毎年のことで毎回驚く必要もないのだが、NBAや大学バスケのラインが出るのに時間がかかり、今回はいくつかの注目の試合はすでに始まってしまい削除する事態になってしまった。毎度のことなので慣れなければいけないのだが、バスケの投稿は試合ギリギリになりますので、ご理解願います。
2月25日(日)10:30 AM ABC
#E1-Boston Celtics (44-12, 18-9 Away)
@#E4-New York Knicks (34-22, 19-8 Home)
Madison Square Garden-New York, NY
Line: BOS -6.5
O/U: 222.5
Date Score ATS Cover O/U Result
12/08/23 NY 123@BOS 133 BOS -7.5. Over 221.5
11/13/23 NY 98@BOS 114 BOS -9.5 Under 219.5
10/25/23 BOS 108@NY 104 Push Under 223.0
03/05/23 NY 131@BOS 129 NY +6.5 Over 225.5
02/27/23 BOS 94@NY 109 NY +2.0 Under 224.0
01/26/23 NY 120@BOS 117 NY +8.5 Over 221.0
NBA最高成績をあげているボストン。1月19日のデンバー戦まで開幕から続いていたホームでの連勝が20でストップした。オフにワシントンからCクリスタプス・ポルジンギスとミルウォーキーからGドリュー・ホリデーが加わ理、主軸のFジェイソン・テイタム、G/Fジェイレン・ブラウン、Gデレック・ホワイトでスタメンを構成する。Cポルジンギスのおかげで平均得点がアップし、Gホリデーのおかげでディフェンスが改善されている。2年連続イースターンのトップシードを獲得してて、今年もこのままトップシードの可能性は高い、課題はプレーオフでチームがピークを維持することができるかが見どころになる。
ニューヨークは昨シーズンGジェイレン・ブランソンが加わりチームの顔が変わり、弱小からイースターンの強豪チームに生まれ変わった。今シーズンも新たな戦力が加わり、ゴールデンステートからGドンテ・ディビンチェンゾ、トロントからはF OG・アヌノビー、そしてトレード期限でデトロイトからFボヤン・ボグダノビッチとGアレック・バークスを獲得した。現在、チーム2位のスコアラーのFジュリアス・ランダルは肩のケガで欠場しているが、プレーオフには復帰可能と想定されている。一方、足首を負傷したCミッチェル・ロビンソンはシーズン終了の手術を受けたが、回復が順調で復帰が早まる可能性もある。今年も近年と同様にディフェンスではリーグトップレベルを維持していいる。課題は得点力にありGブランソン以外はコンスタントの結果を残せる選手がいなかったが、トレードで加入した新戦力がどれだけ重要な試合でシュートを決めてくれるかが見どころとなる。
オールスター後のレギュラーシーズン再開のフィラデルフィア戦でも得意のバスケットへのドライブを披露し、勝利に貢献したGブランソン。(イメージ:AP/Matt Slocumより)
この両チームは同じ地区なのでレギュラーシーズンでは4~5試合の対戦がある。今シーズンはここまでボストンの3連勝だが、昨シーズンはニューヨークの3連勝があった。どの試合も接戦が多く、比較的にロースコアの試合が多い。
BOS
MOV: 10.2
ATS W-L-T: 26–27-3 (49.1%)
O/U O-U-T: 28–28-0 (O: 50.0%/U: 50.0%)
NY
MOV: 4.7
ATS W-L-T: 30–24-2 (55.6%)
O/U O-U-T: 23–33-0 (O: 41.1%/U: 58.9%)
マネーライン:NY
スプレッド:NY
オーバー/アンダー:UNDER
+++
2月25日(日)2:00 AM CBS
#2 Houston (23-3, 10-3 Big 12)
@#11 Baylor (19-7, 8-5 Big 12)
Foster Pavilion-Waco, TX
Line: HOU -2.5
O/U: 134.5
Date Score ATS Cover O/U Result
04/03/21 HOU 59@BAY 78 Baylor -5.0 Over 135.5*
*全米トーナメント
先週も取り上げたがヒューストン大。今週は20/21に全米チャンピオンに輝いたベイラー大との対戦。ちなみに優勝した際にはこの両者はベスト4で激突した。今年はヒューストン大のBig12カンファレンスでの1年目なので、これがそのベスト4以来の対戦となる。
ヒューストン大は今週はホームで全米6位のアイオワ州立大に73-65で勝利した。相手に1度もリードを許さず勝利したが、この試合ではチームトップスコアラーの4年生のG LJ・クライヤーが不調でFGは2-10で8ptのみで苦戦した。一方、4年生のGジャマール・シードは26pt、2年生のGエマニュエル・シャープが20ptでGクライヤーの分をカバーした。また6位のアイオワ州立大との最大の違いは大事は局面で運動量を活用して相手のミスやターンオーバーを作ることができるのが大きかった。アイオワ州立大は16のターンオーバー、一方でヒューストン大は13スティールを奪うことができた。このまま勝ち続けて初のBig12のタイトルだけでなく、全米トーナメントの1シードも獲得できる勢いを伺える。
