こんばんは(*^▽^*)

今日は、寒かったですね!!
よく晴れた日曜日、いかがお過ごしでしたか。
私は、なぜか寒いオフィスで、初週末出勤、でした。o(;△;)o

ではでは!

The Treasury for Six Year Oldsより、
ドラゴンとユニコーン
The Dragon and the Unicorn

つづきを、どうぞ・・

クローバークローバークローバークローバークローバー

すると、とつぜん、お城のすぐ近くの、ちいさな家のほうから、声がきこえてきました。
ドラゴンとユニコーンは、びっくりしました。
そして、ふたりは、立ち止まって耳をすませてみることにしました。

たすけてー、たすけてー!
騎士の王子様!
誰かが、さけんでいます。

わたしと、この優しいユニコーンを、助けてー!

恐れるな、ご夫人よ。
他の声が、そういいました。

今、ドラゴンにのって、そなたを助けにいってあげようぞ!


ドラゴンとユニコーンは、顔をみあわせました。
信じられない!
ふたりは、そおっと、そおっと、その小さな家の庭のほうに、近づいていきました。

そこには、ちいさな女の子と男の子が、あそんでいました。
おもちゃの馬と、木の剣、それから、楯もあります。
ドラゴンとユニコーンは、息をひそめて、そおっと、そおっと、近づいていきました。

ウィリアム!
みて!!
女の子が、さけびました。

本物の、ユニコーンよ!!

サラ!!
こっちにも、ほら、本物のドラゴンがいる!!

ウィリアムは、おおきな声でさけびました。

ぼくね、本物のドラゴン、みてみたいなあ、ってずっとずうっと、思っていたんだ!!
ぼくの夢がかなったんだ!!


そして、男の子と女の子は、あそんでいたおもちゃをほおりだして、ドラゴンとユニコーンのところにやってきました。

ドラゴンと、ユニコーンは、もううれしくて、わくわくしてしまいました。

やっと、やっと!
ふたりのことが見える人間に、出会えたのです。

ユニコーンは、サラをのせて、庭をぱかぱかとかけめぐりました。
ドラゴンは、ウィリアムと戦いごっこです。

ドラゴンとユニコーンは、思いました。
ここが、ぼくたちがいるべき場所なんだ、って!

こどもたちがいるかぎり、ドラゴンもユニコーンも、いつもそこにいるのです。



《おわり》



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




ドラゴンとユニコーン、本当によかったね!!

私があれ、と思ったのは、
本文の、「ふたりはたちどまって、耳をすませてみることにしました」
という部分です。

原文では、
They stopped to listen.
とあります。

そう、この、stop to listen.
これが、大事なのですよね。

今までの迷いや、考え事、忙しい毎日の中で、
この、stop to listen を、どれだけ実行できているだろうか。

このことがわかる6才の子は、なかなかいないと思いますが、
でも、わかったらすごい人になるだろうなあ。

・・と今宵もまた、たくさんのおもちゃに囲まれながら、
一日が終わっていくのでした・・星