早朝の畑の帰り、

助産師の村上さんのお言葉を思い出しました。


村上さんのお話は、

料理教室の準備でほとんど聞くことができなかったのですが、

その中のほんの一部。


分娩台っていうのは、

医療者のことだけを考えたものなんですよ


そうそう!

これをもっと、みなさんに知って欲しいです。



だってみなさん、

めちゃくちゃお腹が痛いときって、どんな格好になりますか?




大抵、

お腹を抱えて、

地面にうつぶせに丸まったりしますよね。


間違っても、仰向けにはなれません。

高いところに登る気にもなりません。


しかも、あんなに足を開けませーんあせる





あの分娩台スタイル、

助産師さんが介助しやすいように、

お医者さんが赤ちゃんを取り出しやすいように、

腰を痛めない高さになるように、

設計されています。


少しも、妊婦さんと赤ちゃんのことを考えたものではありません。


緊急の場合は必要な時もあるかもしれないけど、

(一刻も早く赤ちゃんを取り出さないといけない、とか)

普通の分娩では、全く必要ないものです。



村上さんは、

大きな病院で10年間助産師として働いた後、

自宅出産専門の助産師さんをずっとされています。


「好きな格好で産んでいいですよ」

と言われ続けているそうですが、

1人も、仰向けに寝る人はいないそうです。


大抵、

何かにしがみついたり、

四つんばいのポーズ。


まれに、

お産がすごく長引いた時に、

体力が持たなくて、横向きに寝た姿勢の人がいるそうです。



分娩台って、本当は不自然なものなのです。



それに、

臨月になっても、仰向けで眠れる人って、

多分いないですものね。

お腹が重くて、とてもじゃないけど眠れない。


それなのに、

陣痛マックスのときのあの体勢。

よく考えると、拷問に近いような。



体のつくりや、赤ちゃんの降りてきかたを考えても、

かなり理に叶わない(?!)体勢のようです。




これから出産を迎える若いみなさん、

この本をお勧めしますよー

分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい/大野 明子
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た〇ごクラとかには、

決して載らない、

企業の利益とか関係ない、

本当のお産のことがわかりますよ。