UEFAヨーロッパリーグ・グループF順位表において両極端に位置する2チーム、フランス勢FCジロンダン・ボルドーとドイツ勢アイントラハト・フランクフルトが11月29日、スタッド・シャバン・デルマにて今大会2度目となる対戦に臨む。
3勝1敗、勝ち点9という戦積で現在グループF首位に立つアイントラハト・フランクフルトの快進撃は9月19日に行われた、現在1勝3敗の勝ち点3で最下位に就くジロンダン・ボルドーを下したことから始まった。その対戦、3-0という圧勝でボルドーを下したフランクフルトは続くアポエル・ニコシア戦、マッカビ・テル・アビブ戦1stレグに立て続けに勝利を飾り、マッカビとの第2戦に敗れるまで3連勝を誇っていた。
一方のジロンダン・ボルドーはと言えば?フランクフルトに敗れて以降、続くマッカビ・テル・アビブ戦にも敗れ、その後アポエル・ニコシアとの第1戦には2-1で勝利したことで復活の兆しを見せた勢いも11月7日に行われた2ndレグでは同スコア(2-1)で報復されることとなってしまい、現在の順位に甘んじている。
この1戦、日本から見守るファンの方が気になるのは、やはり何といってもそのロスターに名を連ねる日本代表FW乾貴士の活躍だろう。
2011年8月に2部リーグ、VfLボーフムに移籍しレギュラーとして定着、リーグ戦30戦に出場しチームトップ7得点をマークする活躍を経て昨季フランクフルトに移籍、リーグ戦33試合に出場した中で9月16日のハンブルガー戦で初ゴールを決めて以降3試合連続ゴール達成や、シーズンを通して決めた合計6ゴールは昨季ブンデスリーガに所属した日本人選手最多ゴールとなるなど、チームの今季ヨーロッパリーグ出場権獲得に多大なる貢献をした乾貴士はドイツリーグ3年目となる今季、第12節までを終了した母国リーグにおいて2勝6敗4分と低迷に苦しむ自チームを救うことになる勢いを手に出来る可能性のあるヨーロッパリーグでの快進撃を続けさせる貢献はできるのだろうか?
一方、対するボルドーの現時点での母国リーグ順位は13節までを終了し4勝4敗5分で勝ち点17の12位。はたして彼らはヨーロッパリーグにおいて低迷する失速の引き金となった初戦対戦相手との再戦にて屈辱を晴らすことはできるのだろうか?
ではここで、前回の対戦を簡単にではあるが振り返ってみよう。この1戦が行われたのは遡ること3ヶ月前であることから、今回の1戦も前回と同じようになるとは考えにくいが、それぞれの戦いぶりを復讐することで皆様の勝敗予想に少しでもお役に立つことがあれば幸いである。
すでに先ほど触れているとおり、試合は3-0でフランクフルト勝利という一方的な展開で終わった。だが、その内容までもが終始フランクフルトが圧倒して終わったのだろうかと思えば、そうでもない。確かに、キックオフのホイッスルからアグレッシブに攻め立てたフランクフルトが前半4分、ジャクパがペナルティーエリアに入れたロングパスをきっかけに混戦からカドレツが先制し、16分に早くも追加点を挙げるなどフランクフルトの「押せ押せムード」が見られてはいたが、その後後半7分にボルドーが一瞬の隙をつき、右サイドを突破し好機を見出すなどあわやの場面も見られた。
どうだろう?はたしてこの1戦、再びフランクフルトの圧勝に終わるのだろうか?それとも前回の1戦で相手の手の内を知ったボルドーが一矢報いるのだろうか?その答えは現時点ではサッカーの神のみが知るところだが、この両チームの実力は拮抗しているということは毎週1000近い試合を観戦、さらにはチームの戦績などのデータを分析することで翌週の試合につけるオッズを決定するブックメーカーSBOBET.comのオッズが両者ほぼ同等とされていることからも推察できる。
余談ではあるが、この両チームは今季ヨーロッパリーグでの対戦以前、1995年UEFAインタートトカップ・ベスト16ラウンドにて一度だけ対戦している。そしてその際は、ボルドーがフランクフルトに3-0で勝利しているのもまた事実である。
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