前にロシアの国ぐるみのドーピング問題について書きました。

(こちら→ロシアに起こったドーピング問題

 

平昌オリンピックに向けて動きがありました。

 ロシア選手28人の追放処分取り消しhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180202-00025630-houdouk-soci

BBC英文記事→(Winter Olympics 2018: Cas Russia ruling 'craven and spineless' - IOC member  http://www.bbc.com/sport/winter-olympics/42909132

 

IOCは参加させる決定ではないと言っていますしどうなることやら。

 

前回(→もしかしたら検査したら引っかかっているかもしれませんよ?)という記事を書きましたので見てみてください。

 

今日は実例を使って過去のドーピング違反の恐ろしさを書きます

 

Aというオリンピックを目指す選手がいました。

 

その選手は「フィナステリド」という薬をずっと飲んでいました

 

選手はずっとそれを服用していることを言っていましたし、その成分は最初は禁止薬に入っていませんでした

 

最初は、、、2005年にステロイド薬をマスキングする可能性が示され禁止薬になりました。

 

A選手はどうなったでしょう??

 

そのことを知らず服用を続け、そしてTUEも申請をしていなかった

(TUE→「禁止されている薬が必要になってしまった!どうしよう、、、」

 

結果、ドーピング違反になりました。

 

A選手はこの影響でオリンピック出場を逃しました

 

 

2018年、フィナステリドは禁止薬に入っていません!!

 

でも、このA選手は

 

①ドーピング違反をしたという経歴(いくらその薬剤が禁止薬から外れたとはいえ違反したという経歴は変わりません)

②オリンピックの出場を逃す

 

という現実が起こってしまいました。

 

これは実話です。

スケルトンの選手のザック・ランド選手がこのA選手です。

 

どうですか?

こんなことが起こらないことを願うばかりです。

 

平昌オリンピックや東京オリンピックに向けてドーピングの話題が今後も増えてくるでしょう。

 

それでは!