全日本選手権前のラスト練習!~車椅子ソフトボール~ | スポーツ応援団のブログ

全日本選手権前のラスト練習!~車椅子ソフトボール~

7月4日(土)・5日(日)
【全日本車椅子ソフトボール選手権大会】
を一週間前に控え、今日が最後のチーム練習!


*車椅子ソフトボールとは?*

「車椅子に乗りながら専用のソフトボールを用いて行う新しい球技」がコンセプトの車椅子競技スポーツ。(JWSAより抜粋)

日本では、ここ北海道からスタート!
江別市にある北翔大学の大西教授がアメリカの競技を参考材料にしながら2008年研究を始められました。

2020年東京パラリンピック公開競技入りを目指す車椅子ソフトボールは、
障害の有無にかかわらず、”同じ条件で”プレーできることが魅力だといいます。


北海道チーム
”ノースランドウォリアーズ”
集合!!

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ミーティングで斉藤監督から熱い言葉がかけられます。
試合のテーマは
『Enjoy!』

これまで毎週、練習を積み重ねてきて色んな実践があった中、

最後にはこのお言葉が・・・!



【選手の想いに触れる】



鈴木 由紀選手

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赤色がマイカラーだという由紀選手は、トランペット奏者でもあります

事故で右腕の動きが失われても、音楽が好きである気持ちに変わりはなく、
左手だけでトランペットを吹き続けています。

その練習量は毎日4時間は吹くのだといいます。
「左手だけでも、私は私である」という由紀選手が考える自分らしさとは?
それは”笑顔”だそうです。

「試合に出たら、笑いながら投げると思う。そこを見て欲しい」
とおっしゃる由紀選手、
車椅子ソフトボールが生活の中に入ってから
「集中力がついたのと体幹がしっかりしたこと、トランペットと車椅子ソフトの良い関係」
を教えてくださいました。

平日は演奏に、ウィークエンドに車椅子ソフトボールと今、目の前にあることに
全てを懸ける

「全てに全力でありたい、寝る前にソフトボールを触って、トランペットのステージに立っている自分をイメージして眠りにつきます」

今、ここを生きる由紀選手のまなざしとたくさんの心が映し出される笑顔に魅了されました。

由紀さんの道、「ワンライフプロジェクト たった一つの命だから」

きよぴぃさんのブログにて紹介されています。



高橋 昌司 選手
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「車椅子ソフトボールは”ライフワーク”です!」
とおっしゃる高橋選手は、昨年の大会で「前向きベンガルス」1日限りの奇跡のチームで体験されたことがきっかけで車椅子ソフトボールを続けることになりました。

「障がいの有無、男女も、世代を越えて、これこれこうだからこの人が上手い!」ということもなしに、みんなで楽しめることがこの競技の魅力」だといいます。

「どっぷりハマっています!」とおっしゃるその笑顔に、本当に心から車椅子ソフトを楽しんでいる様子がうかがえました。

「練習を重ねるごとに”もっと上手くなりたい”という気持ちが高まる。まだ自分は伸びしろがあるということが何より活力になっている」という高橋選手、
スポーツをする前は悶々としていたといいます。

障がい者スポーツが広まり、同じ経験をされている人にも多く参加してもらえたらと想いを伝えてくださいました。



最後に斉藤雄大 監督にお聴きしました!

「監督っぽいポーズじゃないですか?」という
サービスショット♪♪笑
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斉藤監督が選手に伝えたのは冒頭にもあった
【Enjoy!】
これまで毎回の練習で多くのことをやってきたこと
大会では全てこの言葉に・・・!

車椅子ソフトボールの魅力
「この競技が、新しい今までなかったこの競技が、”ここにある”ことそのもの」
北の大地で3回目となる全日本選手権!

初めて来られる方にここを見てほしいというところについては、
1塁までの全力疾走!車椅子で駆け抜ける姿を見て欲しい」とおっしゃいます。


来週行われる大会、選手・スタッフの想い・・・
是非、車椅子ソフトボールという競技を観に行ってみませんか??


【第3回全日本車椅子ソフトボール選手権大会】


日時:7月4日(土) 10:00~17:00

    7月5日(日) 10:00~14:00


場所:千歳アウトレットモール・レラ

    P4駐車場 特設会場


(入場無料)





☆★投稿:イーダッシュ★☆