前回は、「つま先の方向」について書きました。今回は、実際に歩いてみましょうか。

 その前に靴底が片減りしている方の話をしましたが、何でこうなるのか考えていることがありますので、それも書いておきます。

 当たり前ですが、歩くためには足を上げなければいけません。でも、足を上げるには太ももの筋肉を使います。「楽に歩きたいなぁ」と思うと、無意識にあまり太ももをあげないで、足を回して前に出して、少し靴底を擦るような歩き方をしている子ども達がいます。

 この歩き方だと確かに楽です。

 でも、この歩き方ですと円運動のせいもあって、つま先が内側か外側で止まってしまう感じがします。

 そして、かかとから足を地面につけるのではなく、「つま先から地面につくこと」になります。

 これが、積み重なっていくと靴の片減りや足の筋肉の一部しか使わないため、扁平足や足首の可動域を狭めているのかなと思います。

 

おまけ

 具体的な歩き方を書こうかと思っていましたが、子ども達に多少なりとも見られる歩き方で終わってしまいました・・・

 でも、私の中では大事なことなので書かせていただきました。

 次こそは、歩き方を書きたいと思います!