11-12シーズンのJBLが開幕。第2週が終えた段階ですが、いろいろと「予想外」なスタートを切った印象がある。

Week 1

リンク栃木ブレックス×三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ

○リンク栃木 83-74 三菱電機● ●リンク栃木 58-94 三菱電機○

第1戦、川村卓也40分40点の大爆発でリンク栃木快勝。三菱五十嵐22得点と一人気を吐く。

第2戦、1Qで29-8とスタートダッシュに成功した三菱圧勝。FG成功率が栃木36.8%-56.1%三菱

日立サンロッカーズ×レバンガ北海道

○日立 74-71 レバンガ● ●日立 70-72 レバンガ●

2試合とも現地観戦

http://ameblo.jp/spotch/entry-11050304314.html


■アイシンシーホース×東芝ブレイブサンダース

○アイシン 68-51 東芝● ○アイシン 78-74 東芝●

第1戦、桜木ジェイアール26得点でアイシン逆転勝利。東芝FG成功率31.9%と振るわず

第2戦、終始リードを保ったアイシンが、追い上げる東芝を抑え開幕連勝スタート


パナソニックトライアンズ×トヨタ自動車アルバルク

●パナソニック 71-79 トヨタ自動車○ ●パナソニック 64-80 トヨタ自動車○

第1戦、スカイAでちょこっと見た。トヨタ強し。リッチー23点、KJ15点

第2戦、この日も序盤からリードを奪ったトヨタ快勝。公輔&リッチーダブルダブル。



Week 2

レバンガ北海道×アイシンシーホース■

●レバンガ 81-89 アイシン○ ○レバンガ 73-65 アイシン●

第1戦 レバンガ反撃及ばず、アイシン逃げ切り。古川18得点、リチャードソン17得点、JR16得点

第2戦 2ピリの逆襲でレバンガ勝利。古川連日のトップスコアラー


トヨタ自動車アルバルク×リンク栃木ブレックス

○トヨタ自動車 94-66 リンク栃木● ○トヨタ自動車 80-49 リンク栃木●

第1戦 現地観戦。トヨタ圧倒!強かった。

第2戦 全ピリオドでリードを奪ったトヨタ完全勝利。リンク栃木3連敗


東芝ブレイブサンダース×日立サンロッカーズ

●東芝 42-89 日立○ ●東芝 62-75 日立○

第1戦 日立勝利・・・というか、7点、9点、9点、17点ってどうした東芝・・・

第2戦 西村22得点、マラカー19得点で日立快勝。東芝開幕4連敗


三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ×パナソニックトライアンズ

○三菱電機 80-78 パナソニック● ●三菱電機 71-91 パナソニック○

第1戦 4ピリのシーソーゲームは、ロンヘール逆転シュートで三菱に軍配。

第2戦 3ピリ31得点のパナソニック今季初勝利。 ルーキー金丸チームトップの22得点


JBL順位表 星取表
1

トヨタ自動車

アルバルク

4勝0敗

○○○○



2

日立

サンロッカーズ

3勝1敗

○●○○



3

アイシン

シーホース

3勝1敗

○○○●



4

三菱電機

ダイヤモンド

ドルフィンズ

2勝2敗

●○○●

5

レバンガ北海道

2勝2敗

●○●○



6

パナソニック

トライアンズ

1勝3敗

●●●○



7

リンク栃木

ブレックス

1勝3敗

○●●●



8

東芝

ブレイブ

サンダース

0勝4敗

●●●●





トヨタは非常に強いですね。ちょっと当面向かうところ敵なしかも・・・。

日立は好スタートも、開幕戦見る限りややディフェンスが落ちてるんじゃないかなぁ・・・という気もややする。

三菱と北海道はいい滑り出し。リンク栃木と東芝が心配なスタート

レバンガ北海道と体制が変わってから初めてのシーズン。

代々木で日立との開幕戦は11敗のスタート。とにかく、新しいチームにとってこの1勝は非常に重要な意味がある!


