友人がFBで紹介していたある女性の写真が、
あまりにも美しくて、素敵で、
一目ぼれしてしまいました。
その方が立ち上げられた会社、ヒューマンコメディ。
ね、美しい方でしょう。
犯罪歴のある方の就業支援をしておられます。
私の古い友人も、メインの活動ではないけれど、
そういうこともしています。
以前、話を聞いたら、
よくそんな我慢できるねー
と、きれいごとではない部分の話もありました。
で、その方の会社の名前、「ヒューマンコメディ」
ウイリアム・サローヤンの小説からとったのだそうです。
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ヒューマン・コメディ (古典新訳文庫)
950円
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ヒューマンコメディ、
読んだのは、20年ちょっと前かな。
パパユーアークレイジーを読んで、サローヤンに興味を持ち、
次に読んだ本でした。
内容をあまり覚えていなかったので、
これはもう一度読まないと!と、
家の段ボールを探してみましたが、見つけきれず、
即、熊本で一番大きな本屋さんに電話し、
在庫が一冊だけあるのを確認して、購入。
いっきに読んでしまいました。
人間、生きていると、
いろんな、納得いかないこと、
どうしようもなく不条理なこと、
なんで自分だけが、
なんであんなにいい人が、と、悔しくてたまらないこと、
ありますよね。
頑張っても、どうにもならないこともあります。
世の中のせいかもしれません。
時代のせいかもしれません。
そんなことが続いたときに、
自分の弱さがちょっと表に出てきたりすると、
犯罪を犯したり、
人を傷つけてしまったり、
間違いを犯す可能性が、誰にでもあります。
1回間違いを犯しても、やり直せる。
また間違ってしまっても、なんとかやり直せる。
3回、4回、間違うかもしれないけど、
できれば1回で終わらせたいけど、
私にも、そうなる可能性は、ある。
・・・・
この本をおすすめしたい理由を書こうと思ったのですが、
途中でうまく書く自信がなくなったのでやめます(笑)
とにかく、
登場人物が、暖かくて、優しいんですよ。
どうにもならなようなことも起こるのですが、
こんなにあたたかい人たちに囲まれていたら、
自分も温かくなるしか、ないんじゃないかな。
死ぬまでにはどうにか、そういう人になりたいな、と思いますし、
世の中がそういう人でいっぱいなら、なんて素敵だろうと思います。
せつなくて、温かく、優しい、小説です。
とてもおすすめの小説ですが、
もし読まれたら、
サローヤンの生い立ちや生涯を調べてみると、
また違った意味で、胸がきゅーっとなると思います。
すべての人の近くに、
この登場人物たちのような、温かい人が、1人でも、いますように。
