今週末はNBAのオールスター戦が行われるので、今週は大学バスケを取り上げます。

 

3月に全米チーナメントが開催され、全米では2~3週は大盛り上がりするのだが、今年は注目のNBAドラフト候補選手や最強チームがいないため、全体的に男子の大学バスケは盛り上がりに欠けている。逆に女子の大学バスケにはスター選手が多く、スポーツ専門チャンネルも男子より女子の試合を放送するケースが増えている。男女の大学バスケの大きな違いは、男子の場合、プロ有力選手の多くは大学で1年プレーすれば、翌年にはNBAドラフトに参加可能のルールがあり、一方で女子の場合はWNBAのドラフトに参加するには最低3年プレーする必要がある。必然とトップレベルの男子選手は<ワン・アンド・ダン/One and Done>で1年しか大学にないケースが多く、どんな強豪チームでも選手の入れ替えが必要となる。一方、女子のトップクラスの選手の多くは3~4年プレーするケースがあり活躍する選手は知名度も上がり注目度も高い。アイオワ大のケイトリン・クラーク、ルイジアナ州立大のエンジェル・リース、スタンフォード大のキャメロン・ブリンク、コネチカット大のペイジ・ベッカーズ、南カリフォルニア大のジュージュー・ワトキンズなどは男子選手より知名度が高い。

 

今年の男子は名門校もしくは名将HCがいるチームに注目度が集まるケースが高い。また昨シーズンの全米トーナメントで活躍したチームへの期待度も高い。注目選手では高校No.1の選手は南カリフォルニア大に進学したGアイゼイア・コリアー。同じく南カリフォルニア大にはNBAで活躍するレブロン・ジェームズの長男のGブロニー・ジェームズも進学をしたが、Gジェームズはシーズン前に心臓の異常脈拍が発覚し、調整に大きく出遅れた。Gコリアーはシーズン途中からケガで欠場が続いている。シーズン前は期待度が高かった南カリフォルニア大だったが、カンファレンスの下位グループで全米トーナメント進出も難しい状況。

 

一方、全米で活躍する日本人選手もいて、ネブラスカ大にはG富永啓生がチーム得点トップでチームの柱として活躍している。愛知出身のG富永は4年生で今年がラストイヤー。ネブラスカ大はここまでまずまずのシーズンでいくつかの金星を獲得している。現段階では<アット・ラージ/At large(大会委員会の推薦)>でトーナメントの出場が可能なポジションにいる。

 

大一番で勝負を決める3PTを度々決めているG富永。全米トーナメントでも活躍をきたしたい。(イメージ:AP Photo/Rebecca S. Gratzより)

 

今週は全米上位ランクのチームをいくつか取り上げます。

 

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2月18日(日)3:00 AM CBS

 

Texas (16-8, 5-6 Big 12)

@#3 Houston (21-3, 8-3 Big 12)

Fertitta Center-Houston, TX

Line: HOU -10.5

O/U: 131.5

 

Date         Score                    ATS Cover  O/U Result

01/29/24  HOU76@TEX72 TEX +4.5     Over 129.5

03/20/13 TEX72@HOU73  HOU +3.0   Under 151.0

 

Big12カンファレンスの対戦。近年、Big12のカンファレンスの編成が盛んでテキサス大は今年が最後のBig12の年で、来年からはSECに移る。ヒューストン大は今年からアメリカン・アスレチック・カンファレンスから移ってきた。そもそもこの2校は現在は消滅したサウスウェスト・カンファレンスに加盟してて70年代から90年代までは頻繁に対戦していた。

 

テキサス大は昨シーズン途中からクリス・ビアードが個人的な問題で解任され、代わりにアシスタント・コーチのロドニー・テリーが代行HCに就任。今年は正式のHCに就任し、1年目を務めている。昨シーズンはBig12のカンファレンストーナメントを制し、全米トーナメントではベスト8まで進み、全米ランクは5位で終えた。今シーズンは全米18位でスタートし、1月までトップ25をキープしていたが、カンファレンス戦に入って苦戦が続き現在はカンファレンス9位。シーズン終盤のラストスパートで全米トーナメントの出場を狙っている。チームの主軸はオーラル・ロバーツ大からの編入生の4年生Gマックス・アブマスと4年生のFディラン・ディス。Fディスはケガでチーム合流が遅れたが、ここに来て絶好調で先週は2試合で平均27.5ptを記録し、Big12の最優秀選手賞を受賞した。

