XRの無印の方は調整機能が全くないフロントフォークなので、せいぜいスプリングやオイルで味付けできる程度。
専用スプリングを出しているメーカーは少ない。
選択枠として
⚫︎後継機XR-XのBPFフォークを取付ける
→魅力的だが中々出物がない
⚫︎オーリンズとか付けちゃう。
→価格、、キャリパーサポートとか別途費用もかかる。
⚫︎TASC投入。
→ノーマルからカートリッジ式に。
オーリンズとかより安く、ノーマル外観だから別途出費も無し。
XRXのBPFも所詮はメーカーによる万人向けの味付けだろう。
結局やりこむことになりそうだったので、
相談しながらできるTASCを選択した。
2月頭に預けて、引き取りが5月中旬。
思っていたよりかかったなぁ、、
ハンドルで減衰が調整しづらいので、専用の工具も作ってくれました。
試行錯誤の末、スプリングはハイパープロのままになったようだ。
まずはこのまま乗ってもらい、そこからお好みに調整してみてください。
とのこと。
翌日が部活。
早速堪能できそうだ。
秩父の山道を走った印象では
フロントがとにかく動くようになった。
というところ。
同じスプリングとは到底思えない。
以前はフロントが突っ張るので、フォークを少し突き出しフロント荷重しやすいようにしていた。
結果、少し舵角が入る感じになり、
低速コーナーはクルンと、中高速コーナーはそうもいかずバンク角を増やしていく感じのコーナリングになっていた。
ハイスピードからの高速コーナーは特に1発で向き変えしないと危なかったかなぁと、、
TASC投入後は前後の荷重移動も楽になり、その分、突き出しもやめたみたいでトップステムとフォークがツライチになって帰ってきた。
印象としては前後の荷重移動がやり易くなり、その結果リアにトラクションかけて回るリア荷重になった感じ。
こちらの方が圧倒的にライン取りの自由度が上がっている。
つまり安全に、柔らかく、走りやすくなった。
満足度は非常に高い。
せっかく調整機能付いたんだからなんかしようかと思ったんだけど、セッティングしてくれただけあって今のところ良好。
使用するにつれて状態が変わると思うので、調整はそれからだな。
コストと納期がかかったけど、払拭してくれるくらい満足がいく出来栄えになり良かった。
LOUDNESS:Road Racer
おわり