玉名牧場でお昼を食べた後、

まったりしながら先生方やママ達とおしゃべり。


よその保育園に勤めたことのある先生方や、

他の保育園に子どもを預けたことのあるママの、

恐ろしい、他の保育園・幼稚園の実態を聞きました。




教育熱心なあまり、

たたいたり、胸ぐらをつかんだりする先生。


体育保育園なのに、

体操服が全然汚れない保育園。


保育発表会でドレスを着る先生・・・

正気か!?


保護者も、

「怒って教育してもいいから、発表会で真ん中に立たせてください」

と頼み、お中元・お歳暮を先生に贈ったり。


メロディオンが上手じゃない子どもには、

発表会のときは、

穴にティッシュを詰めて音が出ないようにする。

「あなたは下手だからひく真似だけでいいからね」

と、言うのだそうです。


発表会が、保護者が先生を評価する場になっているのかな。

それとも、他の先生方や園長先生へのアピール!?


思わず涙ぐむ私・・・




子どもが発表会で真ん中に立つって、

親としては嬉しいことかも知れません。

でも、その子の個性、能力ってものがあるはず。

それを無視していい役をあげたところで、

その子にとっても、

周りの子にとっても、

何にもいいことはないでしょうに・・・



ティッシュを詰められた子どもは、どんな気持ちなんでしょうか?

そのときはわからなくても、

「自分はできない子なんだ」と、

思うようになるかも知れません。


全く子どもの方を見ていない保育が沢山あるそうです。




・できるだけ身体を使って自然とふれあい、遊びまくる。

・マナーと危険なことを教える。


小さいうちに家で教えるのって、

このくらいでいいんじゃないか?というのが私の勝手な考え。




でも、母からは

「小学校に入るまでに、字をちゃんと書けるようにならないと!!」

って、ものすごくしつこく言われるんですよね・・・

「一度落ちこぼれると、後々まで子どもが苦労するから」と。


教育ママだったうちの母のおかげで(?)、

私は小学校に入るときに、漢字で名前が書けました。

鼻持ちならない子どもだったと思います。

成績が悪いと、ものすごく怒られていたので、

中学校までは成績も良かったです。


でも、高校に入って、

自分が実はとっても勉強が嫌いなことに気付きました。

友達があきれるくらい、勉強しませんでした。

特に嫌いな科目なんて、

チャイムが鳴ったと同時に寝てました・・・

何でみんなが勉強するのかが、全く理解できなかったんですねー。

学校では、男の子のことばかり考えていましたよ・・・(笑)


今もそれは続いていて、嫌いな勉強は全くできません。




ということで、

小学校で成績が良くても、

後々こうなっちゃうぞ、という例が1番身近にあるため、

どうも教育熱心になれない。

(進学校に進んだということで、得することはあると思いますが)




でも、やっぱりちょっと気になったので、

学校の低学年を担当される先生に尋ねたことがあります。


その先生は、本当に子どものことを考えて教育にあたられている、

とてもすばらしい先生です。


その先生曰く、

「入学までに、ひらがなが読めると、

いろんな書いてあることがわかるので、

学校生活が楽しく感じるってことはあると思う。


でも、書けなくても全く問題ない。


一からゆっくりと教えるから。


確かに、何でもできると、

通知表の成績は良くなるかもしれないけど、

小学校6年間の長い目で見ると、

最初、出来なかった子の方が、

後の伸びがとってもいいみたい。」




ひらがなや数字の最初の段階って、

「自分から知りたい」と

まず、感じることが大切なんじゃないかな?と思います。

「知りたい」と思う前に、

形だけをどんどん教え込むって、どうなのかな?


確かに、知識を詰め込むことが有効なこともありますが、

最初だけでも、


知りたい


→やってみた


→できない


→自分で尋ねた、練習(勉強)した


→わかった!!



ってことを大切にしたいなーと思います。



うちのチビたちが、

そんなゆっくりな過程を大切に見守ってくださる先生に

出会えたらいいなー。


保育園選びは、大成功だったようですニコニコ




園選びのことを書き始めたのに、

余計なことまで書いてしまいましたが・・・


今から幼稚園、保育園を選ぶ方は、

しーーーっかり選んだ方がいいみたいですよー。