辞めるとなれば寂しい気持ちが出てきた
5月に入ってすぐ、派遣会社の営業さんから指揮命令者である上司に次の契約はしない旨連絡をしてもらった。あらかじめ営業さんには不妊治療に専念したいので契約更新はしない方向ですと伝えてあったけど上司には言いたくないので「婦人科系の治療」と少しボカして伝えてもらったのにもかかわらず、上司からの返事は僕に直すところがあれば直すので居続けて欲しい。やめないでほしい。上記の回答だったようで、上司は上司で普段からなにか思うことがあったんだなと思った。上司に不満はあったけれど辞める理由はそこではない。あくまでも治療専念だ。例えば、時短勤務や週3回とかに減らしてのお仕事はできませんか?と営業さんから提案もされたが辞める気持ち満々だったのでごめんなさいそれは考えてないです。と前のめりで言ってしまった。何年か前に若返りを図り、課ではわたしが1番年上だ。上司はわたしより5歳年下だ。正直「使いにくい」とか「もういらない」と思われてると思ってた。この20年で派遣切りされていく人を何人も見てきたしそろそろわたしの番かな、と。営業さんから理由は不妊治療だと伝えてしまいませんか?「婦人科系の治療」と伝えましたがボヤけた理由で納得してくれない感じはあります。伏せたかったけど、無理みたい。ということで営業さんから本当の理由を伝えてもらうと「そういうことなら応援したい」と承諾してくれたらしく、6月末で退職することが決まった。ここまで結構日にちかかった。今の会社に約20年。やっと辞められてせいせいするはずなのに、環境が変わるのは不安だし怖い。会社になんの思い入れも愛着もないけれど今の職場を離れるのは少しだけ寂しいのはなんでだろう。変なの。