 

ヒューストン大は現在全米3位。Big12の1年目で現在カンファレンスは首位タイの位置をキープしている。HCは10年目のカルビン・サンプソン。5年連続全米トーナメント出場を果たしていて、20/21シーズンはベスト4を達成している。昨シーズンはベスト16で敗退した。今シーズンは全米7位でスタートし、一時は全米2位を獲得するが、カンファレンス戦で連敗を喫しランクを落とすが、ここまで3敗だけで全米3位の位置にいる。Big12トーナメントを制すれば、自動で全米トーナメント出場を果たすが、このままでもでトーナメントの1シードを得られる。主軸はベイラー大から編入した4年生のG LJ・クライアー、4年生のGジャマール・スニード、2年生のGエマニュエル・シャープ。GクライアーとGスニードは共にNCAA-BBの最優秀選手に与えられるネイスミス賞の候補者に名前があがっている。試合ごとにGクライアーかGスニードのどちらかがチームの得点トップになる。一方、ディフェンスでは平均失点は54.7ptで現在、全米1位。

 

Gスニードは昨シーズンのNBAドラフト入りを宣言したが、急遽、宣言を取り下げヒューストン大に戻った。今年のドラフトではPGではトップ3候補と言われている。 (イメージ:F. Carter Smithより

 

すでに1月30日にテキサスのホームでこのカードは開催され、その時はオーバータイムで76-72でヒューストン大が勝利した。ヒューストン大のGスニードが25ptでトップスコアラー。テキサス大のGアバマスは20pt。

 

 

TEX

MOV: 9.0

ATS W-L-T: 9–15-0 (37.5%) 

O/U O-U-T: 13–11-0 (O: 54.2%/U: 45.8%)

 

HOU

MOV: 18.9

ATS W-L-T: 11–12-1 (47.8%) 

O/U O-U-T: 9–15-0 (O: 37.5%/U: 62.5%)

 

マネーライン:HOU

スプレッド:TEX

オーバー/アンダー:OVER

 

 

2月18日(日)4:00 AM ACCN

 

Virginia Tech (14-10, 6-7 ACC)

@#7 North Carolina (19-6, 11-3 ACC)

Dean E. Smith Center-Chapel Hill, NC

Line: UNC -10.5

O/U: 153.5

 

Date         Score                   ATS Cover  O/U Result

12/04/22 UNC 72@VT 80  VT Pk          Over 141.5

03/11/22  VT 72@UNC 59  VT +3.0      Under 139.5*

02/19/22 UNC 65@VT 57  UNC +4.5   Under 144.5

01/24/22 VT 68@UNC 78  UNC -5.0   Over 141.0

03/11/21  UNC 81@VT 73  UNC -3.5    Over 141.0*

03/10/20 UNC 78@VT 56  UNC -5.0   Under 141.0*

*ACCトーナメント

 

バージニア工科大はHCマイク・ヤングの5年目。20/21と21/22は全米トーナメント出場を果たしたが、昨シーズンは全米トーナメント出場はなく、抽選に外れたチームが参加するNITトーナメントに参加した。今シーズンはランク外からスタートし、カンファレンス戦でもここまで黒星先行で10位に低迷している。主軸は3年生のGショーン・ペデューラと4年生のGハンター・カトール。この2人で平均30.6ptを獲得できるが、脇役の選手からの貢献度が物足りない。

 

