こんにちは(*^▽^*)

2013年、今日は東京に最初の雪が降りました。
しんしんと降り積もる雪・・
今年最初のご紹介は、こんなお話から。

Caralyn Buehner さん作、Mark Buehnerさん
Snowmen at Work
雪だるまさん、お仕事をする!

です。

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

ある夜。ぼくは、雪だるまさんをつくった。
そして、うちにはいって、眠った。
朝になって起きてみると、
外にはもっとたくさんのやわらかい雪が、ふかく、ふかーくつもっていたんだ。

だから、ぼくは雪かきしなきゃ、って外にでた。
でも・・
玄関までの道は、とってもきれいになっていた。
外には誰もいない。
ぼくが、つくった雪だるまさんだけが、そこにたっていたんだ。

ねえ、雪だるまさんが雪かきしてくれたの?
仲間の雪かき雪だるまさんチームのみんなといっしょに?
もしかして、ぼくだけが、雪だるまさんにも仕事があるんだってこと、知らないのかなあ。

雪だるまの歯医者さんは、雪だるまの患者さんの炭の歯をがーがってやって、
またにっこり笑えるように、なおしてくれているのかも。
きゅきゅっと磨いて、さあできあがり。
雪だるまの患者さん、もとどおり、おうちに帰れるね。

まがったそりなら、まっすぐになおしてくれるのかも。
雪だるまさんのエンジニアにおまかせ!
すぐになおしてくれるよ。

雪だるまのお店には、雪だるまのお客さんが大好きな食べ物がいっぱい!
こおった豆とか、氷のフレークとか、アイスクリームとか!

ちっちゃな雪だるまの子供たちは、雪のペットショップが大好き!
ママー、ペットショプに行こうよーって、おおさわぎ。
そこには、雪の子犬とか、雪のお魚とか、いっぱいいるんだ!

雪だるまのパン屋さんでは、氷のパンの上に、あまーいクリームがのっているんだ!
氷のケーキや、氷のロールパンもあるよ!
みんなの分、ちゃんといきわたるように。

雪だるまの学校でもは、雪だるまの子供たちがべんきょうしている。
雪の粉を数えたり、
ほっきょく、れいぞう、たのしい、なんていうことばをならったり!

もしかしたら、雪だるまのマジシャンもいるのかも!
帽子のなかからは、ほら、雪のうさぎが!
きえたり、でてきたり!

もし、君の雪のねこちゃんが、木からおりれなくなっていたって大丈夫!
雪だるまの消防士さんなら、すぐに助けてくれるよ。
街で一番の勇敢な雪だるまさんだから!

雪だるまの図書館では、雪だるまの図書館のおばさんが、昔話をよんでくれる。
伝説のドラゴンと戦った、雪だるまの騎士のお話とか!

お誕生日会だって!
凍ったピザを、ちゃーんとおうちまで、届けてくれるんだ。

工場ではたらく雪だるまさんは、かわいいおもちゃを一生懸命作っている。
このおもちゃが、雪だるまの女の子と男の子を、
笑顔でいっぱいにするんだ、って。

道では、雪だるまさんの車のライトがぴっかぴか、
タイヤだって、くるくるまわっている。
雪だるまのトラックが、凍ったたべものを、たっくさん、街に届けてくれるんだ。

そうかあ・・
ぼくは、思った。
ぼくの雪だるまさん、本当に雪かきしてくれたのかも・・
すごいなあ、知らなかったなあ。
雪だるまさんたちに、こんなにたくさんのお仕事があるなんて!

みんなの幸せに!

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このお話は、昨年、2012年に発行された、Caralyn & Mark Buehnerさんたちの雪だるまさんシリーズ第三弾です。奇想天外なこどもの発想と、この上なくかわいらしい絵が、ベストマッチ!


この三時間のうちに、みるみる15センチほどの雪が、ベランダに積もってきました。
しんしんと降る雪。
空も、地面も、境目がなく、あたり一面真っ白です。
久しぶりだなあ、たくさんの雪。
こんな日には、持ち帰ってきたミズーリ州のナンバープレートをみながら、
カローラはどうしているのかなあ、と思うのです。

雪雪車