あまりにショックなニュースが飛び込んできて落ち込んでいます。

ゲーム音楽の第一人者であり偉大な作曲家すぎやまこういちさんが亡くなられたとのことでした。

言わずもがなという感じですが、ドラゴンクエストの音楽の生みの親です。

もともとゲーム音楽以外でも偉大な作曲家です。

 

自分も幼いころからドラゴンクエストが好きで、その音楽を聴いて育ちましたので本当に悲しいです。

父親がよく遊んでいで、自分もリメイク版含めたくさん遊んだドラクエⅢの音楽が特に印象深いです。

広大なフィールドをめぐるときに流れるBGM「冒険の旅」は何度聞いても素晴らしいです。

旅の険しさとか寂しさを感じさせつつも見知らぬ的に立ち向かっていく勇者たちの勇敢さを内包した名曲です。

 

 

中学生くらいのころドラクエⅧのコンサートを聴きに行ったときの感動、

そしてそこで直接指揮をされていたすぎやまこういちさんのお姿は今でもよく覚えています。

当時バイオリンをやりつつもまだそんなに音楽に傾倒していなかった自分に、

「こんなに音楽でワクワクしたりドキドキしたりできるのか」と突き刺さりました。

 

リアルタイムで友達と謎を解きあい情報を共有して楽しんでいたドラゴンクエスト。

「あのシーンで流れていた曲だ!」

ドラクエの音楽を聴くとそんなゲームの光景や友達との思い出がよみがえります。

 

 

同じくすぎやまこういちさんが作曲を担当されたローグライクゲーム

風来のシレン、トルネコの大冒険シリーズも数えきれないくらいプレイしました。

おどろおどろしいダンジョンを探索するときの不安感、緊張感をあおる曲だったり、

時にはやさしかったりコミカルな曲もあって冒険がよりいっそう豊かに彩られておりました。

「杉並の旧街道」の絶妙な和洋折衷感、哀愁感がたまらないです。

 

先日のオリンピックでドラクエ序曲が流れた時には衝撃を受けました。

ゲーム音楽が、ゲーム音楽の枠を越え親しまれる名曲となっている感動です。

ゲームをやらない人でもその音楽を聴いたら何の音楽かわかるのは本当にすごいことだと思います。

ただただ尊敬しかありません。

 

 

90歳で次回作ドラゴンクエスト12の音楽制作もされていたとのことなので、まさしく生涯現役の作曲家だったのですね。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

またゆっくりゲームをプレイしすぎやまこういちさんの音楽を聴き直してみようと思います。

しかし本当に信じられません、というか信じたくありません・・・。