今日は保育園の年長児(息子含む)が

町内の公民館祭りに出たので、

朝から見てきました。



出番が終わって、公民館から保育園までの帰り道、

小学生2人、園児5人、大人4人で歩いていると、

せまーい道の真ん中に、虫発見。


体長3センチくらいの、真っ黒で細長ーい芋虫(?)。



しゃくとり虫の動き方をするのが面白くて、

みんなで囲んで、じっと眺めていたのですが、


そこへ、車が。



みんな、道の端っこによけ、

かたずを飲んで虫を見守ります。




「ぷちっ」



はっきりと、音が聞こえました。


その瞬間、虫の体の一部がはじけ飛びました。




「ああっ!!!」


総勢11名が、タイヤの下を凝視。

運転手の女性も、何事かとびっくりされていました。




・・・・




11名、言葉もなく、はじけ飛んだ虫を数秒間見つめ・・






大人は、こんなとき、いろんな言葉を発してしまいます。


「音がはっきり聞こえたよね」

「何か、飛んだよね」

「かわいそうね」(畑では容赦なくつぶすのだけど)




チビさんたちは、ただ、虫の残骸を見つめていました。


数秒前まで、みんなで囲んでほほえましく見つめていた命。

どんなことを感じているのでしょうね。




南無阿弥陀仏


あの音が、まだ耳に残っています。