LISTEN

これは、その昔演劇をやっていたころも、

TALK & LISTENというテーマがあったことを思い出したのですが、

特に【LISTEN(聞く】という行為において大事なことは、

相手の言葉の裏にある感情や意図を汲み取り、受けること

だったかと、思い出しました。

それに関連して、

新人がビジネスパーソンとして、

一番先に身につけるべきスキルは、

【聞く力】

なのかと、ふと思いました。

営業道で俗にいう「ヒアリング力」になります。



例えば営業の場合、

コンペ案件において、

クライアントからのオリエンテーションを聞き間違えると
※意図/ニュアンスを汲み取りきれないor私見/憶測を挟んでしまう

大勢のスタッフを巻き込んで、提案をまとめたとしても、

「...ちょっと違うんですけど...」で一蹴されてしまう訳です。
※徹夜が無駄になるパターン...



B to Cのゲームプランナーだったとしても、

例えば、ディレクターとクリエイターの間に入って、

制作の仲介をする時にも、

ディレクターの指示内容を正しく「聞き取れない」と、

結果クリエイターが作ったものが作り直しになり、

ディレクターも手間がかかるわ、プランナーも板挟みで苦しむわ、

クリエイターこそ幾度とないやり直しでイライラするわ、

になってしまい「ダレとく!?」状態に陥ってしまうと思います。



そんな時の解決方法は二つしかないと思います。

①伝えての工夫
伝える行為に責任を持つのではなく、伝わることに責任を持つこと。
端的に言うと、伝えてから、聞き手側にしっかりと確認することだと思います。

②聞き手側の工夫
伝えてと、伝えての言わんとすることを、細かく復唱して確認すること。
※レストランでのオーダー確認と一緒



至って、当たり前のことですが、

忙しい時ほど抜けがちになるので、

新人のみならず、皆にも実践してもらいたいと思います。(自分も...)



ダメな伝言ゲームを通じての「ダレとく!?」状態は不毛な訳です。

故、CA用語でいうと、

「シンクロ」

が大事なわけです。