CHOP)ではなく、実績の浅い(でも縦隔原発には効果はある)DA-EPOCH-Rだったので

一体何を根拠に「戻る」と言っているのか少し疑問だったことを婦人科医に伝えると、苦笑いされましたf(^^;

ちょっと愚痴ってしまいました(苦笑)

長期入院に、心身ともに大変な治療だったからそのストレスもあるかもしれないと言われました。

今はまだ妊娠してはいけないと、体が察知しているのかもしれないって。



Q3:卵巣の悪性リンパ腫はやはり珍しいものですか?

A3:30年程前の研修医時代に診てはいないが話は聞いたことがある。
卵巣転移も可能性はなくはないから驚きはしない。
でも頻度はそう多くない。


ということは、先生にとって実際に診察したのは私が初めてということになります。



診察を終えて…

思っていたより悲観的なことは言われませんでした。
先生が言葉を選んで説明してくれたのかもしれません。

採血結果は次回なので今はまだ何も言えないのかもしれません。



あと個人的見解ですが

なんとなく、周りを見る限りではR-CHOPなら6クールで普通に生理が戻ってくるような気がします。リュープリン有り無し関係なく。(8クールはちょっと分からないですが…6クールの方が多いので)
リュープリン使った方が戻りは早い気がしますけどね。
あとは年齢も関係してくるかと。

DA-EPOCH-Rだと自力では難しいかなぁという感じがします。

ということは、やはりストレスというよりも薬の総投与量が関係している、ということになりますよね。


昨夜は寝付きが悪く、睡眠導入剤(マイスリー)を飲んで寝ました。
どうも、診察が近くなると夜眠れない傾向にあります。


診療費 4,150円
薬代    780円




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