バスケ名門校のノースカロライナ大はHCヒューバート・デイビスの3年目。1年目は全米トーナメントで準優勝、昨シーズンはレギューシーズンで苦戦し、全米トーナメント出場をはたせなかった。今年は現在ACCの首位で今年は全米トーナメント出場は堅いと考えられる。今シーズンは19位でスタートし、一時は全米3位までランクを上げるが、今月に入りカンファレンス戦で3敗を喫していてランクを7位に落としている。チームの主軸は4年生のG RJ・デイビス、4年生のFアルマンド・バコット、3年生のFハリソン・イングラム。Gデービスはカンファレンスの得点王で全米でも9位のランク。PGとして評価が上がっている選手で、このまま活躍を続ければFバコットと共にNBAドラフトで選ばれるのは確実の選手になる。Fバコットは2年前にNBA入りが囁かれたが、UNCに戻ることを決断。昨シーズンは大苦戦で、今年はリベンジに賭けている。

 

Gデイビスは大学の先輩でNBAシカゴでプレーするコビー・ホワイトと風貌とプレースタイルも似たタイプの選手。(イメージ:USA Today Sportsより)

 

 

VT

MOV: 4.7

ATS W-L-T: 11–13-0 (45.8%) 

O/U O-U-T: 13–11-0 (O: 54.2%/U: 45.8%)

 

UNC

MOV: 11.3

ATS W-L-T: 14–11-0 (56.0%) 

O/U O-U-T: 12–12-1 (O: 50.0%/U: 50.0%)

 

マネーライン:UNC

スプレッド:UNC

オーバー/アンダー:OVER

 

 

2月18日(日)5:00 AM FOX

 

#4 Marquette (19-5, 10-3 Big East)

@#1 UConn (22-2, 12-1 Big East)

XL Center-Hartford, CT

Line: CONN -6.5

O/U: 147.5

 

Date          Score                            ATS Cover    O/U Result

03/10/23  CONN 68@MARQ 70 MARQ +4.0  Under 148.5*

02/07/23  MARQ 72@CONN 87 CONN -5.0   Over 147.5

01/11/23   CONN 76@MARQ 82 MARQ +2.0  Over 148.0

02/08/22 MARQ 72@CONN 80 CONN -6.5   Over 139.5

12/21/21  CONN 78@MARQ 70 CONN -5.5    Over 140.5

02/27/21 MARQ 62@CONN 80 CONN -6.5   Over 134.5

*Big Eastトーナメント

 

今週末の注目対決。バスケ専門カンファレンスBig Eastの頂上対決。

 

マーケット大はHCシャカ・スマートの3年目。HCスマートは10/11の全米トーナメントでバージニア・コモンウェルス大でベスト4を達成し、その後はテキサス大、そして現在のマーケット大でHCを務めている。マーケット大では2年連続で全米トーナメント進出を果たしていて、昨シーズンは2回戦で敗退。今シーズンは全米5位でスタート。一時は3位までランクを上げるが、カンファレンス戦前半で3敗を喫し小子を落とすが、現在は8連勝中で要注意のチームの一つ。主軸は4年生のGタイラー・コレック、3年生のGキャム・ジョーンズ、4年生のFオソ・イグホダーロ。GコレックはレフティのシューターでPGを務めているが、大事な場面ではシュートを任される。NBAドラフトでも注目を集めている選手の1人で、プロではベンチから大いに貢献できるタイプの選手。Gジョーンズは大型ガードでシュートが決まりだすと止められないタイプだが、まだシュート成功率は安定感を欠いている。Fイグホダーロが大型フォワードでリバウンドとブロック、そしてインサイドからのシュートで貢献できる。

 

今シーズンはPGとしての評価が鰻登りのGコレック。(イメージ:AP Photo/Darron Cummingsより)

 

昨シーズンの全米チャンピオンのコネチカット大はHCダン・ハーリーの6年目。昨シーズンはチャンピオンに輝いたが、どちらかとダークホース的存在でカンファレンスでは4位、トーナメントでは10シードで優勝を果たした。昨シーズンの主軸のCアダマ・サノゴはNBAシカゴ入りとGジョーダン・ホーキンズはNBAニューオリンズ入りを果たした。今シーズンは全米6位でスタートし、ここまではカンザス大とカンファレンス戦でのシートン・ホール大での2敗のみ。1月途中から全米1位のランクを獲得した。現在はチーム13連勝中。チームの主軸はラトガーズ大から編入した4年生のGキャム・スペンサー、優勝経験者で4年生のGトリステン・ニュートン、同じく優勝経験者の2年生のFアレックス・カラバン。大型の2年生のCドノバン・クリンガンも健在。今年はスター選手はいなく、それぞれが役割を上手に果たしている。いつの間にか全米1位のランクを獲得し、負けない試合を披露してて、今年は全米トーナメントの本命候補になると予想している。