ベイラー大は上記でも紹介したが20/21の全米チャンピオン。ベイラー大はバスケの名門校のカンザス大以外で唯一Big12で優勝を果たしたチーム。HCスコット・ドリューはベイラー大で21年目を迎えている。全米トーナメントへの出場は続いているが、過去2年は2回戦止まりで終わっている。優勝チームからは4年生のFジョナサン・チャムワ・チャチューアが残っているが、元々ベンチからディフェンス専門の役割を果たしているタイプ。今年は1年生のSGジャコービ・ウォルター、編入生で4年生のPGレイジェイ・デニス、1年生のCイーブ・ミッシー、2年生のGラングストン・ラブ、4年生のFジェイレン・ブリジェス。GウォルターとGデニスの2人が大半のシュートを放ち、Gウォルターが3PTシューターで、Gデニスはアシストも提供する。今シーズンは全米20位スタートし、開幕から9連勝で一時はは6位までランクを上げた。ミシガン州立大とデューク大に連敗し、ランクを落とすがトップ10を再度狙えるポジションにいる。ここまでアウエーで苦戦するパターンがありBig12ではアウエーでカンザス州立大、テキサス大、テキサス・クリスチャン大、カンザス大、そして今週はブリガムヤング大にもアウエーで敗れている。今回はホームでの試合なので本来の力を発揮してくれると願っている。
1年生のGウォーターのこれまでの活躍はNBAスカウトの注目を集めている。このままいけばバイラー大ではこれが見納めで、来年はNBA行きの可能性が高い選手の一人。(イメージ:Insatgram/_wubbsより)
HOU
MOV: 18.5
ATS W-L-T: 12–12-2 (50.0%)
O/U O-U-T: 11–15-0 (O: 42.3%/U: 57.7%)
BAY
MOV: 11.6
ATS W-L-T: 15–8-2 (65.2%)
O/U O-U-T: 13–12-0 (O: 52.0%/U: 48.0%)
マネーライン:HOU
スプレッド:HOU
オーバー/アンダー:UNDER
2月25日(日)4:00 AM ESPN
#8 Duke (20-5, 11-3 ACC)
@Wake Forest (17-9, 9-6 ACC)
Lawrence Joel Veterans Memorial Coliseum-Winston-Salem, NC
Line: WAKE -2.5
O/U: 150.5
Date Score ATS Cover O/U Result
02/12/24 WAKE 69@DUKE 77 DUKE -7.0 Under 156.0
01/31/23 WAKE 73@DUKE 75 WAKE +8.0 Push
12/20/22 DUKE 70@WAKE 81 WAKE +6.5 Over 141.5
02/15/22 WAKE 74@DUKE 76 WAKE +9.5 Push
01/12/22 DUKE 76@WAKE 64 DUKE -6.0 Under 151.5
02/17/21 DUKE 84@WAKE 60 DUKE -7.0 Over 143.5
デューク大はHCジョン・シャイヤーの2年目。前任者のマイク・シャシェフスキーはデューク大で42年もHCを務めて5度の全米チャンピオンに輝く実績の持ち主。後任者は誰であれ苦戦が予想されたが、HCシャイヤーは昨シーズンは1年目でACCカンファレンス・トーナメントを制した。一方で全米トーナメントでは2回戦敗退で終わった。今シーズンは全米2位でスタートし、ノンカンファレンス戦ではアリゾナ大とアーカンソー大に敗れた。カンファレンス戦ではジョージア工科大、ピッツバーグ大、そしてライバルのノースカロライナ大に黒星を喫している。ランキングは一時は11位まで下がるが、現在5連勝中で全米8位まで盛り返している。全米トーナメント出場は確実で、このままの成績を維持できれば2シード以上を狙える。昨シーズンのチームから今年は1人(ダリック・ホワイトヘッドがNBA入りを果たした)が抜けただけ。主軸は2年生のCカイル・フィリポスキー、4年生のGジェレミー・ローチ、1年生のGジャレッド・マケイン、2年生のFマーク・ミッチェル、2年生のGタイリース・プロクター。今年のチームは昨シーズンと比較して得点力が平均72.0PTから80.5PTまで改善されている。特に3PTの成功率がアップしている。その中で1年生のGマケインが3PTでチームトップで活躍している。
2年目のCフィリポスキーは逞しさが感じられるようになってきた。(イメージ:AP/Karl B. DeBlakerより)
ウェイクフォレスト大はHCスティーブ・フォーブスの4年目。イースト・テネシー州立大で5年で2度全米トーナメント出場の実績の持ち主。ウェイクフォレスト大ではまだ全米トーナメント出場はないが、今年は委員会の抽選で十分出場可能なポジションにいる。今年のチームにはゴンザガ大から編入してきた3年生のGハンター・サリスが加入し、チームのトップスコアラーになっている。ゴンザガ大では2年間で1度もスタメン出場する機会が得られなかったが、今年は全試合スタメン出場で18.0pt/4.0reb/2.5ast、特に50.1%のFG率は期待以上。またセントラル・ミシガン大から編入した2年生のGケビン・ミラーも15.5pt/2.8reb/3.7astで大いに貢献している。