11/12 JBL Week1 (2011.10.07 19:15)

  1st 2nd 3rd 4th total
日立 16 18 22 18 74
北海道 17 15 18 21 71
スタッツ 日立 北海道
2p 42.3%(22/52) 50.0%(21/42)
3p 38.9%(7/18) 46.2%(6/13)
FT 69.2%(9/13) 73.3%(11/15)
Rebound 38(OF17/DF21) 34(OF9/DF25)
TO 11 16
Foul 17 13

スターター。


日立 
ジャマール スミス、小林大祐、竹内譲次、佐藤、酒井。


北海道 野口、阿部、折茂、キレット、ママドゥ。


北海道の立ち上がりは悪くないものの、ややミスが散見される状況。ただディフェンスは粘り強く、日立のスコアも伸びてこない。

途中一時は9点差をつけられるがそれを追いつき、そして日立が再び突き放すという展開。日立が突き放し、北海道が追いかける展開のまま終盤に突入。

第4ピリオドも日立が9点差をつけてこれで決まりか・・・と思わせた場面もあったものの、ここから北海道の反撃があり一旦は逆転に成功する。

しかし、マラカー・小林大祐の連続シュートが決まるなど最後は三度北海道を突き放した日立。ラストプレー、同点を狙ったジャイ・ルイスの3ポイントはリングを弾きタイムアップ。日立が開幕戦勝利を飾る。



11/12 JBL Week1 (2011.10.08 16:00)

  1st 2nd 3rd 4th total
日立 22 13 14 21 70
北海道 19 14 18 21 72
スタッツ 日立 北海道
2p 39.6%(19/48) 51.1%(23/45)
3p 27.3%(6/22) 18.2%(2/11)
FT 66.7%(14/21) 76.9%(20/26)
Rebound 45(OF19/DF26) 33(OF8/DF25)
TO 11 10
Foul 20 20

スターター。

日立 ジャマール・スミス、小林大祐、竹内譲次、佐藤、酒井

北海道 野口、阿部、折茂、キレット、ママドゥ

立ち上がりから日立のディフェンスがきつい。北海道のFT%も伸びてこず劣勢スタート。阿部が1ピリ途中で負傷交代(後に第五中足骨骨折と診断)

2ピリ、中盤にゲームをひっくり返す。そのあとはシーソーゲームになる。日立リードで2ピリ終了。

時間がたつにつれてシーソーゲームの度が激しくなる。もう試合速報も追いつかなくなる(笑)

4ピリ3:51ママドゥ2Pで逆転→3:38マラカーFTで同点→3:22ルイス2Pで勝ち越し→2:31西村2Pで同点→1:53小林FTで勝ち越し→1:38折茂2Pで逆転→1:20佐藤3Pで逆転→0:53桜井3Pで逆転→0:30譲次2Pで逆転という激しい展開になるが、残り18秒でママドゥ2P+バスカンもが決まって3点プレー、北海道逆転。ラストプレーに日立の猛攻を受けるが西村2P、小林大祐2P、小林大祐3Pはいずれも決まらず。北海道逃げ切りでチーム初勝利!



2試合トータルで簡単に総括。


印象に残ったのは北海道の粘り強さ。

金曜の試合も9点差を追いついたり、土曜日の試合も離されそうでところでしっかりとついていき終盤のシーソーゲームにつなげた。

1勝1敗とはいえ、しっかり2試合とも見せ場を作ったし、昨シーズンよりは戦えるんじゃないかなという印象ある。


しかし、折茂はすごい。Game1は33分24得点、Game2は31分16得点。どちらもトップスコアラー。

41歳とは思えない働きぶり。本当に素晴らしい。顔は老けたけど・・・(笑)

