本日読んだ本、2冊。


子どもに薬を飲ませる前に読む本 (健康ライブラリースペシャル)/山田 真
¥1,365
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有名な小児科医、山田真さんの本です。



なぜ、日本でこれほどまでに薬が乱用されているかの背景に始まり、

抗生物質や抗ウイルス薬、

ステロイドなどの代表的な薬について知っておきたいことや、

子どもがよく起こす症状についえ、

このくらいならこう対処するとか、

具体的に、書かれています。


漢方薬のことについても、少し触れてあります。



「絶対に薬は使わない方がいい」
という立場ではなく、

「できるだけ使わない方がいいけど、

こんなときはこういう薬なら、

使っても副作用は少ない」

という感じで書いてあります。



たとえば頭痛。


頭痛薬にもいろんな種類がありますが、

代表的なものを挙げながら、

この薬は副作用が強いから子どもには使わない方がいいとか、

この薬なら、比較的安心とか。



いろんな症状が、なぜ出ているのか、ということも、

よくわかりますよ。



できるだけ薬は使いたくないと思っているけど・・・

と思っている方には、

とってもおすすめの本です。





もう一冊。


これも有名な、石原結實さんの本です。

“気”と“血”の流れをよくすれば病気は治る (青春文庫)/石原 結實
¥630
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この方の本の中によく出てくるのが、

「水毒」という言葉。


水の問題。


「1日〇リットル飲みなさい」

という言葉を聞くことがあると思います。


モデルさんがペットボトルを持ち歩いていたり。


「水をたくさん飲むと、からだが綺麗になる」とか・・・




2リットルって、結構な量ですよねー。

頑張らないと、特に冬なんて、飲めない量です。




私は、無理してまで水を飲むことが、

そんなに体にいいのか!?

と思っていたのですが・・・


運動などで、

ちゃんと排泄できていれば問題はないのでしょうが、

水が体に溜まることで、起こる病気もあるようですし、


水が溜まると、

万病の元である「冷え」につながるので、

過剰な水分の摂りすぎには気を付けた方がよさそうです。





いろんな本を読んで、いつも思うことですが、

どうやら、食に関して言えば、

一番大切なことは、どうやら、

「食べ過ぎないこと」ですねー。


食べ物の内容に気を付けることも大事ですが、

いくらいいものを食べていても、

「食べ過ぎ」れば、どうもよくないらしい・・



「腹八分で医者いらず、

腹十二分で医者足らず」


「人は食べる量の4分の1で生きている。

他の4分の3は医者が食っている」


という言葉もありますしね。



そういえば、こんな本も以前読みました。



「空腹」療法 一日一回おなかを空かせば病気が治る(ロング新書)/石原 結實
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物を食べると、

血液は消化器官へ集まります。


その分、他の器官への血流が少なくなる。


だから、脳の血流が少なくなって、

仕事ははかどらないし、

眠くなるし。


お腹がすいているときは、

血液中の栄養素も不足しているから、

白血球もお腹がすいているので、

ばい菌やアレルゲン、癌細胞もいっぱい食べることができます。


お腹がすいている状態は、

免疫力がとっても上がっている状態なのだそうです。


(病気で食欲不振になるのは、

体が病気を治そうとしている反応だから、

無理に食べさせないでね!)



しかも、空腹だと、体温が上がるそうです。


最大の産熱器官は筋肉ですが、

お腹がいっぱいだと、消化器官に血液が集まるため、

筋肉に血液がいかず、

熱を作り出すことができなくなるのだそうです。


体温が上がると免疫力がアップするのは、

何度も書いた通りです。




う~ん、

「食べ過ぎないこと」


この記事を書いている今、

いただきもののケーキで、お腹がもたれています・・・

(おかげでビールも飲めなかった)




せめて1日1回くらいは、

「おなかがすいたぁ~~~」

と思う時間を作らなくっちゃ・・・