地域で実施するのに相応しい活動とは?~バレーボールを題材に~ | SPORTS PLANET スポーツプラネット

地域で実施するのに相応しい活動とは?~バレーボールを題材に~

こんにちは。
埼玉県川口市に総合型地域スポーツクラブ「きゅぽらスポーツコミュニティ」を立ち上げて5年目になる石井邦知です。

今回は活動の中で工夫していることについて綴りますが、総合型地域スポーツクラブを運営する上で、地域のプラットフォームになるべく、「間口を広げる・スポーツのハードルを下げる」ということは一つ重要になってきます。

その一つの考え方として、既存のスポーツのルールを柔軟に変えて、運動レベルに関係なく誰でも楽しめるようにするというのがあり、ルールを変える手法の一つに、道具を変えるやり方があります。

「道具を変える」例でわかりやすいのは、使うボールを変えてみることだと思いますが、今回はバレーボールを具体例として、どのようなパターンが考えられるかをお伝えすることで、新しい可能性を感じていただければと思います。

「ボールを変える」と一言で言ってもいろいろあります。
ビーチボール、バランスボール、ソフトバレー用のボール、さらにボールではなくなりますが、風船、羽根(インディアカ)に変えることも可能です。





その中でもソフトバレーボール、ビーチボールバレー、インディアカなどは、"ニュースポーツ"とも言われるスポーツのカテゴリーでしっかりとした競技にもなっています。(下の写真はインディアカ)



ただしその場合、ニュースポーツというカテゴリーそのものが、スポーツのハードルを下げ誰でも楽しめるようにするというねらいを含んでいる半面、別の見方をすると、ルール化されたスポーツであることに変わりはなく、段々と経験度合いの差が生まれてくることも考えられます。

したがって、ニュースポーツからさらに遊びに近づけたものを地域で取り組んで初めて間口が広がるのではないかと考えています。

その中でボールが大きいほど、一人ひとりが触れる機会も増えるでしょうし、より楽しんでいただけるのではと思い、以前はビーチボールはビーチボールでも正式競技に使うものではない、レクリエーション用の巨大ボール(直径約60cm)でやってみました。



しかし、いざやってみると、すぐにボールが破けてしまいました。
アマゾンで購入したのですが、確かに購入者のレビューにも「すぐに破けた」と書いている人がいたなとその時に思い出しましたが遅かったですね。(苦笑)

そこで巨大な感覚を維持できるものとして、今度はバランスボールを取り入れてみました。実際にやってみた時の様子はこちらです。





動画を見ていただければわかると思いますが、レベルなど関係なくできますし、地域で活動していく上では今後もそういう類のものを増やしていけたらと思っています。

そして地域で行う上でもう一つ大事になってくるのが、一人ひとりがより参加している感覚を味わえるかという点です。

AKB総選挙に倣っていることも否定はしませんが、今度3/21(土)13時から行う球技大会では、バレーで使用するボールを実際に投票で決めようと思っています。

このようにスポーツとは関係ないところで価値を増やしていくことも地域スポーツに携わる上では重要になってくるでしょう。

ちなみに、現在投票していただいているボールの候補は風船バレーボール用風船、バランスボール、ビーチボール、ソフトバレー用バレーボールと(ボールではありませんが)インディアカの5つです。
※ボールの大きさとしては、風船(直径約50cm)>バランスボール(直径約45cm)>ビーチボール(直径約30cm)>ソフトバレー(直径約25cm)となっています

ご興味ありましたら、ぜひ投票からご参加ください!!

投票の状況はこちら


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