1月29日(月)5:00 AM CBS

 

AFC Championship

#3 Kansas City Chiefs (11-6, 6-2 Away)

@#1 Baltimore Ravens (13-4, 6-3 Home)

M&T Bank Stadium-Baltimore, MD

49°F

Line: BAL -3.5

O/U: 44.5

 

Date         Score                    ATS Cover    O/U Result

09/19/21  KC 35@BAL 36   BAL +3.5      Over 53.5

09/28/20 KC 34@BAL 20   KC +3.0        Under 55.0

09/22/19  BAL 28@KC 33  Push             Over 52.0

12/09/18  BAL 24@KC 27   BAL +6.5      Over 48.5

12/20/15  KC 34@BAL 14   KC -6.5         Over 41.0

10/07/12  BAL 9@KC 6       KC +6.0        Under 47.0

 

カンザスシティは6年連続でAFCチャンピオンシップ出場を果たした。QBパトリック・マホームズはプロ7年でルーキーイヤーを除いて毎年AFCのタイトル戦を経験している。カンファレンス・ラウンドでの通算成績は3勝2敗。

 

先週のディビジョン・ラウンドではバッファローに対して理想的な試合展開で進めることができた。特にレギュラーシーズンのから4連勝中でそれらの試合の共通点としてラン攻撃で120YDS以上を獲得できている。その中でRBアイゼイア・パチェコが大いにラン攻撃に貢献している。RBパチェコが20YDS以上のビックゲインを決めると、相手は次もランなのかそれともパスなのかが焦点が合わせにくい。KCのパス攻撃は近年のように飛び抜けていいわけでもなく、ランとパスの両方があると効率的にパスプレーが決まるケースが多い。バッファロー戦も4Qに不運のエンドゾーン手前でファンブルし、そのままボールがサイドラインを割ってタッチバックになったプレーをやり直すことができればさらに3~7PTのリードを築くことができた。一方、ディフェンスは相手QBジョシュ・アレンのQBランに大いに苦戦した。12キャリーで平均6.0YDSも奪われた。今週の相手QBはさらにラン攻撃が得意なので、今週も苦戦が予想だれる。特に2連つめでディフェンシブ・バックスがQBアレンをタックルするのに苦戦した印象があった。QBアレンは大型の選手で小柄なDBは苦戦したが、今週のQBラマー・ジャクソンは体格的には大きくなく、ただスピードではQBアレン以上。

 

ボルチモアは2012/13のスーパーボウルを制したシーズン以来のカンファレンス・タイトル戦。6年目のQBラマー・ジャクソンは先週の勝利を含めてプレーオフでは通算2勝3敗となる。またディビジョン・ラウンドを突破するのはこれが初めて。

 

QBジャクソンのラン攻撃がボルチモアの攻撃の鍵になる。(イメージ:USA TODAY Sportsより)

 

先週のヒューストン戦は前半は10-10で折り返し、後半は3TDと1FGで奮起し、相手を完封に抑えた。前半は特にオフェンスは試合感が戻るのに少し時間がかかった感じがした。低迷してたオフェンスを奮起させたのがQBジャクソンのランプレー。11キャリーで100 YDSの2TD。パスでも2TDを決めたので、ワンマンショーに近い状態だった。一方、ディフェンスは相手にTDを許さず、1FGを与えたのみ。相手のTDはスペシャルチームでのPUNTからのリターンTDだった。

 

この試合の見どころはいかにKCがBALの強力ディフェンスを崩し、得点をあげるかどうか。KCの多くのドライブはFGで終わると予想してい。一方、BALは相手をFGで抑えれば、オフェンスは焦らずに攻撃を考えることができるようになる。またKCはラン攻撃を阻止することが得意ではないので、BALはじっくりランで攻撃を重ねることができる。当然、KCはQBマホームズがスーパープレーでビッグゲインを連発すれば、TDを重ねることもできるが、今回はミスを極力減らしFGを重ねていく展開を想像している。TDはターンオーバーやスペシャルチームでビッグプレーが起きない限りあまり期待できないと思う。

 

Season Leaders

Passing Yards

P. Mahomes   QB - KC

401-597, 4183 YDS, 27 TD, 14 INT

L. Jackson   QB - BAL

307-457, 3678 YDS, 24 TD, 7 INT

 

Rushing Yards

I. Pacheco   RB - KC

205 CAR, 935 YDS, 7 TD

L. Jackson   QB - BAL

148 CAR, 821 YDS, 5 TD

 

Receiving Yards

T. Kelce   TE - KC

93 REC, 984 YDS, 5 TD

Z. Flowers   WR - BAL

77 REC, 858 YDS, 5 TD

 

 

KC

MOV: 5.2

ATS W-L-T: 11–7-1 (61.1%) 

