言わずと知れたサッカー日本代表の雄、本田圭佑を擁するCSKAモスクワがUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ、非常事態に見舞われている。初戦、ディフェンディングチャンピオンであるバイエルン・ミュンヘン本拠地へと意気揚々と乗り込んだものの、ホームで軽快に暴れる王者相手になす術なく3-0で敗れた穴埋めをするはずだったホームでのヴィクトリア・プルゼン戦だが、その10月2日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節の戦いが、サンクトペテルブルクのペトロフスキー・スタジアムで開催されることになったとクラブ公式ウェブサイトで明らかにしたのだ。
そう、CSKAが今季チャンピオンズリーグで使用するアレナ・ヒムキは、以前からピッチコンディションの悪さが報じられていた。リーグ前節のアンジ・マハチカラ戦をトルペド・スタジアムで行うなど、この試合のためにヒムキの準備を整えようとしてきたCSKAだが、肝心のUEFA検査はクリアできなかったようだ。「緊急事態だった。ヒムキは準備が間に合わず、ルジニキは改修中で、ロコモティフ(・モスクワ)は彼らのスタジアムで我々が戦うことを拒んだ。ロストフというオプションもあったが、最終的にはサンクトペテルブルクになった」と語ったCSKAのババエフGMだが、はたして彼らは23日に控えるマンチェスター・シティ戦、そして11月27日のバイエルン・ミュンヘン戦(2ndレグ)といったビッグマッチを前になんとか白星を勝ち取れるのだろうか?
先述のバイエルン戦後、指揮官らに「(本田が)キープレーヤー」として期待されフル出場をしながらも、屈辱を味わった本田圭佑は試合後、「チャレンジャー精神を持ってね、もっとゴールに向けて、果敢に攻めていくことが必要となってくると思います」と悔しさを滲ましたが、はたしてこのヴィクトリア・プルゼン戦では期待に答える活躍は見せれるのだろうか?日本代表の欧州遠征も迫っているため、是非とも勢いを手にすることができる活躍を見せて欲しいところではあるのだが。
対するヴィクトリア・プルゼンもグループステージでの戦い、初戦に敗戦しているという点はCSKAと同じである。自国リーグ、ガンブリヌス・リーガではここまでの戦いを7勝3分とし未だ無敗を誇るチームではあるが、思わぬ形で開催地が変更となったこの試合、影響なく戦えるのだろうか?
いずれにしてもこの試合、両チームにとって負けられない戦いであることは間違いない。
そして日本から見守るファンたちにとっては本田圭佑の活躍が一番楽しみとなるポイントですよね。なんせ、このチャンピオンズリーグでの活躍が今冬の移籍市場において再びACミランからのオファーがあるかどうかを決定するといっても過言ではないんですから。
注目の1戦は10月3日、午前1:00(日本時間)から
この試合に日本語対応スポーツブックSBOBET.comがつけたオッズは:CSKAモスクワ勝利が*1.69 ヴィクトリア・プルゼニ勝利が*5.00 ドローが*3.60 となっております。
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