昨日は、

アメリカで俳優として成功されている、

マシ・オカさんにサイバーエージェントにお越し頂き、

IMPROVISATION(即興劇)研修を幹部向けに

開いて頂きました。

"HEROS"のHiro Nakamura役(「やったー!」で有名な)や、

最近だと、

個人的にも観ている"Hawaii 5-o"のMax Bergman役として、

ご活躍されています。

Xからも自分含めて3名参加させて頂きました。



個人的には「超」がつくほどの貴重な機会でした。

大学時代に英語演劇に明け暮れ、
アカデミー賞を夢見ていた少年としては、


同じ日本人でアメリカで育ち、

俳優として成功されている方に

お会い出来ること自体が刺激的な機会でした。



個人的なことはさておき、

研修では、即興劇形式で、

様々なお題とルールの元、

参加メンバー間で創作コミュニケーションを取るという内容でした。

実際昔やっていた練習内容などもあり、懐かしさ満載でした。。。



活動内容を言葉に落とすのは難しいので、

学んだ大事なポイントだけ記載しておきます。



「 NOは人の想像力を殺す」

会話形式で即興を行ったのですが、

二人一組みで旅行プランを練るという

簡単なお題でやってみたのですが、

最初のルールは相手のアイディアに対して全て

「NO」

で返して、

自分のアイディアを逆にぶつけるやりとりを実践しました。

実際問題お互い全て「否定」し続けるので、

プランは詰まるわけでもなく。。。



次に、

「YES but NO」

形式で行いました。

所謂日本人特有の本音と建前的な形式です。

これはこれで結局プランが固まらない訳です。



最後に

「YES AND」

形式で行いました。

要は否定ゼロでアイディアをお互いに

付け加えていく「建設的」なパターン。

10チームのYES AND形式で固まった内容を聞いたのですが、

どれも独創的で面白い訳です。

(現実的か否かは別としてw)



ここで学んだことは、

最初からNOのスタンスだと、

創造活動(モノづくり)における無限の可能性が殺されるということ。

当然ビジネスなので、NOと言わなければいけない局面が

多い訳ですが、

企画のブレストや、

現場からのアイディアのアウトプットに対しては、

はなから上が、否定的なモードで入ると、

以後現場からアイディアも生まれにくくなりますし、

そもそもアウトプットしにくい空気に自然となってしまうんだなーと

ある種反省した次第です。



また、YES AND(イイね!それに加えると◯◯)を守っていれば、

話しの流れで、

NO(やっぱ◯◯じゃない?)は後から差し込めるのであって、

凄く現実的だなと思いました。



モノづくりをする企業の文化創りとして、

YES ANDをがっつり取り入れていきたいと思います。

まずは上からその空気を創ること、

現場の意見を「まずは受け入れる」ことから日々実践していこうと思います。

「あの人なら何言っても受け入れてくれるよなー」、

という安心感が至って大事ってことですよね。

意外と自分を客観視するのは難しかったりするので、

幹部同士そうならないように声かけ合うのも大事だと思いました。

ここ最近自分の中で演劇ネタが多いですが、

演劇の稽古の内容はほぼ「コミュニケーション」の養成なので、

改めて科学して、

活かしていけるところはどんどん活かしていきます。

My greatest gratitudes to MASI-SAN!!

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