名古屋ウィメンズマラソンで優勝して世界選手権の代表に内定した木崎良子選手について日本陸上競技連盟の尾縣貢専務理事は、「リラックスした走りを見せ、持ち味のすばらしいスピードで勝負を決めた。最高のレースが出来たと思っている」と評価しました。一方、野口みずき選手については、「快走だったと思う。アテネから苦しい時期が続いたと思うが、きょう、あの笑顔でゴールしてくれたことはファンのみなさんにとって素晴らしい出来事で、私も非常に感激した」と話したうえで、代表選考を巡っては、「海外のレースが残っているので今すぐには決められないが、内定を得る基準に限りなく近いタイムで、順位も強豪選手の中での3位なので高く評価できると思う」と述べ、有力な候補の一人として評価していることを明らかにしました。選考レースは国内はこれが最後ですが、まだ海外のレースが残っており、日本陸連はこれらの結果も踏まえ、来月25日の理事会で木崎選手以外の代表について決める方針です。