O/U O-U-T: 6–13-0 (O: 31.6%/U: 68.4%)

 

BAL

MOV: 12.6

ATS W-L-T: 12–6-0 (66.7%) 

O/U O-U-T: 8–9-1 (O: 47.1%/U: 52.9%)

 

マネーライン:BAL

スプレッド:BAL

オーバー/アンダー:OVER

 

 

1月29日(月)8:30 AM FOX

 

NFC Championship

Detroit Lions (12-5, 6-3 Away)

@San Francisco 49ers (12-5, 5-3 Home)

Levi's Stadium-Santa Clara, CA

69°F

Line: SF -7.0

O/U: 51.5

 

Date         Score                   ATS Cover O/U Result

09/12/21  SF 41@DET 33  DET +9.5    Over 46.0

09/16/18  DET 27@SF 30  DET +6.0   Over 48.5

12/27/15   SF 17@DET 32  DET -8.5    Over 42.5

09/16/12  DET 19@SF 27   SF -7.0       Push

10/16/11   SF 25@DET 19   SF +5.5     Under 45.0

12/27/09  DET 6@SF 20    SF -13.0    Under 41.0

 

デトロイトは1991以来のカンファレンス・タイトル戦。

 

先週は3Qまで17-17のがっぷり四つの試合。4Qにスパートをかけて2連続TDで逃げ切りに成功した。最後にタンパベイに反撃を喰らうが、最後はINTを奪いゲームセット。攻撃ではルーキーコンビのRBジャミール・ギブスTEサム・ラポータが大いに勝利に貢献した。一方、ディフェンスはレギュラーシーズンの試合を含めて5試合連続で相手が300YDS以上を獲得した。今シーズンはプレーオフを含めて8回300YDS以上を献上してて、この5試合連続はリーグワースト記録に匹敵するとも言われている。それでも5試合の平均失点は22.0PTでオフェンスの平均得点が27.2PTなのが唯一の救い。

 

先週のTDで逃げ切りの口火を作ったルーキーのRBギブス。(イメージ:Getty Imagesより

 

サンフランシスコはHCカイル・シャナハンになって7年間で3度目のカンファレンス・タイトル戦。2019/20はスーパーボウルまで進んでが、20/21と22/23は敗退で終わっている。昨シーズンはQBブロック・パーディでワイルドカードとディビジョン・ラウンドを勝利したが、カンファレンス・ラウンドで肘を負傷し前半で負傷退場。控えQBも負傷退場し、最後はQB無しでプレーした事態になった。

 

先週のグリーンベイ戦はQBパーディは天候に大苦戦。終始雨が降っていて、ボールを上手に握れない事態に。途中で手袋をはめたり、外したりして色々試していたが、4Qにはやっとコンディションに慣れたようで7つのパスを決めて逆転TDを演出した。またこの試合はスタート時にWRディーボー・サミュエルが負傷退場して戦力ダウンしたが、途中からWRジャウアン・ジェニングスが5キャッチを決め大きく勝利に貢献した。今週のWRサミュエルの出場は当日判断になっている。現在は50/50の可能性と考えられている。

 

今週も試合はカリフォルニアのサンタ・クララで行われるが天気予報は晴れになっている。デトロイトの本拠地はドームの人工芝で、ここまでのプレーオフの2試合はホームスタジアムで行われている。今年の野外で天然芝の成績は3勝2敗。またデトロイトのQBジャレッド・ゴフは5年間LAラムズでプレーしSFとは同じディビジョンだったので何度も対戦している。ただ通算成績は3勝5敗(アウエー成績は2勝2敗)。

 

この試合もがっぷり四つの試合を予想している。プレーオフの勢いはデトロイトにあり、戦力的にはサンフランシスコがコマが豊富で有利。

 

 

Season Leaders

Passing Yards

J. Goff   QB - DET

407-605, 4575 YDS, 30 TD, 12 INT

B. Purdy   QB - SF

308-444, 4280 YDS, 31 TD, 11 INT

 

Rushing Yards

D. Montgomery   RB - DET

219 CAR, 1015 YDS, 13 TD

C. McCaffrey   RB - SF

272 CAR, 1459 YDS, 14 TD

 

Receiving Yards

A. St. Brown   WR - DET

119 REC, 1515 YDS, 10 TD

B. Aiyuk   WR - SF

75 REC, 1342 YDS, 7 TD

 

 

DET

MOV: 3.9

ATS W-L-T: 13–6-0 (68.4%) 

O/U O-U-T: 12–7-0 (O: 63.2%/U: 36.8%)

 

SF

MOV: 10.9

ATS W-L-T: 9–9-0 (50.0%) 

O/U O-U-T: 10–8-0 (O: 55.6%/U: 44.4%)

 

マネーライン:SF

スプレッド:DET

オーバー/アンダー:OVER