新加入選手だと、ママドゥ、キレットの出来も悪くなかったです。ジャイの調子がイマイチでしたが、なかなか期待できるのではないかなと。


心配なのは2点。

桜井がゲームに乗りきれていないという感じは受けた。代表の活動があってコンディションが万全じゃないだけだと思うので、あまり心配してませんが・・・。

それと、骨折した阿部。桜井と宍戸がガードではなかなか。こうやってけが人が出ると選手層の薄さが露呈してしまうのはこのチームの弱点である。


しかし、アウェイで1勝1敗スタートというのは全く悪くない。今後に期待


サッカー女子ロンドン五輪アジア最終予選

9/01 ○日本 3-0 タイ●

9/03 ○日本 2-1 韓国●


9月に入ってサッカーは代表戦目白押し。

女子は来年のロンドン、男子は3年後のブラジルを目指した戦いですね。


予選の初戦は大概苦しむものでしょう。

なでしこのタイ戦なんかも、男子の北朝鮮戦なんかもそんな感じ。


女子に関していうと、2試合とも内容はよくないけれども、きっちり勝ち点6が取れてることが大きい。

タイ戦で主力も多少出してしまったというのは計算外だろうし、今後の過密日程考えると痛手ではあるが、そんなに心配いらないと思う。

最終的に上位2位までに入ればいいのです。


Spotch -スポーツ観察日記--110903_2159~01.jpg

3戦目のオーストラリア戦に勝つと、日本勝ち点9、オーストラリア勝ち点3なので、残りの北朝鮮戦・中国戦で1ポイントでも取れば決まりという形にはなるかな。

となると、やっぱりオーストラリア戦が重要だということがわかる。中1日で相当キツいゲームにはなるけれども、それは相手も同じ。なんとか勝ってほしい。


FIFAブラジルW杯アジア3次予選

9/02 ○日本 1-0 北朝鮮●



男子の北朝鮮戦はこんなもんでしょう(笑)

ある程度苦戦するのは目に見えていた。ひょっとしたらまた後半ATじゃね?とか冗談半分で思ってたけど、本当にそうなるとは(苦笑)

雨の影響は大きかったと思う。けど、全体的によくなかったなぁという感じ。長谷部は尻あがりによくなってたけど。

あれだけ打っても入らないと、ダメかなぁって思っちゃうんだけどね。吉田はよく決めてくれました。テセも封じてたし文句なしのMOMでしょう。(逆にテセもよくなかった気がするけど)

予選は勝てばいいのです。男子もすぐ試合があります。

内容はイマイチだけど、勝ち方は最高だったので、チームの雰囲気もいいでしょう。

なんとかして、ブラジルのピッチに立てるように!

2011FIFA女子ドイツワールドカップ、もうすぐ決勝戦キックオフ。

対戦カードは、日本×アメリカ。日米決戦です。


ここまでグループリーグからの5試合を見てると、ゲーム内容が段々よくなってますね。

イングランド戦(●0-2)のときは、大丈夫かなぁと思いましたが、ドイツ戦(EX○1-0)でそれを完全に払拭。準決勝戦のスウェーデン戦(○3-1)はかなり余裕を持って見ることが出来ました(笑)。


すごく集中力を持った戦い方ができてますね。守備も粘り強く、球際にも強いです。

ドイツ戦・スウェーデン戦と体格で劣る相手で、こういった戦いが出来たのは素晴らしかったですね。


決勝は、“ラスボス”アメリカとの対戦。

一度も勝ったことがないのは、準々決勝のドイツ戦前もそうだったけれども、ドイツよりもっともっとはるかに高い壁。


なでしこが、新たな歴史を作るのか。それとも、やはり大きな大きな壁に跳ね返されてしまうのか・・・。

Spotch -スポーツ観察日記--110702_1633~01.jpg


栃木SC 4-4-2
    リカルド ロボ   チェ クンシク


   杉本 真           高木和正


      パウリーニョ    鈴木修人


那須川将大 大和田真史 渡部博文 宇佐美秀文


            武田博行


コンサドーレ札幌 4-1-4-1
          横野純貴


砂川  誠  ブルーノ  高木純平 近藤祐介


          宮澤裕樹


岩沼俊介 河合竜二 山下達也 日高拓磨


          イ ホスン


@前半
静かなゲームの入りを見せる。ほぼ互角の内容。
28分札幌、左サイドでボールを受けた岩沼がDFを切り返しで交わしてクロス、中にいた高木純平がダイレクトでシュートを打つが枠の外
36分栃木、ゴール正面40m近くある距離から那須川得意のミドルシュートが炸裂するがわずかにバーの上
41分栃木GOAL!ゴール正面のリカルドロボから左サイドへ展開、スペースに走りこんできた那須川が角度のないところからシュートを放ちこれがゴールイン。栃木がいい時間帯に先制