このカードは2月13日にデューク大主催で行われ、その際はデューク大が77-69で勝利した。今回はウェイクフォレスト大の主催なのでウェイクのFG%が改善され、接戦になることを期待している。
DUKE
MOV: 13.3
ATS W-L-T: 15–10-0 (62.5%)
O/U O-U-T: 11–15-0 (O: 42.3%/U: 57.7%)
WAKE
MOV: 10.1
ATS W-L-T: 14–11-1 (56.0%)
O/U O-U-T: 15–11-0 (O: 57.7%/U: 42.3%)
マネーライン:DUKE
スプレッド:DUKE
オーバー/アンダー:OVER
2月25日(日)10:00 AM ESPN
Texas A&M (15-11, 6-7 SEC)
@#5 Tennessee (20-6, 10-3 SEC)
Thompson-Boling Arena-Knoxville, TN
Line: TEN -10.5
O/U: 145.5
Date Score ATS Cover O/U Result
02/10/24 TEN 69@TAM 85 TAM +2.0 Over 140.5
02/21/23 TEN 63@TAM 68 TAM -1.5 Over 129.5
03/13/22 TAM 50@TEN 65 TEN -6.5 Under 131.5
02/01/22 TAM 80@TEN 90 TAM +11.0 Over 131.5
01/09/21 TEN 68@TAM 54 TEN -10.5 Under 128.5
01/28/20 TAM 63@TEN 58 TAM +9.5 Over 120.0
最後はSECの対決。SECで全米トーナメントでトップシードに手が届く位置にいるテネシー大はすでに2月にアウエーで黒星を喫しているテキサスA&M大とのリターンマッチで対戦する。
テキサスA&M大は名物HCのバズ・ウィリアムズの5年目。マーケット大で5回の全米トーナメント出場を果たしていて、ベスト8を1度、ベスト16を2度達成している。前職のバージニア工科大でも3度の全米トーナメント出場を果たした。テキサスA&M大では昨シーズン全米トーナメント出場を果たしたが、1回戦敗退で終わった。今年は予想では委員会の抽選で選ばれる可能性があるチームの一つ(現在、12シードが想定されている)。このまま出場を確実にするためにも残り試合に勝って、SECトーナメントでもベスト4に入れば出場権は確実になる。主軸は3年生のGウェイド・テイラーと4年生のGタイリース・フラドォード。特にGテイラーはPGでアシストを提供し同時にチームトップの3PTも決めている。一方、Gラドフォードはインサイドへのドライブが得意とする選手。また今シーズンのこのチームの特徴はリバウンド勝負に非常に強い。特にオフェンスリバウンドは470で全米1位。ベンチから投入される4年生のFアンダーソン・ガルシアはなんと平均4.7オフェンスリバウンドを記録している。
テネシー大はHCリック・バーンズの9年目。14年テキサス大のHCを務め13回の全米トーナメント出場を果たした。テネシー大では5大会連続でトーナメント出場を果たしている。今シーズンは全米9位でスタートし、ノンカンファレンス戦でパデュー大、カンザス大、ノースカロライナ大の3連戦があり、これに3連敗。一時は17位までランクを落とすがカンファレンス戦に入り安定感を取り戻し、現在は全米5位までランクを戻している。ライバル校のケンタッキー大に勝利しこのまま勝ち続ければ全米トーナメントの1シードを獲得も可能。今年はノースコロラド大からの編入生で4年生のGダルトン・コネクトが平均20.0pt/4.9reb/2.0astでチームを牽引している。ノースコロラド大でも平均20ptを記録したが、弱小カンファレンスであまり注目は浴びなかった。今回SECに移り一気に知名度も上がり、次のNBAドラフトでも1巡目で選ばれる可能性が高まった。このほかに3年生のPGザカイ・ジーグラーはゲームコントロールができ当然シューターへのアシストでも大いに貢献している。このチームは平均17.1アシストを記録している。
Gコネクトの名字は英語ではKnechtと書くが、読み方はConnectでいいらしい。来年はNBA入りはほぼ確実で要チェックの選手の一人。(イメージ:University of Tennessee Athleticsより)
前回の対戦では前半からテキサスA&M大が43-28のリードを奪い、そのまま逃げ切る試合展開。前半はテネシー大は全くシュートが決まらずビハインドに。またGコネクトはファウルトラブルでベンチに下がる時間が増えてしまったが、後半は連続3PTで反撃をするが、時すでに遅し。
今回はテネシー大のホームなのでシュートミスはそれほど心配する必要はないと感じている。
TAM
MOV: 4.3
ATS W-L-T: 11–15-0 (42.3%)
O/U O-U-T: 15–11-0 (O: 57.7%/U: 42.3%)
TEN
MOV: 12.9
ATS W-L-T: 12–13-1 (48.0%)
O/U O-U-T: 15–11-0 (O: 57.7%/U: 42.3%)
マネーライン:TEN
スプレッド:TAM
オーバー/アンダー:OVER