本日読んだ本、2冊。
- 子どもに薬を飲ませる前に読む本 (健康ライブラリースペシャル)/山田 真
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有名な小児科医、山田真さんの本です。
なぜ、日本でこれほどまでに薬が乱用されているかの背景に始まり、
抗生物質や抗ウイルス薬、
ステロイドなどの代表的な薬について知っておきたいことや、
子どもがよく起こす症状についえ、
このくらいならこう対処するとか、
具体的に、書かれています。
漢方薬のことについても、少し触れてあります。
「絶対に薬は使わない方がいい」
という立場ではなく、
「できるだけ使わない方がいいけど、
こんなときはこういう薬なら、
使っても副作用は少ない」
という感じで書いてあります。
たとえば頭痛。
頭痛薬にもいろんな種類がありますが、
代表的なものを挙げながら、
この薬は副作用が強いから子どもには使わない方がいいとか、
この薬なら、比較的安心とか。
いろんな症状が、なぜ出ているのか、ということも、
よくわかりますよ。
できるだけ薬は使いたくないと思っているけど・・・
と思っている方には、
とってもおすすめの本です。
もう一冊。
これも有名な、石原結實さんの本です。
- “気”と“血”の流れをよくすれば病気は治る (青春文庫)/石原 結實
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この方の本の中によく出てくるのが、
「水毒」という言葉。
水の問題。
「1日〇リットル飲みなさい」
という言葉を聞くことがあると思います。
モデルさんがペットボトルを持ち歩いていたり。
「水をたくさん飲むと、からだが綺麗になる」とか・・・
2リットルって、結構な量ですよねー。
頑張らないと、特に冬なんて、飲めない量です。
私は、無理してまで水を飲むことが、
そんなに体にいいのか!?
と思っていたのですが・・・
運動などで、
ちゃんと排泄できていれば問題はないのでしょうが、
水が体に溜まることで、起こる病気もあるようですし、
水が溜まると、
万病の元である「冷え」につながるので、
過剰な水分の摂りすぎには気を付けた方がよさそうです。
いろんな本を読んで、いつも思うことですが、
どうやら、食に関して言えば、
一番大切なことは、どうやら、
「食べ過ぎないこと」ですねー。
食べ物の内容に気を付けることも大事ですが、
いくらいいものを食べていても、
「食べ過ぎ」れば、どうもよくないらしい・・
「腹八分で医者いらず、
腹十二分で医者足らず」
「人は食べる量の4分の1で生きている。
他の4分の3は医者が食っている」
という言葉もありますしね。
そういえば、こんな本も以前読みました。
- 「空腹」療法 一日一回おなかを空かせば病気が治る(ロング新書)/石原 結實
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物を食べると、
血液は消化器官へ集まります。
その分、他の器官への血流が少なくなる。
だから、脳の血流が少なくなって、
仕事ははかどらないし、
眠くなるし。
お腹がすいているときは、
血液中の栄養素も不足しているから、
白血球もお腹がすいているので、
ばい菌やアレルゲン、癌細胞もいっぱい食べることができます。
お腹がすいている状態は、
免疫力がとっても上がっている状態なのだそうです。
(病気で食欲不振になるのは、
体が病気を治そうとしている反応だから、
無理に食べさせないでね!)
しかも、空腹だと、体温が上がるそうです。
最大の産熱器官は筋肉ですが、
お腹がいっぱいだと、消化器官に血液が集まるため、
筋肉に血液がいかず、
熱を作り出すことができなくなるのだそうです。
体温が上がると免疫力がアップするのは、
何度も書いた通りです。
う~ん、
「食べ過ぎないこと」
この記事を書いている今、
いただきもののケーキで、お腹がもたれています・・・
(おかげでビールも飲めなかった)
せめて1日1回くらいは、
「おなかがすいたぁ~~~」
と思う時間を作らなくっちゃ・・・