@後半
11分栃木、中盤でボールカットしたパウリーニョがそのままドリブルで持ち込んでシュート、一度はGKに弾かれるもののこぼれ球をもう再びパウリーニョが打つがこれも枠外
13分栃木、左からのCKのこぼれ球をファーサイドでリカルド ロボが拾い、シュートコースを探しながらドリブルで持ち込んで自らシュートを放つがGKホスンのファインセーブでゴールならず
29分札幌GOAL!左CKが流れて右サイドに、高木純平がクロスを入れるとファーサイドに流れ、それを受けた河合が胸トラップからシュート、これを横野が触ってコースを変えてゴールイン!札幌が同点に追いつく
37分札幌、途中出場内村が2度シュートチャンスを迎えるが2度とも決めれず
以降も札幌が押す展開になるが、最後まで逆転ゴールは割れずタイムアップ。1-1で引き分けに


■コンサドーレ札幌
えーっと、アウェイで2位相手に勝ち点1取れたことは評価できると思います。ビハインドから追いついたのも評価に値する。追いついた後も攻勢が続いたし、逆転できた雰囲気もありましたが…。まぁ、現状のチームの実力を考えると勝ち点1で妥当かなぁという気も。


札幌の守備は、結構固くなってきましたね(実は「信頼感」を感じられていないのですが…苦笑)。
山下&河合の両CB、失点に直結するようなミスはそれこそ開幕戦のジョジマールのゴールぐらいじゃないかな?安定してますね。
今回の失点も、那須川のクロスが古田に当たって入ったものなので、崩されているわけではないですし。


攻撃陣は、まぁ精度の問題ですねー。
同点ゴールの少し前の攻撃シーンで、右からのクロスがファーに流れ、こぼれを拾って左からクロスを入れたらまたファーに流れ、こぼれを拾って右からクロスを入れたらまたファーに流れてボールロストっていうシーンがありまして…さすがに笑ってしまいました。
「数打ちゃあたる」じゃないですけど、同じことを続けていけばいつかは結果に結び付くのかなという感じはしました。
また、ゴールが横野についたってのは大きいですね。岐阜戦でのプロ初ゴールが「最初で最後のゴール」になるのは少し怖かったのですが、近いうちにもう1点決めれたのはよかった。


■栃木SC
最近、どうもゲーム内容が悪いですね。
千葉戦は、よくファイトしていいゲームやれましたが・・・それぐらいかなぁ。
連戦の影響はあるでしょう。この日も、動きが重かったり、運動量が少なかったりしたんで。
ターンオーバーして、なんとか凌ごうという姿勢は見えるんですが、やっぱりさすがにきつい。


栃木は、追加点がなかなか取れないなという印象はあります。
先制しても、2-0にできずに、追いつかれる。そこで突き放せるので結果も出てますし、勢いも出てると思いますけど、それで万事OKというわけにはいかないと思う。


札幌戦も栃木としては完全な勝ちゲームでしたね。
先制点直後にロボが決定機はずして、後半の半ばにもパウリーニョが外して…
どちらか片方でも決まってれば、すんなり勝てた試合だったと思います。


サガン鳥栖 4-2-3-1

         池田  圭


         野田隆之介
 國吉貴博            早坂良太

     永田良太    米田兼一郎


磯崎敬太 呂  成海 木谷公亮 田中輝和


          室 拓哉


栃木SC 4-2-2
      廣瀬浩二   リカルドロボ


  高木和正            水沼宏太


      本橋卓巳    パウリーニョ


入江利和 大和田真史 渡部博文 赤井秀行


           武田博行


@前半
7分栃木GOAL!左サイド入江のクロスをパウリーニョが落として後ろから本橋のミドルが決まって栃木幸先良く先制
静かな立ち上がりだったものの、栃木の先制後は鳥栖ペースに。栃木はしっかり引いてカウンターという形が多くなる
12分鳥栖、中央でボールを受けた池田がシュート、GKが弾いたところを早坂が詰めるがGK正面
34分栃木、相手のパスが乱れたところを高木が拾って、高木のパスを受けたフリーの廣瀬がシュートを打つが枠外


@後半
11分鳥栖GOAL!左からのコーナーキックにファーサイドで野田がヘッドで合わせて同点
39分鳥栖、磯崎のクロスをニアの豊田がすらせて早坂がシュートを放つもクロスバー直撃
46分鳥栖、左からのCKがこぼれたところを永田がシュートを打つも枠の外
49分栃木GOAL!右サイド距離があるFKをニアですらせて後ろにいたパウリーニョが押しこんでゴール!
アウェイで劇的ゴールを挙げた栃木が2-1で鳥栖を下しました


