morimoriのブログ

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春の到来かと思いきや思いもよらない寒々しい4月ですね。

 

 

サッカー・Jリーグはとうに開幕し、先週末からプロ野球も開幕し、選抜高校野球も終わったのにこの寒さは違和感しか感じません。

2月末にひたすら下の道で関東から岡山まで行き、四国をなめて帰ってきました。三重の伊勢神宮や京都・奈良はオフシーズンでも大勢の観光客がいましたが、ふと桜の季節と紅葉の季節はこの比じゃないだろうと考えてましたが、まさに一年に何度とないこの季節に楽しみに旅行やお出かけを計画していた方には大誤算だったでしょう。特にてるみクラブで旅行を計画していた方は大誤算どころの騒ぎじゃないでしょうが。

 

家でゆっくりするという選択肢は基本的にこのような天候・気候にも左右されず、どこの会社が倒産してもまず影響を受けない完全無欠のプランではありますが、日本の春の美しさと陽気に家で一人パソコンに向かっていたり、撮りだめたテレビを見ているとしたら、寒空の下ブルーシートを広げながら苦笑いでビールを飲んでいるお花見や、人生って何があるか分からないという高い勉強代を払う経験の方が尊いとは思います。

 

 

長年の海外生活を終え、新しいサイクルに入る前に、飛行機で飛ぶでもなく、新幹線で通り過ぎるでもない旅が日本でしたいと思い、車でちまちま何千キロという道のりを短い時間ではありましたが、走ってきて思ったことは、やっぱり知らない土地に行くという経験は何事も学びですね。

知らない土地に行くときに大切にしていることは迷子になることです。別に誰へのアドバイスでもだから何だよ方向音痴って話ですが、下調べや効率化だけの旅程は見たいものしか見れない恐れがあるので。。

出来るなら、テレビの旅番組やグルメ番組になかった発見や経験をしたいと思われる方もいるのではないでしょうか。そういう時は、趣がなくとも細い小道に入ってみたり、誰も行ってないけど川岸まで下りてみたり、直観でお店に入ってみたり、いつもと違う選択をするのもまた一興です。

 

 

自分は、歩き回ることは拘りますが、どうしても食には冒険が出来ません。その土地その土地の有名なお店や名物を食べておきたいという欲望には勝てず人気店を転々としていましたが、それでも一人で入るには気まずすぎるお店に入ってしまい赤っ恥をかきました。

 

 

今は年間2000万人以上という外国人観光者が訪れる日本ブームなのか、単純に中国の景気の良さでその分のカウントが倍増しているだけなのか分かりませんが、嬉しいことですね。

特に、差別する気はないですがやっぱり欧米人の方が日本の文化や伝統が物珍しいのか一生懸命見物している気がします。

お寺一つ、着物一つ、食べ物一つ、繁々と観察しながらあれこれ会話して優しい眼差しを向ける姿は心から、ようこそ日本へという気持ちでいっぱいになります。

 

2012年のロンドンオリンピックでのこと、100m決勝に勝利し、金メダルの余韻も冷めやらぬ中インタビューを受けていたジャマイカ代表・ウサイン・ボルトは突然インタビュアーの質問を遮りスタジアムのメインアリーナに体を向けました。そこでは別の競技の表彰式が行われ、アメリカの国家が流れていました。自らの優勝を祝いたい気持ちでいっぱいの中でも他国の国家でも静聴するという姿勢にいたく感銘を受けました。

 

リスペクトの精神というものは万国共通で、例え些細なことであったとしてもそれ以上の誠意はないと思っています。日本でも親しき仲にも礼儀あり、礼で始まり礼で終わる、といったリスペクトの精神を表す素敵な言葉がありますが、その気持ちが人間の形を成すと勝手に思っています。

例えライバル国との激しい試合が予想されても、他国の国家が流れている時にブーイングをする民族の民度は疑わざるを得ない。

以前、サッカー・ドイツ代表の国際試合のキックオフ前に東日本大震災の黙祷が捧げられました。その時のアナウンスの真摯さ、スタジアムの5万人以上の観衆が物音一つ立てない静けさは荘厳で、涙が自然に込み上げてきたのは、追悼のセレモニー以上に彼らの誠意の気持ちの大きさだったのかもしれません。サッカーのスタジアムには試合前の高ぶった気持ちで興奮している観客が多い。アルコールを飲んでいる人も、お祭り気分の人も、まだものの分別もつかない子供たちもたくさんいる。それでも然るべき時にそうであれる民意の高さには心から頭が下がりました。

 

残念ながら、毎日の通勤で通る駅の某有名中学受験の予備校に通う子供たちが、寒空の中彼らの安全のために立ってくれている警備員さんに挨拶をしているところを見たことがありません。

ドアを開けてもらったら、ありがとう、最低でもおはようとさようならは言って然るべき。彼らには勉強よりやることがある気がしますが、そんな彼らが良い学歴を経て、この国を作っていけるのだろうか。挨拶がなくても世の中は回るかもしれないけど、自分が尊敬する、お世話になったと思う人の中で挨拶のことをうるさく言わない大人はいなかった。みんな挨拶には人一倍厳しかった。

 

 

遊びでも、恋愛でも、仕事でも、リスペクトする精神がなければ人はついてこない。

 

 

 

野暮ったい話になりましたが、やっぱり異国・異文化という壁を一番先に越えるものは言葉でも身分でもなく、そういった身からにじみ出るものなんだなって思ったという話でした。

 

 

これから暖かくなるといいですね。四季があるということを一番感謝できる季節ですからね。

 

 

人によっては出逢い、別れの時期で、また人生の転機となる方もいらっしゃるでしょう。そんな方々にこんな話してるワケ分からんブログあったなって思っていただけたら幸いです。

 

 

素敵な春を♪