何年か前に、

お会いさせて頂いた、

日本を代表する映画プロデューサーの一人でもある、

東宝の川村元気さんの新作、

「仕事。」

がかなり面白いのでオススメです。

特にモノづくりに携わっている人は、

読むべきだと思います。

そもそも、川村さんは僕の2コ上で35歳なのですが、

既に、

「電車男」
「デトロイト・メタル・シティ」
「告白」
「悪人」
「モテキ」

などで大ヒットを遂げたプロデューサーなのですが、

最近は「寄生獣」などのプロデュースで絶賛大活躍中で、

個人的に大変尊敬している人です。



さて、本の内容としては、

日本を代表するクリエイターを川村さんがインタビューする形で、

構成されているのですが、

顔ぶれがゴイスーです:

「山田洋次」「沢木耕太郎」「杉本博司」
「倉本聰」「秋元康」「宮崎駿」
「糸井重里」「篠山紀信」「谷川俊太郎」
「鈴木敏夫」「横尾忠則」「坂本龍一」

35にして、彼ら全てを...本当に凄い...

そして、内容も今我々が属しているゲーム制作という

モノづくりの世界の人間が十二分にしびれる考え方や、

一歩抜きん出るためのダカイメッセージがつめられています。

個人的には「秋元康」の章、「宮崎駿」の章が面白かった。

美空ひばりの「川の流れのように」の歌詞は、

秋元さんが、ニューヨークに滞在中に、

イーストリバーからインスピレーションを受けて書いた歌詞だなんて、

まったく想像もつかなかったです...



ということで、是非オススメします。

仕事。/集英社
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