■サガン鳥栖

中2日だったんで、運動量はやはり厳しいものがありますね。
運動量少ないし、サポートの人数も少ないし


前線の連携は素晴らしいですね。
池田・野田を中心とした流れるようなパスワーク、連携は見ててとてもキレイですね。相手からするのは捕まえるのは大変そう。


でも、後半の押したゲーム内容から考えると、勝ちきらなきゃいけない試合だよなぁ。最悪でも1-1のドローで終わらせたかった。
決勝点も、起点はいらないファウルだったし、非常にもったない。逆に言うと、こういうゲームするから毎年毎年「いい位置」で終わってしまう。昇格できない所以でもあるわなぁ。いいチームが、いいゲームをしましたが、もったいなかったです。


■栃木SC

鳥栖同様、栃木も中2日だったので、運動量の面では厳しかった。みんな走れてなかった。
ただ、そういう中でも勝ち点3が取れるというのはやっぱりすごい。昇格するチームは、こういう勝ち方するんだよなぁ…と思ったり。


終盤は、栃木としては「ドローやむなし」という雰囲気は漂っていたんだけど。それでも勝っちゃうんだもなぁ…。
試合内容は、劣勢だっただけに勝ち点3取れたのは大きかった。

■ゲームレポート

コンサドーレ札幌 4-1-4-1

          横野純貴


近藤祐介 砂川  誠 ブルーノ  三上陽輔


          宮澤裕樹


岩沼俊介 河合竜二 山下達也 日高拓磨


          イ ホスン


カターレ富山 3-3-3-1
           苔口卓也


  朝日大輔   黒部光昭   大西容平


  谷田悠介   平出  涼   西野  誠


  池端陽介  江添建次郎  船津徹也


           内藤圭佑


@前半

6分富山、中央で大西のパスを受けた黒部が遠目から狙うもGKホスンが正面でキャッチ

34分札幌、左サイドのスペースに走りこんだ近藤が早いクロス、ニアに横野か飛び込むがゴールならず

富山が全体的にゲームを支配するが、ゴールを脅かすほどの攻撃にはならず、0-0で折り返し


@後半

4分札幌、左サイドのスペースへロングボールが入ると、近藤が受けて自らシュートを放つがバーの上

14分札幌、左CKから山下のヘッドも、枠外

29分札幌、左サイドで砂川が岡本を追い越しクロス、ニアに横野が飛び込むがゴールならず

その後も、札幌の猛攻が続くが富山の粘り強い守備もありゴールならず。結局スコアレスドローで終了


■コンサドーレ札幌

うーん・・・。勝ちたかった。

マッチアップ的にも勝てた相手だと思うし、内容的にも特に後半のゲームを見ると勝てた試合だったと思う。

富山の守備を差し引いても・・・点取らなきゃ。


今季初じめて4-1-4-1で臨んだわけですが、そこまで悪いとは思わなかったなぁ。次第点という感じかな。

アンカーの宮澤も悪くなかった。1topの横野はガムシャラさが出てたし、チャンスも作ってたしよかったと思う。近藤は相変わらず好調キープ。

守備もシュート本数自体は打たれてたけど、きちんとシュートコース消して、ホスンの正面に飛ばさせていたしね。問題ないでしょう。


■カターレ富山

何かと話題の3-3-3-1システムですね。

だけど、システムはあくまで試合に勝つためのツールですから。4-2-3-1でも5-4-1でも3-5-2でもいいと思うのです。そのポジションにずっと留まるわけじゃないし、あまりシステムに固辞しすぎるのも良くないと思うのです(岡崎君聞いてる?)