 

 

MARQ

MOV: 10.6

ATS W-L-T: 14–9-1 (60.9%) 

O/U O-U-T: 9–15-0 (O: 37.5%/U: 62.5%)

 

CONN

MOV: 17.9

ATS W-L-T: 15–10-0 (60.0%) 

O/U O-U-T: 13–11-1 (O: 54.2%/U: 45.8%)

 

マネーライン:CONN

スプレッド:CONN

オーバー/アンダー:OVER

 

 

2月18日(日)8:00 AM ESPN

 

#22 Kentucky (17-7, 7-4 SEC)

@#13 Auburn (19-5, 8-3 SEC)

Neville Arena-Auburn, AL

Line: AUB -8.5

O/U: 164.5

 

Date          Score                   ATS Cover O/U Result

23/02/25  AUB 54@UK 86  UK -5.0     Under 141.0

22/01/22  UK 71@AUB 80   AUB -3.5   Over 149.5

21/02/13  AUB 80@UK 82   AUB +3.5  Over 147.5

21/01/16   UK 59@AUB 66  AUB -3.0   Under 147.5

20/02/29 AUB 66@UK 73   UK -6.0     Under 140.5

20/02/01  UK 66@AUB 75  AUB -2.5   Under 144.0

 

注目のSEC対決。

 

バスケ名門校のケンタッキー大のHCは名将ジョン・カリパリも早くも15年目。NBAのドラフトルール改正が導入されてからいち早く<ワン・アンド・ダン/One and Done(1年大学でプレーして、翌年はNBAドラフト入りする>を採用し、有能な1年生でチーム構成してきたが、近年は個人肖像権を自由に活用し収入を得ることが合法になり、有能な選手の囲い込みも難しくなったので、HCカリパリも編入生や他の手段でチームを構成を行っている。ここ2年は全米トーナメント出場を果たしているが、昨年は2回戦敗退で終わっている。11/12シーズンに全米チャンピオンになった勢いは欠いているが、有能な選手をNBA入りさせるのは大きく変わっていない。ちなみに昨シーズンのチームからはFオスカー・シブエFクリス・リビングストンGカーソン・ウォレスFジェイコブ・トッピンがNBA入りを果たした。今年のチームには1年生のGリード・シェパード、1年生のGロブ・ディリングハム、1年生のG DJ・ワグナー、1年生のGジャスティン・エドワーズは即戦力として活躍している。ここに編入生で4年生のGオースティン・リーブスや4年生のFトレイ・ミッチェルなどがリーダーシップを発揮している。1年生が多くいるのでアップダウンはあるが、波に乗れればハイスコアの好ゲームを発揮することもできる。現在、平均得点は88.9ptで全米3位。

 

オーバーン大は名物HCブルース・パールの10年目。18/19シーズンにはベスト4を達成し、過去2年も全米トーナメント出場を果たしている。今シーズンはランク外でスタートしたが、1月にトップ25入りを果たし、そこから一時は全米8位までランクを上げた。現在、カンファレンスでは2位で全米トーナメント進出も視野に入っている。主軸は3年生のFジョニー・ブロームと4年生のFジェイリン・ウィリアムズの2トップ。身長200cm以上の2人だがインサイドだけでなく3PTからもシュートを放ってくる。リバンドも多く獲得し、現在、平均失点は66.9ptでカンファレンス2位。

 

チームの主軸であるFブロームは今月初めに試合観戦にきてた俳優のモーガン・フリーマンとコートサイドで接触ハプニングがあり話題になった一幕もあった。(イメージ:AP Photo/ Butch Dillより)

