10月12日、ザッケローニ監督率いるサッカー日本代表には「絶対に負けられない戦い」が控える。今季最後となるホームでの戦い、ガーナ戦から約1ヶ月の時を経て欧州遠征を開始させるザックJAPANは今後の勢いを確立するうえでとても重要となる1戦、セルビア代表との対決に臨むのだ。
前回日本がセルビアと対決したのは2010年4月7日。その際はホームでの試合にも関わらず0－3で敗戦している日本だが、その当時に比べ数多く外国勢との試合をこなし、またメンバーも変わっている。今回は是非とも雪辱を晴らしてくれることを期待したいところだ。
ワールドカップ･欧州予選グループAでは、セルビアは計3回勝利しその順位を3位としている。その戦績のみを見れば、可も無く不可も無くという印象を受けるが、ベルギー、クロアチアという強豪国に続いて、さらにはスコットランドを抑えての3位という順位はFIFA世界ランクを日本の1位下、43位としているセルビアの実力からしたら好調と言えるのかもしれない。
今年に入り、ラトビア、ブルガリア、イタリアと3ヶ国の欧州勢と対戦し、2－0で勝利したラトビア戦以外は敗れているザックJAPAN。その後東アジアカップで発掘した新戦力もそれぞれA代表での居場所を確立し海外組メンバーとの融合も見せつつある今、是非ともこの欧州遠征初戦で課題や弱点を浮き彫りにし、来年のワールドカップ本大会までには調整を施して欲しいところだ。
現在までに決まっている欧州遠征の日程は10月12日セルビア戦、15日ベラルーシ戦、そして11月15日には強豪オランダとの1戦が控えている。
東アジアカップで優勝を果たしたのを機に代表に召集された柿谷曜一朗は日本のワントップとして定着できるのかどうかもこの欧州遠征での活躍に懸かっている。
この試合、現時点でのSBOBET.comでのオッズはセルビア勝利が*2.21 日本勝利が*3.10 ドローが*3.30となっています。スポーツブックの分析家たちはホームでの開催ということでセルビア有利と予想しているようですね。
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