最近失点がかさんでたということもあり、守備はよかったです。意識も高かったし粘り強かった。ああいう風に引かれると、崩すのは少し難しい。


攻撃面はもう少しなのかな。組織だって人数かけてがーっと攻めるシーンはなかったかな。だから、札幌的にはそこまで怖くなかった。セットプレーの本数も少なかったし。

でもやっぱこう見ると、戦力的にはコマ不足だなぁという面は否めないかなぁ…。

■ゲームレポート

鹿島アントラーズ 4-4-2

      興梠慎三   田代有三


   遠藤  康            野沢拓也


     伊野波雅彦   増田誓志


新井場徹 中田浩二 岩政大樹 西  大伍


           曽ヶ端準


川崎フロンターレ 4-4-2
        矢島卓郎  ジュニーニョ
 

 山瀬功治             中村憲剛


       稲本潤一    柴崎晃誠


小宮山尊信 菊池光将 横山知伸 田中裕介

            相澤貴志


@前半

4分川崎、高い位置で稲本がプレスをかけてボール奪取し、右サイドを駆け上がってクロス。中で矢島が飛び込むも触れず。

16分鹿島、右サイドでボールを受けた西が早いクロスを入れると興梠がヒール気味で狙うがDFにあたりゴールならず。

21分川崎、CB横山が負傷。代わって薗田in

24分鹿島、左CKから田代ヘッドもGK弾き、ライン上で中村憲剛が蹴りだしてクリア 鹿島ビッグチャンスでした

31分鹿島先制!自陣でのFKからロングボール、それをPA内で受けた田代がうまく抜け出してシュート!一瞬のすきを突いた鹿島が先制。田代は3戦連発

43分川崎、柴崎が遠目から狙うがわずかに枠の上

46分鹿島GOAL!野沢のFKをファーサイドで川崎DFがクリアするも、そのボールをフリーの中田浩二をボレーで叩き込みいい時間帯に鹿島追加点


@後半

14分川崎、途中交代の薗田が2枚目のイエローで退場に。川崎は2試合連続で10人に

17分鹿島、右からの野沢のCKを中田浩二がヘディングで合わせるがクロスバー直撃でゴールならず

25分川崎GOAL!ショートカウンター気味に縦に速い攻撃。最後は稲本からのスルーパスを受けた田中裕介が決めて川崎1点差

44分川崎、小笠原にプレスをかけた中村憲剛がボールを奪うとそこからショートカウンター。小林悠のシュートをGK曽ヶ端が弾きルーズになり、混戦から最後は小林悠のシュートを矢島が触ってゴールに入るも、矢島のところでオフサイドがありノーゴール判定。

50分川崎GOAL!左からのCKに小林悠のヘッド、こぼれたところを再び小林悠が詰めて同点!

またもやラッキーボーイ小林悠がチームを救った!川崎貴重な1ポイント獲得


しかし、また小笠原のところでのボールロストだった。小笠原がおかしい…。 #jleague
笠原のところで何度かボールロストがあるな。

45分鹿島、野沢のFKがファーサイドで川崎DFがクリアするもそのボールを中田浩二がボレーで叩き込み鹿島追加点。


■鹿島アントラーズ

うーん、らしくない。

強さ戻ってきたのかなぁ、って思いながら見てたけれども、2-0で終えられなかった。

1失点したあとに、すぐ小笠原と本山を入れて、ゲームを終わらせにかかったのだが…


小笠原がおかしい。AT含め20分ぐらいのプレータイムだったが、3回ぐらいボールロストあったかな。

オフサイドで救われたものの、89分の川崎のチャンスも小笠原のボールロストが起点に。

今年はメンタル的にも非常に難しいシーズンにはなっているけれども・・・現状厳しい。


でも、これは個人の問題ではなく、チームとしての問題。

途中までは手堅さがあるゲーム運びができていたと思うけれども、田中裕介のゴール以降は、川崎の勢いに飲まれてたというか、いつものように時間をうまく使うこともできてなかった。


一時期の「底」は脱しているとは思うけれども、万全な状態になるまでにはもうちょっと時間がかかるのかなとは思うなぁ。

初トライのボランチ伊野波は良かったと思う。結構潰せてたし。柴崎が戻ってきたらどうなるかわからないけど。


■川崎フロンターレ

また小林悠!また小林悠!本当に彼はすごいわ。

こんだけ続くとねー、そりゃ下田さんも「This is ラッキーボーイ!」って実況するわ(笑)


