今日は行きたい講演が2つもあったのですが、

チビたち体調不良のため、行けず・・・。


しかし、

福島県相馬市に行っている

青年協議会代表が、1ヶ月ぶりに一時帰熊したため、

チビたちが昼寝をしている間をみてもらって、

話を聞いてきました。




被災地でどんな活動をしているのかは、

ブログで知っていたのですが・・・



いやいや、

出てくる出てくる!!

ブログに書けない怒りのオンパレード!!


話を聞いているうちに、

私も怒りが爆発してきて、

怒りを通り越して、悲しい気持ちでいっぱいになりました。




みんな、なぜ、

「困っている人のため」を一番に考えないのかなー。


「私」がアリアリな人の話がてんこ盛りでした。


手柄をたてたい人がたくさんいます。



詳しくは書けませんが・・・




書いてもよさそうな話を。



「平等」って誰のため!?という話。



被災地には、たくさんの支援物資が届いています。

被災者の方々に届いたものもたくさんあるとは思いますが・・・


「市」あてに届いたものは、

体育館や市民会館のようなところに、

山積みになって、すごい数が残っているそうです。


それが欲しくて、

市民が直接行って、

「これが必要だからください」と言っても、

分けてはくれないそうなのです。


はぁ!?


避難所の代表者(県から出向している県職員)が、

その避難所で必要なものを把握し、

「これとこれが必要」というようなことを申し出ないと、

(県か市の窓口に申し込むような感じでしょうね)

もらえないのです。


だから、

自宅にいる人はもらえないわけです。


たくさんたくさん、配りきれないくらいの物資が余っているのに。



行政って、何のためにあるのかなーと、考えてしまいます。

(災害直後の救援物資は、

信頼できる民間団体に預けるのがいいように思います。

募金も、

「今困っている被災者のため」と思う場合は、

信頼できる民間団体にも募金してみてはいかがでしょうか?)




そして、

私がネットで見た情報を話しました。


ある避難所に、

男性2人組がやってきて、

3万円ずつ入った封筒を、配ったのだそうです。

合計は、数千万円にのぼるとか。


それを、

「公平でないから」として、

行政の職員は、止めたのだそう。

「義援金」として寄付なら許すけど、

直接配るのは許されないのだそうです。


では、「義援金」として寄付したところで、

今すぐお金がない必要な人に届くかといったら、

絶対にそうではありません。


他の避難所と公平ではないかもしれないけど、

その男性たちは、そこの避難所に配りたかったのです。

それなら、それで、いいじゃないですか。

避難所の人たちには、絶対に必要なお金です。


他の避難所の人たちも、

「いいなー。うちの避難所にも来てくれよー」

と思うかもしれないけど、

それは個人のお金なのですから、

普通の感覚の持ち主なら、

その男性2人を攻めるようなことは言わないはず。



それと同じようなことが、

青年協議会のほうでもあっているそう。


とにかく、

「公平じゃない」を理由に、

いろんな活動を阻止しようとする。

じゃあ、行政で同じようなことをできるのか!?



そして、自分の課を通せだとか、

体育館は中体連の練習があるから空けろという教諭だとか

(こんなときにアホかと言いたい)

自分の手柄しか考えられない人、

自分の範囲でしか物事を考えられない人、

そして、

たくさんの人からの気持ちのお金を、

どう考えてもムダに使ってしまう人、

(それをムダと思っていない、

「善意」の人だから始末におえない)




とにかくたくさんの「?」な話を聞きました。


ニュースなどで被災地の美談を聞くたびに、

「どこの話だぁ!?」と言っているそうです。



友人は、この1ヶ月で、驚くほど白髪が増えたそうですが、

そりゃそうだろーと、気の毒になる話がてんこ盛りだったのです。


よく我慢できたなぁ・・・

(私だったらキレて暴れるー)



友人を美化するわけではないけど、

現地では、

誰かを案内したりするとき以外、基本、

カップラーメンとカロリーメイトしか食べていないそうです。


ブログに「〇〇を食べた」と出てくる以外は、

カップラーメンとカロリーメイト。

(もちろん、体調悪いそうです)


避難所にも食べ物はいろいろ届いているし、

大抵の食べものっは売ってあるらしいのですが、

よっぽど、

風当たりが強いのかなーと思いました。


別に、

自分達の利益になることをしているわけでは、

一切ないんですけどね・・・


出る杭は打たれる


かな。




放射能については、


自分が浴びた放射能の量を

記録していく機械をもらったそうです。


その総量が、

100(単位を覚えてないけど)になったら危険ということで

すごい警報が鳴るカウンターが、

1ヶ月で半分の50くらいまでになってしまったらしいです。


現地の水、食べ物は避けていても、です。

友人はずっとそこに住み続けるわけではないけど、

現地の方たちはどうなるのでしょうか?

前記事でお知らせした

チェルノブイリのその後のようにならなければいいのですが。



そしてそして、

原発近くで働く自衛隊の方たちは、

あらかじめ、戸籍を消してあるそう。

もし放射能の影響で亡くなっても

放射能汚染による死者は「0」にするためではないでしょうか。

(志願して、というよりも、

洗脳されているのではなかろうか・・・)


東電の現場作業員の方が、

震災当初なくなっていますが、

あくまでもそれは、「地震のため」ですからねー。


どこまでも日本(に限らないけど)という国は、

原発を進めたいんでしょうねー。




こんな、

「怒り」&「悲しい」話を、

たくさんたくさん聞きましたが、

明日、また相馬に戻るそうです。

どうか、からだを壊さず

被災地の方々のために頑張ってほしいです。

(怒りで狂わないことも祈ります)





そうそう、今思い出しましたが、

彼らが作ったペット避難所の犬たち。

とにかく、人間に甘えてくるそうです。

犬同士じゃダメみたい。

人間に飼われていた犬は、

人間からしか癒されないんでしょうね。

健気な生き物ですね。


でも、本当に見放されてしまった犬たちは、

人間には近寄らなくなってしまうかも。