1月29日(月)5:00 AM CBS

AFC Championship

#3 Kansas City Chiefs 17@#1 Baltimore Ravens 10 (27)

Line: BAL -3.5

O/U: 44.5

 

マネーライン:BAL (L)

スプレッド:BAL (L)

オーバー/アンダー:OVER (L)

 

 

1月29日(月)8:30 AM FOX

NFC Championship

Detroit Lions 31@San Francisco 49ers 34(65)

Line: SF -7.0

O/U: 51.5

 

マネーライン:SF (W)

スプレッド:DET (W)

オーバー/アンダー:OVER (W)

 

NFL総括:

スーパーボウルはカンザスシティとサンフランシスコの組み合わせが決まった。19/20シーズンのSBの再戦で、その時は31-20でカンザスシティが勝利しQBパトリック・マホームズが初優勝を決めた試合だった。今回はラスベガスの本拠基地で開催されQBマホームズの3度目の優勝か、QBブロック・パーディの初優勝が決まる。

 

AFCのタイトル戦は意外な展開で試合は進んで行った。ボルチモアが最初のドライブは4&アウトのPUNTで攻撃が終わると、そこからカンザスシティが5分以上のロングドライブでTD。お返しにBALも次のドライブでTDで反撃するが、KCの次のドライブでまたの9分以上のロングドライブでTD。KCの2回の攻撃ですでに2Qまで試合が進んでしまった。次のBALのドライブはQBラマー・ジャクソンが痛恨のファンブルで攻撃が終了。ここから四つに組んだ試合展開にスイッチする。ハーフタイム直前にKCがFGを奪い17-7で折り返す。3Qも両チームはPUNTを繰り返し試合は膠着状態続くが、QBジャクソンはルーキーのWRゼイ・フラーワーズに54YDSのロングパスを決めBALの反撃ムートは高まるが、なぜかルーキーのWRフラーワーズはマークしたCBラジェリアス・スニードに罵声を浴びせ、これがペナルティとみなされ15YDSも後退する。同じドライブでようやくBALがTDを奪うと思っていたら、WRフラワーズがショートパスからそのままエンドゾーンに走り込む直線に、今度はCBスニードがボールをパンチアウトに成功し、エンドゾーンでリカバリーしたKCにポゼッションが移ってしまう。スコアは17-7のまま4Qに突入。次のBALのドライブは自身の1YDS地点から始まるが、コツコツのフィールドを進み敵陣の25YDSまで入るが、今度はQBジャクソンがエンドゾーン内でINTでまたも無得点で攻撃終了。BALは最後のドライブでFGを奪うが、KCも必要なYDSを獲得し、そのままゲームオーバー。敗因をルーキーにするのはかわいそうだが、WRフラワーズがチームの足を引っ張った感じがして仕方がない・・・軽率なペナルティとそのお返しでボールをエンゾーン手前でパンチアウトされるのはバチが当たったとしか考えられない・・・一方、ファインプレーを決めたCBスニードは試合後のフィールドインタビューでは涙を流しならが感謝の気持ちをインタビューアーに伝えていた。

 

上はWRフラワーズCBスニードにトーンティングのペナルティシーン。下はCBスニードWRフラワーズからボールをパンチアウトするシーン。(イメージ:CBS Sportsよr)

 

NFCも予想外の展開で試合は進んでいった。デトロイトが最初のポゼッションでいきなりTDを奪う。サンフランシスコは最初のドライブはFG失敗で終わり、7-0のDETのリード。ここからDETが得点を重ねいつの間にか24-7のリードで前半を折り返す。後半は今度はSFの反撃でWRブランドン・アイユークの51YDSのミラクル・キャッチもあり、押せ押せムード。またSFに反撃中にDETはルーキーのRBジャミール・ギブスが痛恨のファンブルをおかしてしまい、一気に3Qで24-24の同点。4Qに先にSFがFGでリードを奪うと、次のDETの攻撃は敵陣の30YDSまで進むが、4thダウン3YDSでFGを狙わずに 逆転TD狙いで前進を試みるが、QBジャレッド・ゴフのパスが決まらず、DOWNでポゼッション終了。次のSFの攻撃はQBブロック・パーディのQBスクランブなどもあり追加点のTDが決まり、2スコアのリードを築く。DETはようやくパスが決まり後半初の得点がTDで決まるが、タイムアウトを全て使い果たし、最後はオンサイドキック狙い。オンサイドは失敗し、そのままゲームオーバー。一時は17PTのリードを築いたDETは後半になかなか追加点が奪えなかったが敗因だった。今回は選手のミスよりプレーコールのミスが大きかったような気がする。前半はラン攻撃が決まってSFは手がつけられない状態だったが、後半はパスの回数が多かった。RBギブスのファンブルも痛かったが、RBデビッド・モントゴメリーと併用が始まり思うようにランYDSが獲得できなくなった。プレーオフで好調だったルーキーのRBギブスをそのままメインのRBで使い続けたほうが良かった感じがした・・・またHCダン・キャンベルの4thダウン(同点FGの場面)の判断も痛かった・・・

 

WRアイユークのミラクルキャッチ。

 

来週はNFLはプロボウル(オールスター)があり、スーパーボウルは翌週に行われる。大きな話題の一つがカンザスシティのTEトラビス・ケルシーと交際している歌手のテイラー・スイフトがスーパーボウルの前日に世界ツアーの東京公演がある。今週もボルチモアで試合観戦してたので、スーパーボウルはどうなるのかが大きな注目点になっている・・・なんと日本公演を日程の一つキャンセルするかもしれない噂も出ているが、プラーベートジェット機を飛ばせばキャンセルせずにSB当日に間に合うはず。スイフトが試合会場にいるだけで視聴率(子供と女性の視聴者がアップ)が全然違う現象も起きていて、NFLとしてもなんとかスイフトにラスベガスに間に合ってほしいと願っているはず・・・

 

AFCタイトル戦直後のTEケルシースイフト。(イメージ:Getty Images/Patrick Smithより)

 

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