前節井川が退場、今節横山が負傷交代で、代わって出場の薗田も退場と「センターバック受難」の流れの中

後半、ずーっと鹿島ペースの中、薗田の退場もあって、これは厳しいのかなぁと思ったけれども・・・


田中裕介のキレイなゴールがゲームの流れを変えましたね。あれ以降はずっと川崎のゲームだった。

77分、迷った末山瀬outで小林悠投入でジュニーニョ・矢島で3トップにしたのが結果的に功を奏した。


ヒューヒーロー誕生で、これで暫定2位浮上(あす仙台が○or△で3位に)。

この小林悠の勢いはどこまで行くのか。

■ゲームレポート
FC岐阜 4-4-2
       押谷祐樹      ブルーノ


  染矢一樹               嶋田正吾


      三田  光        新井涼平


 野垣内俊  秋田英義  田中秀人  野田明弘


             村尾龍矢


コンサドーレ札幌 4-2-3-1
             横野純貴


  近藤祐介     砂川  誠    上原慎也


      岩沼俊介        宮澤裕樹


 高木淳平  河合竜二  山下達也  日高拓磨


             イ ホスン



@前半

試合開始早々、いきなり試合が動く
1分札幌GOAL!CB山下からのパスを右サイドで受けた日高がクロスを入れると宮澤がヘッド、ポストに跳ね返ったボールを再び宮澤が押し込み札幌が早々と先制

4分札幌、CKの流れから最後は近藤のシュート、枠の上

8分札幌、エリアのすぐ外からのFKを砂川が蹴るもGK村尾セーブ

12分岐阜、押谷がドリブルで持ち込み、最後は染矢のミドルをGKホスンセーブ

33分札幌GOAL!宮澤の遠目からのシュートがゴロでGKまで転がり、GK村尾が足で処理しようとするもまさかのトラップミスでボールはゴールへ。

39分札幌GOAL!岐阜DF野垣内がヘディングでクリアを試みるがそれが小さなクリアになり、寄せていた横野が ボールを拾ってそのまま持ち込んでゴール!

45分札幌、右サイドからボールがこぼれてきて、中央にいた横野がシュートを試みるも空振り、後ろにいた近藤が打つもGK村尾ファインセーブ、さらにこぼれ球を日高が拾ってシュートを放つも大きくバーの上に外れる


@後半
後半は比較的終始岐阜ペースでゲームが進む

8分岐阜、染矢が左サイドを突破するが札幌DFが寄せてシュート打てず。あわやPKのギリギリのところ

15分岐阜、札幌のCKからのカウンター。嶋田が抜けるが日高が戻ってクリア。これは日高のナイスプレー

30分岐阜、札幌DF櫛引が胸トラップしようとしたところ腕にボールがあたりハンドに。これで得たPKを染矢が決めて1点返す

試合はこのあと大きな見せ場もなく終了。3-1で札幌が勝ってアウェイ連勝


■コンサドーレ札幌

確かにスコア的には快勝なんですが、内容的にはそこまででは…


開始15分は評価できると思います。

運動量も多かったし、セカンドも拾えてた。まさに圧倒的だった。

だが、それ以降は岐阜に主導権奪われてた。少し1点を守る気持ちが強すぎたんじゃないかなという気はした。


それだけに、2点目、3点目は大きかった。

完全に相手のミスによる得点だけれども、相手がミスしてもそれをつけないことも札幌は多いので…(笑)

特に横野。起点は相手のミスだけれども、「スタメンで出て点を取った」という事実だけで、横野にとっては非常に大きな結果。これまで4年苦労してただけに、本当におめでとう!


後半の戦い方は、あまり評価できないかなぁ。

3-0なんで、よほどのことがないとひっくり返されることもない。確かに、普通に守っていれば逃げ切れるんだけどね。ただ、やはり4点目を取ってゲームを終わらせたかったかな。結果が欲しいので守りに入ってしまうのもわかるのだが…。

櫛引のPK献上は、事故みたいなものなので気にする必要はないと思う(笑)


とりあえず、勝ったことは収穫です。

この後は、ホームで富山戦、アウェイ栃木戦、ミッドウィークにホーム北九州戦という日程

まず富山に勝って連勝でグリスタに乗り込みたいですな


■FC岐阜

んー、ちょっときょうはなぁ・・・

特に前半はひどかった。


立ち上がりの猛攻の1点だけで止めてればまだわからなかった。

15分以降は岐阜の時間帯が続いていたし、十分同点・逆転も可能だった。

それだけに2点目が・・・。村尾はなぜ足で処理したんだろう。札幌としては助かったが、岐阜としてはあまりにも痛かった。で、立て続けに再びミス絡みで3点目を取られたのも痛かった。


