スター選手、ロベルト・レヴァンドフスキはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、世界で最も資産価値のあるフットボールクラブと評されたレアル・マドリードを見事に打ち破って見せた。
ボルシア・ドルトムントの攻撃を担う若干24歳の選手はチームにとって2回目となるチャンピオンズリーグ決勝進出に向けてその若き才能をこれでもかと見せ付けた。夏にはバイエルン・ミュンヘン加入が発表されたレヴァンドフスキはなんと試合開始早々8分に早くも先制弾を決め、マリオ・ゲッツェ以下チームメイトたちを驚かせたのだ。だが、当然スペイン勢が手をこまねいて見ているはずもなく、その僅か2分後にはクリスティアーノ・ロナウドが同点弾を挙げた。
だが、同点のまま迎えた後半戦、ロイスのアシストから再びゴールを決めたレヴァンドフスキに「ロス・ブランコス」は再び衝撃を味わうことになる。そしてその追加点に勢いづいたのか、10分、そして22分にもゴールを挙げたBVBはそのまま4-1という大差でレアル・マドリードを下すこととなる。さらに、この勝利によってレヴァンドフスキはチャンピオンズリーグにおいてレアル・マドリードを相手にハットトリックを決めた選手としてその名を記録に刻むこととなった。
さぁこの1stレグに敗戦したことで勝つか消えるかの状況に追い込まれたレアル・マドリードは本拠地エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウにて第2戦を戦うこととなる。はたしてジョゼ・モウリーニョ監督以下レアル・マドリードはグループステージ戦から一度も勝利を飾れていないボルシア・ドルトムントを相手に逆転の望みはあるのだろうか?「準備はできている」とはモウリーニョ監督のコメントだが、はたして彼らはこの1戦に向けてどのような調整を施したというのか?彼らが逆転を果たすには、最低でも4点以上ゴールを決め、さらに1点も失点は許されない。「世界一のクラブチーム」の奮闘に期待しよう。
今季チャンピオンズリーグ準決勝は奇しくも両試合ともスペイン勢対ドイツ勢となっている中、はたして決勝戦のカードはどうなるのだろうか?このままいけば今季チャンピオンズリーグタイトルを懸け決勝を戦うのはドイツ勢同士となってしまいそうだが、スペイン勢は意地の逆転を見せることはあるのだろうか?
注目の1戦は5月1日、午前03:45(GMT+8)からキックオフ。
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