退路を断つって大げさだけど、

自分の中で、あえて、大げさにすることが大事だと思う。



これは、仕組み上の悪い部分でもあるけど、

CA子会社の社長って、

正直潰れたとしても、

本社に守られているというか、

ぶっちゃけ、ぬるくなってしまう瞬間ってあると思う。
※ぶっちゃけね



これは前から危惧していたことである。

2008年立ち上げた当初から、

「独立」した同世代or Upperの経営者をベンチマークして、

彼らが、自己資本で会社を立ち上げ、

退路を断って、

資金繰りとか、信用力とか、採用で苦しみつつも、

悪戦苦闘しながら戦う強さに、

「絶対負けたらあかん」

と気合い負けしないように、

自分なりに、「自己資本だったら!?」的なイマジネーションを膨らませたり、

失敗したら、自主、自害、坊主なんでも良いけど、

大げさな罰を自分に下す「つもり」で言い聞かせてきた。
※坊主は大したことないけどw

でもね、やっぱり、「自覚」を損なうと、

いち「部長」見たいな立ち位置になっちゃいがちだと思う。
※まあ、厳密に言うと部長とは全然違うのだが



話は戻すが、「退路を断つ」って人それぞれだと思うし、

別に自己資本がうんたらかんたらとか、

独立してようが、雇われ社長でも、

変わらない何かはきっとあるはずだと気付いた。

結局どれだけの「覚悟」でやっているか?

という話でしかないし、

「覚悟」は「捨てる」と同義かもしれん。



本体のバックボーンがあるなら、

独立していたらやるには厳しい、「大きな」志事を、

「覚悟」をもってすれば良いと思うのだ。

逆も然りで、独立してたとしても出来る仕事は、

「やらないこと...」

①強い信用を必要とする仕事
※これは会社としてね

②大きな投資が必要とする仕事

③CAという会社環境/文化だからこそ出来る仕事
※人的、文化的資産

①②③を最大限駆使出来る仕事をするべきじゃないかな?

と我ながら最近思うわけ。

もちろん独立したとしても、

長い年月をかければ上記も出来ると思う。

けど、こんな激しい変化の市場で、

そんな長い時間はかけられる余地はないと思う。



あっ、この記事読むと、

こいつ独立、うんたらかんたらとか考えているのでは?

とか思わせちゃうかもしれませんが、

そういうつもりは実は一切なくて、

21世紀を代表する会社を創る

という大きな志を達成するためにもそうだし、

自分が想像する以上の大きな志事を成し遂げるために、

最高の環境だと思っているし、

この会社の人と文化が誰よりも好きな部類だろうから、

CAでのぼりつめて、この会社をもっと良く、大きく

していきたいと本気で思っています。



「退路を断つ」「覚悟を決める」

まだまだぬるいところもあるかもしれんけど、

自分なりに、

昨年末から今に至るまで、

以前大事だと思っていたことをたくさん捨ててきました。

結構悲しい想いや、悔しい想いもたくさんしてきました。
※先達のパイセン達からしたら、まだちっこいよとか思うかもしれんがそれなりに

けど、捨てる時は本当に悲しく、

本当にこれで良いのだろうか?

両立出来る道はきっとあるのでは?と

性善説に基づいて悩む日も多く、すっきりしないことが多かったです。

けど、悩む暇も無いくらいの忙しい日々を迎え、

たくさんの上司、先輩、同僚、外部の仲間のヘルプがあって、

今までにないくらい、

志事に集中出来ている気がします。

そして、何よりも今が一番生きている気がするし、楽しいです。
※いったん仕事以外は退廃しているがw



そして、今、やっと良いところまで来ていると思ってます。

二度とないチャンスをモノに出来るか否か!?

という状況まで今来ています。

法令遵守した上で、

手段を問わず

わらにもすがりつく想いで、

絶対このチャンスをモノにしたいと思ってます。



ごめんなさい、今日の記事は、

わかる人にはわかるけど、わからない人にはわからない記事だと思います。

けど、何が言いたいかと言うと、

2年か3年に一度訪れる成否の分かれ目の戦いは、

退路を断って、やる時はやる

それしかないんだと思います。

2012年5月20日
小柳津林太郎