 

今回はケンタッキー大のオフェンスがオーバーン大のディフェンスどうマッチアップするかが大きな見どころ。

 

 

UK

MOV: 10.8

ATS W-L-T: 14–10-0 (58.3%) 

O/U O-U-T: 18–6-0 (O: 75.0%/U: 25.0%)

 

AUB

MOV: 15.0

ATS W-L-T: 16–9-0 (64.0%) 

O/U O-U-T: 10–15-0 (O: 40.0%/U: 60.0%)

 

マネーライン:AUB

スプレッド:AUB

オーバー/アンダー:UNDER

 

 

2月18日(日)11:30 AM

 

Arizona State (13-12, 7-7 Pac-12)

@#5 Arizona (19-5, 10-3 Pac-12)

McKale Center-Tucson, AZ

Line: ARIZ -18.5

O/U: 157.5

 

Date         Score                      ATS Cover  O/U Result

23/03/10 ASU 59@ARIZ 78 ARIZ -7.5     Under 153.5

23/02/25 ASU 89@ARIZ 88 ASU +12.5  Over 154.0

22/12/31 ARIZ 69@ASU 60 ARIZ -5.5    Under 155.5

22/02/07 ARIZ 91@ASU 79 Push            Over 143.0

22/01/29 ASU 56@ARIZ 67 ASU +21.5  Under 148.0

21/01/25 ASU 67@ARIZ 80 ARIZ -4.5    Under 155.5

 

Pac12カンファレンスのライバル対決。来年からアリゾナ大とアリゾナ州立大はBig12に加盟を変更するのでこれがPac12で最後のライバル戦となる。

 

アリゾナ州立大はHCボビー・ハーリーの9年目。上記で紹介したコネチカット大のHCダン・ハーリーの兄である。過去8年で3度の全米トーナメント進出を果たしている。昨シーズンは1回戦で敗退している。今シーズンはここまでランク外に留まっている。カンファレンス戦は4連勝でスタートしランクインできるとことまで来ていたが、途中で5連敗があり現在は5割でカンファレンス6位にいる。全米トーナメント進出するにはPac12トーナメントを制する必要がある。チームの主軸は3年生のGフランキー・コリンズ、3年生のGジャミヤ・ニール、編入生で4年生のGホゼ・ペレズ。チームはガード重視でアウトサイドからのシュートに頼っているが、試合によってシュートが決まったり、外れる試合で勝負か決まってしまう。

 

アリゾナ大はHCトミー・ロイドの3年目。HCロイドは20年間ゴンザガ大でコーチ修行を行った実績の持ち主。ゴンザガ大時代は海外から有能な選手をスカウトし、それらを育てた功績が大いに認められている。その中には現在NBAでプレーする八村塁も含まれる。過去2年には全米トーナメント出場を果たしているがベスト16が最高成績で昨年は1回戦敗退だった。オフにはノースカロライナ大から4年生のGケイレブ・ラブを編入で獲得。チームの主軸はGラブを含めマリ出身の4年生のCオウマー・バロ、スエーデン出身の4年生のGペル・ラーションなどがいて、今年はリトアニアから1年生のCモタイウス・キルバスをチームに加えている。今シーズンは全米12位でスタートし12月には全米1位のランクも獲得した。カンファレンス戦で3敗を喫しているが、現在はカンファレンス首位で全米トーナメント出場は確実にしている。このチームはダントツでカンファレンス・トップの攻撃力で平均90.1ptを記録している。一方で失点は平均73.5ptはカンファレンス8位。

 

新天地でも活躍を続けているGラブ。これまでの活躍のおかげでネイスミス賞の候補者リスト入りも果たした。(イメージ:USA TODAY Sports/Isaiah J. Downingより)

 

 

ASU

MOV: -2.1

ATS W-L-T: 11–14-0 (44.0%) 

O/U O-U-T: 13–12-0 (O: 52.0%/U: 48.0%)

 

ARIZ

MOV: 16.6

ATS W-L-T: 16–8-0 (66.7%) 

