赤嶺勝人さんの講演会の続きです。
驚きの説です。
普通、菌やウイルスが発生すると、
それはどこからかやってきたものだと言われています。
でも、そうじゃなくて、
菌は、自然発生するものとおっしゃいました。
菌がいかに大切な存在であるかを話されたのですが、
これも、吉田先生も同じことをおっしゃいます。
菌やウイルスなどの微生物は、
地球を浄化してくれる神様。
弱ったもの、必要でなくなったものを、
浄化してきれいにしてくれる存在。
たとえば野菜にある病気が発生したとします。
普通は、病原菌が原因で、病気になったと考えます。
が、そうではなく、
野菜自体が弱っているから、
浄化する使命を持った菌がつき、
病気になる。
もともと、弱った野菜だからです。
虫も似たような存在で、
弱い野菜だから、虫が食べる。
あるいは、
化学肥料や堆肥(家畜の糞など)のやりすぎにより、
亜硝酸塩が多く、
人間が食べると害になる野菜を、虫が食べる。
このブログでは何度も書いていますが、
健康な土で育った健康な野菜には、
あまり虫は寄ってきません。
(ただし、気象条件が悪すぎたり、
酸性雨が降ったりすると、病気や虫が大発生することがあります)
人間も同じと、赤嶺さんはおっしゃいます。
結核菌がついたから、結核になるのではない。
カルシウム不足の人は、
肺の細胞がつぶれてしまう。
それを分解する使命をもったものが、結核菌であり、
弱い(あるいはすでに死んだ)細胞があるから、
結核菌が発生する。
それを見た人間は、
結核菌がついたから、結核になったと思い込んでいるけど、
そうではない、と。
口蹄疫や鳥インフルエンザなどで、
大量の命が殺されてしまいましたが、
本当の原因は何なのか、
ちゃんと考えないと、
また似たような問題が起こるんでしょうね。
自然界ってすごいですね。
「循環」ってすごいですね。
菌やウイルスが悪いわけではなく、
菌やウイルスは、とてもありがたい存在で、
弱っているから、菌がつく。
そして分解、浄化し、
最後はすべてを土に戻してくれる。
除菌しすぎると、
ますます人間は弱くなり、
菌やウイルスが好む体になってしまいます。
なんとか早く、
農業、食べ物、環境などが
本来あるべき姿に戻って、
菌やウイルスに分解されずにすむ、
元気な人間に戻りたいものです。