プロとしての投資の在り方。
自分自身まだまだ足りないですが、
どのような目的と意図をもって投資するか次第で、
活かすも殺すもわかれてくると思います。
※当たり前の話ですが...



ゲームのプロであれば当然ながら様々なゲームに、

時間とお金を投資して、

ユーザーとして普通に楽しむと同時に、

プロとして、作品を細かく逆ヨミすることが大事だと感じています。

普通に楽しむことは凄く大事ですが、

普通に楽しむで終わっている人が意外と多かったりします。
※これは内部向けな発信になりますが...



特に「運用」がキモとなるオンラインゲームは、

各ゲームの各施策、各インセンティブ設計、各ウリモノ設計を細かく、

導入タイミングも含めて観察しながら、

運営側の目的と意図の逆ヨミをしっかりすることと、

ユーザーとしてそれ自体に、そもそも価値があるか否かの判断をセットで行い、

自身のサービスレベルの向上に活かして行くことが至って大事だと思います。



映画とかの業界の方がわかやすいかもしれません。

役者だったころは、映画を観る際には:
①演出の逆ヨミ
テーマは何なのか?
テーゼとアンチテーゼをどう設計しているのか?
それをどのようなクライマックスで伝えようとしているのか?

②役者のキャラクター作り
喋り方
癖の出し方
パーソナリティと背景の作り方

などを常に逆ヨミしながら見ていました...
※アマでしたが...

そして自身の役作りにどう活かすかばかり考えていた気がします...



広告業界でもそうですよね...

新人のコピーライター見習いは、
まずCMの逆ヨミ1000本ノックからはじまる気がします。

クライアントからどういうオリエンテーションがあったのか?
(特に誰に?、何を?)

の類推と演出家の工夫ポイントを
ひたすら逆ヨミして自身の血肉化に励むのではないかと思います。



結局まとめると、

作品の実際の消費を通して、
作り手の意図を何故?何故?何故?と逆ヨミし、
意図・目的・狙いを理解することと、
もう一方でユーザーとして純粋な気持ちでそれが良いのか、悪いのか?
という感覚と照らし合わせ、
実際に自身の活動に「活かして行く」ことを実践していくことが大事だと思います。
プロとして。



言う易し、行うは難しなので、自身も実践し続けようと思います。



そう...時間たくさん使ったから、お金をたくさん使ったからから、
わかった気になる罠...実践に活かせない罠...
これだけは気をつけましょう!!!という「現場あるある」なお話でした...