O/U O-U-T: 13–11-0 (O: 54.2%/U: 45.8%)

 

マネーライン:ARIZ

スプレッド:ARIZ

オーバー/アンダー:UNDER

 

+++

 

 

2月19日(月)3:00 AM CBS

 

#2 Purdue (22-2, 11-2 Big Ten)

@Ohio State (14-11, 4-10 Big Ten)

Value City Arena-Columbus, OH

Line: 決まり次第掲載予定 (PUR -8.5)

O/U: 決まり次第掲載予定 (145.5)

 

Date        Score                       ATS Cover  O/U Result

03/11/23 OSU 66@PUR 80  PUR -8.0    Over 134.0*

02/19/23 OSU 55@PUR 82  PUR -12.5 Under 137.5

01/05/23 PUR 71@OSU 69  PUR +1.5   Over 139.0

01/30/22 OSU 78@PUR 81  OSU +9.5  Over 146.0

03/12/21 OSU 87@PUR 78  OSU -1.0   Over 139.0*

01/19/21 PUR 67@OSU 65  PUR +5.5   Under 136.5

*Big Tenトーナメント

 

最後はBigTenカンファレンスの注目チーム。

 

パデュー大は今年も全米チャンピオンの本命でシーズンは全米3位でスタートした。昨シーズンの大学最優秀選手に選ばれた身長223cmの4年生のCザック・イーディーは大学に戻ってきて、ラストイヤーで優勝を狙いに行っている。HCは19年目のマット・パインター。8年連続で全米トーナメント出場を果たしているがベスト8が最高成績で、昨シーズンは痛恨の1回戦敗退で終わった。今シーズンは開幕戦のアーカンソー大に敗戦を喫し、カンファレンス戦ではノースウェスターン大とネブラスカ大に敗れている。現在は9連勝中で全米2位のポジションを2ヶ月以上キープしている。主軸はCイーディーだが今年は2年生のGブランデン・スミスの成長が効いている。PGで12.8pt/5.7REB/7.2ASTの数字をあげている。また編集生で4年生のGランス・ジョーンズも大いに貢献している。チームトップの3PTシューターで主軸の3人を抑えるのには大半のチームは苦戦する。

 

先週のインディアナ大とのライバル対決で大学初の3PTを決め、このポーズをとったCイーディー。(イメージ:AP/Michael Conroy/APより)

 

オハイオ州立大は今年は大苦戦。7年目のHCクリス・ホルトマンは大学バスケでは非常に珍しく成績不振を理由で今週でシーズン中に解雇処分を受けた。アシスタントHCのジェイク・ディブラーが代行HCに昇格し、この試合が初采配。ちなみにホルトマンは昨シーズンも苦戦で全米トーナメント出場を果たせなかったが、それまでは4年連続で全米トーナメント出場を果たしていて、その前のバトラー大でも3年連続で全米トーナメント出場を果たした。今年はランク外スタートだったが、ノン・カンファレンス戦は11-2の順調なスタートだったが、カンファレンス戦に入ると急展開。カンファレンス戦ではここまで4-10でカンファレンス13位。今年のチームは昨シーズンから3人のトップスコアラーが抜け、主軸は2年生のGブルース・ソートン、2年生のGロディー・ゲイル、そして編入生で4年のFジェイミソン・バトル。苦戦の理由をピンポイントするのは難しいが、ここまでアウエーで勝利がなく7連敗中。 今回はホームの試合なので、多少は勝ち運も上がるのかもしれない・・・

 

 

PUR

MOV: 15.2

ATS W-L-T: 14–9-2 (60.9%) 

O/U O-U-T: 17–8-0 (O: 68.0%/U: 32.0%)

 

OSU

MOV: 4.7

ATS W-L-T: 9–15-1 (37.5%) 

O/U O-U-T: 14–11-0 (O: 56.0%/U: 44.0%)

 

マネーライン:決まり次第掲載予定 (PUR)

スプレッド:決まり次第掲載予定 (PUR)

オーバー/アンダー:決まり次第掲載予定 (OVER)