☆どうしていつも「この季節に」「この不調が現れるのか」知りたくないですか?
こんなひとが結構います。
心当たり、ありますか?
Aさん:
毎年11月から12月の始めに、
・お腹が張って気持ち悪い
・食欲がなくて食べられないし、水も飲みたくない
・頭も痛くて、軽い寒気もあって、だるい
という症状が出る。
「風邪かな?」と思って風邪薬を服むが、全然よくならない。
ああ、これは辛いですね。
さらに、こんなひとも。
Bさん:
毎年6月に、
・お腹が張って気持ち悪い
・食欲がなくて食べられないし、水も飲みたくない
・身体がむくんで重だるく、異常に疲れる
という症状が出る。
「軽い『脱水』かな?」と思ってがんばって水を飲むが、かえって気持ち悪くなり、どうしていいか分からない。
これもキツイですが、最近増えてますよ!
体験したこと、あります?
ご自身で「そういえば、いつもこの季節だった……」と気づいていないひとも、多いですよ。
でも、よくよく振り返ってみると、確かに同じ季節に起こりやすかったりするんです。
どうしてだと思いますか?
これ、中医学では、どちらも、
「脾」
に弱点があると起こる症状だと考えています。
どうしてそうなるか、中医学的にスッキリ説明がつきます。
じゃあそうなったときどうすればよいか、ならないために普段から何に気をつければいいか、中医学の基本「五臓(の中でも『脾』)」について学べば、カンタンに知ることができます。
だから、上でご紹介した「Aさん」も「Bさん」も、実は、
●どうしてそうなるのか
●どうしたらラクになるか
●普段から何に気をつけたら予防できるか
も、中医学を学ぶと自分で判断できるようになるんですね!
今日は「脾に弱点のあるひとあるある症状」をご紹介しましたが、五臓にはそれぞれ「あるある」があります。
「心」に弱点があると、不安感や不眠、そわそわして落ち着かないとか。
「腎」に弱点があると、おしっこが近くなるとか、太ももがだるくなるとか。
本格的な病気になる前に、自分でお手当したり、養生したり、対策できるようになりたいですよね!
家庭ではお母さんがこんな知識を持っていたら、家族全員健康で過ごせますから。
本格的な病気になる前に、自分で対策できるひとになりたいと思う方は、こちらでまとめて学べます。
自分や家族の身体だけでなく、健康に関わるお仕事をしているプロのみなさん方は、こんな知識を持っていると患者さんに的確なアドバイスができますよ。
一度中医学の基本の部分を、しっかり学ばれるといいですね。