後半は、結構ペース作っていたけれども、引き気味の札幌を崩すまではいかず。

ただ、嶋田・染矢・押谷の前線の若いタレントはやっぱり魅力的だと思うけどなー。

浮上まではもう少し時間がかかりそうです。

■ゲームレポート
栃木SC 4-4-2
    チェ クンシク  リカルド ロボ


  高木            水沼


      パウリーニョ 鈴木修人


 那須川 大久保  渡部  宇佐美


         鈴木智幸

ギラヴァンツ北九州 4-4-2
     池元    長野


        安田理大

   森村        木村

         桑原


 多田   冨士   宮本   関


         佐藤



@前半

試合開始早々、いきなり試合が動く
1分栃木GOAL!、左からの那須川クロスをDFがクリア、こぼれ球を水沼が拾ってシュート、DFがブロックしたところを再び水沼が拾ってチェクンシクにラストパス、受けたチェクンシク落ち着いて流し込んで栃木が先制!

6分栃木、再び左から那須川クロスが入って、DFがクリアしたこぼれ球をリカルドロボがシュート、GK佐藤の好セーブがありゴールならず

立ち上がり主導権を奪った栃木、しかし北九州がジワリジワリと押し始める、

そして25分北九州GOAL!、左から冨士のクロスが入ると池元が納めて外へ、それを安田が受けてシュートしてGOAL!北九州が同点に追いつく

36分栃木、左サイドをドリブルで駆け上がった水沼がそのままミドルを放ってくるが、GK佐藤ファインセーブ
39分栃木、CKからのカウンターから水沼がロングシュートを放つが枠の上(大久保がいいフリーランニングしていたが…)


@後半
栃木が支配するも、最後の工夫が無くなかなかゴールを襲う攻撃ができない
21分栃木、左CKから渡部が頭で合わせるがわずかに枠外

25分栃木、波状攻撃 最後は混戦から大久保がミドルを放つがポスト直撃
29分栃木、高木のFKからロボがヘッドで合わせるがGK佐藤ビッグセーブで得点ならず

36分栃木GOAL!、後方からのロングフィードをパウリーニョがすらして船山納め、最後はロボがシュートしてGOAL

結局、これが決勝点となり栃木が2-1で北九州を下しました


■栃木SC

立ち上がりはセカンドボールをことごとくマイボールにできて、主導権を握ることができたが、流れを失ってからはセカンドが拾えずクリアが精一杯の状況になった。

コンパクトさも欠き、なかなか持ち味の組織的な守備が発揮できず、苦戦した感じはする。

松田監督は試合後のインタビューで「ふがいなかった」「緩みが出た」と言ってましたが、まさにそんな感じ。

やはりあまりにも早い時間に点取ると難しい試合になるね。


攻守に渡ってやや精彩を欠く内容ながらも、結果的に勝てるというのが、強いチームなのでしょう。

そして、しっかり点を取れるスコアラーがいるというのも心強い。


栃木はこれで首位返り咲き。

次節は2位ジェフ千葉との大一番。


■ギラヴァンツ北九州

シュート数こそ7-18とダブルスコアだったが、CKの数は8-6と北九州のほうが上

上記のようにチャンスシーンをピックアップすると栃木の方が多くなりますが、内容は決して北九州も悪くなかった。


今年初めて北九州のゲームを見ましたが、少なくとも昨年の悪いイメージというのはこのゲームからは払拭されました。

スタートは4-4-2ですが、攻撃のときは桑原が最終ラインに入って、両SBが高い位置をとる3-5-2のような布陣。

森村・安田・木村・池元の4人のパス交換は結構流れがよく、いい形でスペースに抜けていくことも散見された。

トップ下の安田晃大は、ドリブルで仕掛けることもできるし、視野が広いので周りを使うこともできるので、自由にさせてしまうと相手からは怖い存在になると思う。


後半は、守勢に回る時間は長く、最終的には決勝点を与えてしまったが、決して下を向く内容ではなかった。

三浦イズムは着実に浸透してると思います、